2003年6月から17回にわたって日本のNPO、ピースボートのチャーターで地球一周クルーズを行ってきたパナマ船籍の超ベテラン客船、TSS THE TOPAZ「ザ・トパーズ」(32327トン、1955年建造)
いよいよ、明日4月28日12時、彼女の最後のクルーズである第60回地球一周を終えて横浜港大桟橋に戻ってきます。
今までわたしのところに入っている情報によれば、その後の彼女のスケジュールは以下の通りです(変更の可能性あり)
4月28日(月)
9:30ごろ 三浦半島観音崎沖を通過
12:00 横浜港大桟橋Bバース接岸、「帰港式」の開催
4月29日(火)
9:00 横浜港大桟橋離岸
9:30ごろ 横浜港大黒埠頭L−4バース接岸、ピースボートの備品の搬出作業開始
4月30日(水)
20:00 横浜港大黒埠頭離岸
5月1日(木)
0:05ごろ 三浦半島観音崎沖を通過
その後の目的地は公式には明らかにされていません。
あまり想像はしたくありませんが、おそらく大型船舶の解体で有名なインド北西部のアラングという町の干潟だと思います。
どうしても最後の彼女の姿を間近で見たいわたしは明日の横浜入港をなんとか仕事の都合をつけて見に行くことにしました。
そして最後の30日も大黒埠頭で、終焉の地への旅立ちを待つ彼女の姿をカメラに収めたいと思っています。
そんな彼女の52年もの外航大型客船としては桁外れに永かった生涯はこちらのわたしのブログ記事をご覧ください。
また今回の彼女の動向の情報については、これまで何度もピースボートの航海を経験している船旅ルポライターのカナマルトモヨシ氏から教えていただくことが出来ました。この場を借りてお礼申し上げます。
カナマル氏のブログ「航海作家カナマルトモヨシの船旅人生」には彼女の航海の記録が事細かく掲載され、連載中です。氏の彼女に対する思い入れの深さがその文章からにじみ出ていますので、ぜひご覧になってください。
イラストは当初、観音崎沖を30日の昼間に通過する予定で、わたしも駆けつけてお別れをするつもりでいた、「ザ・トパーズ」です(東京マーチスを大きく描きすぎてしまいました)。
この絵のようにファンネルマークやロゴは塗りつぶされ、全く別の船名が小さく書かれていることではないかと思います。
ただし、現在の予定では真夜中の通過なので現実にはこうした姿を肉眼で見ることは出来無いでしょう。
遥か離れた多摩の地より、彼女の目的地までの安航を切に祈りたいと思っています。
こんばんは。ついにこの時が来てしまいました。
29日はいつものように始発で大桟橋に見送りに行きます。
その模様は後日UPいたします。現在の所天候は良い方向です。
いい日旅立ちになって欲しいと願っています。
今日の午後には、さっそくPUNIPさんの予想通りの姿になったようですね。さすがいちばんお好きな船だけあってお見事です。しかしペンキで文字を消す作業、大さん橋でみんなの見ている前でやるんですね。明日大黒に移ってからだと思っていました。見ているほうは寂しさマックスです・・・。
でも最後に見られて本当に良かったです。
そっか、この日 いきなりフアンになっちゃったんだマロ。
PUNIPしゃん いつまでも船への優しい眼差しがあって素敵だよ〜☆
岬の雰囲気が出ているこの一枚にもPochi☆
クジラさん、ついに来てしまいましたね。本当に残念です。
アントンさん、ブログ拝見してびっくりしました。まさかあそこで消し始めるとは!と言う感じです。大黒でやればいいのに!
とんとんしゃん、ありがとです。
先日、三浦半島小旅行をしたときに撮った観音崎の写真をもとに描きました。
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