ツキヂ書店の閉店セールでゲットしました。
定価税込価格:1,470円が1,000-ポッキリ!!
とても得した気分です。
橘丸
モデルアート 日本の客船シリーズ No.001
発行: モデルアート 著者:西村慶明 B5版 2006年7月12日発行 税込価格:1,470円
内容目次
「橘丸」ノスタルジア 〜ある客船の波乱に満ちた生涯〜 側面図で見る「橘丸」の変遷 船体配置図・シップデータ 軍徴用時代の航跡 元橘丸航海士 川端輝男氏インタビュー
内容紹介
「橘丸」は昭和10年に、大島航路に向けた先進的なデザインの豪華客船として完成しました。 しかし、戦時中には病院船として海軍や陸軍の船として働き、空襲による沈没やアメリカ海軍による拿捕を経験するなど、波乱に富む生涯を送った客船です。 この本では、戦前からの貴重な写真を多数収録したほか、塗装ガイドなども収録、モデラーだけでなくヒストリアンにも、艦船ファンの皆様に広くお薦めできる内容となっています。
与太爺的感想
シリーズ第一冊目。 四方を海で囲まれている日本列島において、各所で活躍した多くの客船たち。 特徴のあるデザインや、波乱に満ちた生涯など、その「船の歴史と物語」は形として語り継がれるべきものだと思います。 このシリーズはこういった観点から特徴のある船をピックアップして、掘り下げた形で解説をしてくれる貴重なシリーズです。
元・航海士の方のお話もあるのが、興味そそられますね。
戦争で次々、エエ客船が犠牲になったのは心痛みます。
私も買いました。このシリーズは内容も充実していますが、価格設定が良心的なのが嬉しいですね。
このシリーズは模型を作るときの参考資料って言う側面が強い本ですからね。船そのもののアウトラインを明確にするには、クルーの逸話などは良い資料なんだろうと思います。
発行部数がそれほど多くないでしょうから、コスト的にはギリギリなんでしょうね。
橘丸と言えば「橘丸事件」を思い出します。この船は白黒写真でしか知らなかったので、2枚目の写真の綺麗さには驚きました。
「橘丸事件」は、米軍の対応こそが賞賛されるべき事件と理解しています。
この件に関しては、柳原画伯と、当本の著者西村氏の「”橘丸”物語り」が詳しいですね。
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