なつかしの長距離フェリーシリーズ(?)第二弾は現在の太平洋フェリーの前身である太平洋沿海フェリーも「だいせつ」(11879トン、1975年建造)です。
同型姉妹船だった先代「いしかり」とともに、深紅の2本ラインがお洒落な実にスタイリッシュな大型フェリー。煙突の前部に設けられた2階建ての展望ラウンジが際立った特徴を見せていました。
その後、現在の太平洋フェリーに移籍を経て1985年に東日本フェリー(初代)に転売され、初代「ばるな」として室蘭〜大洗航路に配属されましたが、たった2年でギリシャに売られてしまい、現在は「ラト」LATOという名前で地中海で活躍しているようです。
こちらのサイトで彼女の現在の姿らしき画像を見ることが出来ますが、太平洋フェリー時代に行われた船体延長工事に加えて、船尾部分にも船室を増築されてしまい、このイラスト当時のかっこよさはどこにも残っていません。
このサイトを見ていて面白いのはこの船のトン数、どう見ても国際総トンでは3万トン近くありそうなのに「15404トン」と「だいせつ」当時と較べて大して増えていないこと・・・
ギリシャも日本と同様にフェリーの車両甲板を総トン数に加えないという独自の総トン数計算方法を取っているのでしょうか?
古い記事に恐縮ですが、姉妹船「いしかり」の写真が出てきましたのでTBさせて頂きました。
リンク先の現在の姿を拝見しましたが、ギリシャは無茶しよんな〜って感じです。せっかくの姿が台無し!
DOCKさん、トラックバックありがとうございます。
初代「いしかり」かっこよかったです。
今度のいしかりは…「きそ」とほとんど一緒なだけになんとも微妙…かな?
太平洋沿海フェリー時代のだいせつですね!
いしかり、あるかす、あるびれおと共に何度か乗船しました。
とても良い思い出です。
ナナさん、ずいぶんいろいろなフェリーにご乗船なんですね。
また、懐かしい船をいろいろ描いてみますのでよろしくお願いします。
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