今回はちょっと趣向を変えて…映画のポスタータッチで
先月の話ですが、フィラデルフィアでずっと繋留中の保存客船「ユナイテッド ステイツ」SS United States(50924トン、1953年建造)がいよいよ存亡の危機に立たされているというニュースと、アメリカ映画「バック トゥ ザ フューチャー」(1985年公開)でマーティとドクがデロリアンを改造したタイムマシンで行った未来に現在がついになってしまったというニュースが、自分の頭の中でどういうわけかシンクロしてしまい、こんな絵を描いてしまいました。
上が、まだ「ユナイテッド・ステイツ」が処女航海で北大西洋横断新記録のブルーリボン賞を取ったのも記憶に新しい、栄光に溢れたころ(つまり映画から30年前)のニューヨーク港
黄色いクルマは1954年型シボレー・コルベット(C1) ユーミンの唄にも出てくるアメリカン・グラフティ的なクルマですね。
デロリアンは映画でマーティとドクが乗って30年前の過去に行ったときのなぜか生ごみを燃料とするタイムマシーンです。
下は「ユナイテッド・ステイツ」が荒れ放題で寂しく繋留されている現在(つまり映画から30年後)のフィラデルフィア港
黄色いクルマは2014年型シボレー・コルベット・スティングレイ(C7)
デロリアンは最近アメリカで計画されている電気自動車(EV)仕様です。
「ユナイテッド・ステイツ」は最近、ニューヨーク港に曳航されて大修理され「氷川丸」や「クイーン・メリー」のような保存博物館として公開されるという話も出ていますが、そのプロジェクトには気の遠くなるような莫大な費用が掛かるため、まだまだ予断が許さない状況です。
数年後には上のような姿に完全復活した最後のブルーリボンホルダーの麗姿が見られるようになってもらいたいですね。
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