「氷川丸｣　大洗港に到着

ＵＳＯウェブニュース、１１月１日付けより転載＞

現在日本一周クルーズを続けている横浜港の保存客船「氷川丸」は本日、茨城県の大洗港に入港し、接岸した埠頭では盛大な入港歓迎セレモニーが行われた。同船は５日（水）まで同港に停泊・滞在して、乗客２００人は筑波山や水戸偕楽園などの近隣の観光名所を巡るツアーに参加する。その後、同船は太平洋をずっと南下して今月の８日に小笠原諸島の父島に到着、その後は北上して千葉の館山港、神奈川の横須賀港、東京港経由で２２日（土）には母港である横浜港に戻ってその４ヵ月半に渡る日本一周の旅を終える予定になっている。">現在日本一周クルーズを続けている横浜港の保存客船「氷川丸」は本日、茨城県の大洗港に入港し、接岸した埠頭では盛大な入港歓迎セレモニーが行われた。同船は５日（水）まで同港に停泊・滞在して、乗客２００人は筑波山や水戸偕楽園などの近隣の観光名所を巡るツアーに参加する。その後、同船は太平洋をずっと南下して今月の８日に小笠原諸島の父島に到着、その後は北上して千葉の館山港、神奈川の横須賀港、東京港経由で２２日（土）には母港である横浜港に戻ってその４ヵ月半に渡る日本一周の旅を終える予定になっている。

「氷川丸」は三陸海岸を南下し、北関東まで戻ってきました。

このまま、房総半島をぐるっと廻って、東京湾に入ってしまえば母港の横浜港はすぐそこなのですが、どんどん南下してはるか南の島までいったん足を伸ばすことになりました。

どうか関東地方の皆さん、もうしばらくお待ちくださいね。

茨城県の海岸線のほぼ中央に位置するこの大洗港は、いまでは首都圏から北海道に直接行く唯一の長距離フェリー航路になってしまった商船三井フェリーの苫小牧航路の発着ターミナルになっています。

イラストの右側のフェリーがその一隻「さんふらわあ さっぽろ」（１３６５４トン、１９９８年建造）で、その左手のタワーは大洗港のシンボル「大洗マリンタワー」、そのななめ下の黒い船らしきものは大洗港内遊覧船の「ダイビング・パイレーツ」 のつもりです。

またこの大洗港から北に数キロ行ったひたちなか市 那珂湊港にはかつての漁業練習船「常陽丸」（８３トン、１９７３年建造）が陸揚げ保存されています。

「氷川丸」と違って船体の傷みはかなり激しいですが、土日は船内も一般公開されていますので近くに行くことがありましたらぜひ立ち寄ってみてください。
これからの季節、このあたりの名物あんこう鍋も美味しいですよ。

<pre class="wiki">なお、何度かご案内していますが、これらの「氷川丸」日本一周の記事は、わたしＰＵＮＩＰが勝手に考えた仮想（ヴァーチャル)クルーズであり、現実の話ではありません。
くれぐれも日本郵船さんや大洗港など、関係各機関に問い合わせたりなさらないようお願いします。
本物の「氷川丸」はずっと横浜港、山下公園に繋留されています