30分ほどの散策を終えてあのカリメロのピックアップを待つ。
3台のタクシーが行儀よく駐車する。
大型バスでは入れないほどのこの街は交通のエチケットが厳しいらしく女性の警察官が険しい表情で彼らを誘導している。
待ちの時間に他の車に乗った人達から我々に感想を求められる。
どうやらカリメロの兄は無口で運転も大人しいらしい。
真逆を伝えると2台に分乗している16人からの笑い声。
天空都市カステルモーラと名物Barトゥリシを後にタオルミーナへ。
20分ほどのドライブの助手席に当たったのは20代の新婚さん達だった。
陽気な奥さんは助手席の彼の横で英語は二人とも喋ることが出来ないので助けがほしいと伝えるが御構い無しのカリメロ攻撃に車内の雰囲気は格段に良くなった。
やはりいけにえは若いに限るのか・・・。
カリメロのアクセルとハンドルは先ほどよりも軽快にタオルミーナを近づけた。
コメントを投稿する
コメントを書く