昨日に引き続いて、東海汽船さるびあ丸による東京〜千葉〜横浜〜東京間の東京湾エンターティメント・クルージング乗船記、その2でございます。
さて千葉港を12時に出港したさるびあ丸は次の寄港地、横浜港まで約2時間の船旅。
Aデッキの特設ステージでは、この船が夏の間の夜間にアルバイトでやっている東京湾納涼船の名物、浴衣ダンサーズによるダンスステージが始まりました。
っていうか、東京〜千葉間でも2回のステージをやっていたのですが、わたしの場合、まわりの景色を見るのに夢中で全然気にも留めていませんでした。
以前、もうだいぶ昔に、東京湾納涼船にわたしが乗船したときはこんなショーは無かったのではじめて見るダンスパフォーマンス。
ステージの最前列には、ダンサーズの追っかけとおぼしき若い男性たちが陣取り、大いに盛り上がっています。さらにDJがかける音楽もノリのいい、しかも誰でも知っている曲ばかりで、老若男女みんなが楽しめます。
それにしても浴衣姿に雪駄でよくぞこんなに踊れるものだとそのパワフルでスタイリッシュなダンスに感心してしまいました。
誰だ? 浴衣のおねいさんなんか全然興味が無いなんて言っていたヤツは!・・・・・わたしです。すみません・・・
さて、さるびあ丸は東京湾アクアラインを通過、左舷には遠く海ほたるが、そして右舷にはこのようにごく近くに人工島の風の塔が見えてきました。いよいよ横浜も間近です。
いよいよ横浜入港、本牧のコンテナバースにはMOL BRAVERYとAPL AUSTRALIAのどちらも老舗海運会社系のコンテナ船が接岸中。
古い客船ファンとしてはこういう光景を見ると、遥か昔、大桟橋にあるぜんちな丸やプレジデント・ウィルソンが停泊していた時代に思いをはせてしまいます。
横浜ベイブリッジを通過。
これまた見慣れた光景ですが、このクルーズのいいところはこうして二つの名物大橋を通過、見比べ出来ること。
わたしはやっぱりデザイン的にはレインボーブリッジのほうが好みですね。
大桟橋が近づいてきました。
ふだん船を見るのにこの大桟橋に行くことが一番多いわたしとしては、なんとなく「帰ってきた!」という感じがしてしまいました。
世界一周を終えてこの港に帰ってきた方たちの気持ちがほんのちょっと分かったような・・・
見慣れたみなとみらいと赤レンガの風景もなんだか新鮮に見えます。
こうして各港を比較してみると、横浜港って、見える範囲に、赤レンガ倉庫や三塔、氷川丸、ホテル・ニューグランドなど、歴史的な建物が点在していて歴史ある港町だなあとつくづく感じました。
それに較べて、東京港は未来都市、千葉港は工業都市という感じで、今回三つの港を興味深く比較することが出来ました。
無事、大桟橋に接岸。
ターミナルロビーのガラスにこのさるびあ丸の特徴ある、ミニふじ丸風のデッキの造形が写っています。
今回、この横浜港で船を下りたのは、なんと約300人、たいしてここから乗船したのはたったの約20人(松沢成文神奈川県知事を含む)
したがってこの船の横浜港〜東京港の乗客は600人強に減ってしまいました。
赤レンガパークから見た、大桟橋停泊中のさるびあ丸の姿です。
もちろん今回のクルーズではこんな情景をスケッチしている余裕はありませんので、あくまで想像図です。
次回、横浜港を離れたさるびあ丸は出発港の東京港に戻ります。
PUNIPさま
こんにちわ。
浴衣ダンサーズのおねいさん登場!ということで、私も登場です(違)。
普段はなかなか見ることのできない東京湾の海からの眺めを堪能できたようでよかったですね!いろいろな発見があったのではないでしょうか?想像を上回る人出だったようですが、楽しみも想像以上だったようですね。私も行きたかったです・・・。今回は都合が付かず本当に残念でした。
横浜の海からの風景、いいですね!以前シーバスで1回だけ見たことがありますが、あの頃はまだ大桟橋がリニューアル工事中でした。赤レンガ倉庫も今はこんなにきれいに整備されているのですね。また久しぶりに行きたくなってしましました。
では、失礼します。
想像でこんなに素敵に描けるとは恐れ入りました!
ポチ論!です。
世界一周から戻ってきた時、晴海が見えたときの感激はそれはそれは涙ものでした。そんなに嬉しいなら他国に行く必要はなかったと皆で大笑いしたものです。
浴衣ダンサーズ、楽しまれましたね。
国旗のこと早とちりでした、御免なさい。
2枚目の写真、「風の塔」って言うんですね。
先月、ぱしびい船上からこの造形物の写真を撮ったものの、はて?こいつはなんじゃ!???って状態でした。
それにしても、やっぱり横浜の港の風景っていいですね。
大桟橋や赤レンガも「船の上から見たらこんな感じなんやぁ、、、」ってのが分かりましたし、普段見慣れていない角度からの写真がたくさんで楽しませてもらいました。
鉄軌星斗さん、こういった各港の海からの眺めは普段、それぞれの港内クルーズ船や水上バスで見慣れているはずなのですが、なぜか新鮮でした。
横浜港も、これから秋の外国船シーズン賑わってきます。
ぜひまた、おいでください。
らつ子さん、ポチ、ありがとうございます。
想像図はわたしの最も得意とする絵なのですが、たいていの場合、それが現実になると船の向きが逆だったり、位置がだいぶずれていたりします(笑)
でも、ありえない光景を描くのは面白いです。たとえば以前、タイタニックを横浜港大桟橋に接岸させてみたりしました。
このすけさん、風の塔は東京湾アクアラインのトンネル部分のベンチレーターの役目をしています。
http://www.kajima.co.jp/news/digest/jan_1998/tokushu/toku3.htm
今回、こんなに近くでじっくり見たのは初めてです。
今度、イラスト化してみますね。
横浜のこの風景はロイヤルウイングなど、港内クルーズ船に乗ればじっくり見ることが出来ますよ。
横浜の港を見ると、なんか嬉しくなるから不思議です♪♪
こんな風に、東京〜千葉〜横浜を巡るのも素敵な船旅ですね〜♪♪
キキさん、わたしもなんだか嬉しかったです。
昔から船を見に来るのはいつもここだったからなのでしょうね。
本当に大桟橋も、そこから見える景色も素敵ですね。
この航路、もし開設されたらぜひキキさんもご乗船を!
でました、「ゆかたのおねいちゃま」(^◇^)
わ・・・若い・・(爆)
いいなあ・・このクルージング・・
(いえ、おねいさま方ばかりではありませんよ・・笑)
・・ぐすん・・
ロイヤル・ウィング・・
乗るべきでした・・
てか、このクルーズ自体・・
またやっていただきたいなあ・・・
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