
トラベルビジョンの記事について...

皆さんからのご意見も一段落付いたようですので...
私の印象をまとめて書きます。
この記事の著者さん、海事関係ではかなり著名なライターさんです。
それこそいろいろな雑誌や専門誌などへの執筆多数。
とくに海人社の世界の艦船で年末に掲載されるクルーズ展望の記事を数年にわたって手掛けるなど、知識と見識には定評のある方です。
そんな方が、こういう記事を書いてしまった...
まぁ、書かせたっていうのが真実なんでしょうけど...
これがなにより一番の問題でしょうね...
私達は本来であれば信頼に足る一人のライターを失ったと言わざるを得ません。
以下は個別に...
1泊あたり9000円以下なのだ。
クルーズ価格そのものが安いかどうかっていう議論はココでは置いておいて...
複数の方が指摘されてましたが、この記事の中での"嘘"をもっとも象徴する部分。
なぜ諸費用を除いて計算するのか...
私には理解できません。
乗船に際して、ご自分で費用を払われていないんでしょうね...
払っていれば、自らが払った金額を偽ることなどないでしょう。
昨今、行政指導などもあって、パックツアーなどでも燃油サーチャージなどを含んだ総合表示へと変わってきているのに、なぜかクルーズだけはこの諸費用を別にするっていう表記がいまだにまかり通っています。
何故なんでしょうね?
百万遍、問いただしたい部分です。
あと、この表記...
なお、RCIのクルーズは通常、客室の予約状況に応じて料金が動くドル建て・変 動制を導入しているが、日本発着クルーズのみ、旅行会社の事務処理の簡素化や 顧客にとっての料金のわかりやすさなどの理由で円建て・固定制となっている。
これもねぇ...
こんな急激な為替変動があったりすると、たとえば今回は円高に動いたからこんなことが言えてるのであって、円安に動いてたら、本当に固定制で行ってたのかっていう部分は信用できないですからね...なにせ諸費用は別なんですから...
旅行社側に都合の良い解釈としか受け取れません。
アジアのテイストも含む料理に舌鼓
まぁ、料理の感想については個人の印象に左右されるのはいたし方の無いところではあります。
この記事では、種類の豊富さを持って良しとしている内容になっているようですが...
"その味わいもなかなかのもの"っていう表現は微妙かなぁ...
例えば、"何に比べて"みたいな記述があると説得力もあると思うのですが...
コレだけ読んだ方は、「ああ、美味しいんだ...」って思っちゃいますよね。
この部分については、"過大評価"とされたコメントがありましたが、私もそう思います。
基準が示されていないのが何よりも問題ですね...
※まぁ、"食"で基準を示すって難しいのは百も承知の上ですが...
非常に満足度の高いものだったといえるだろう
これも否定意見をばっさりと切り捨てた乱暴な結論ですね...
もしくは、著者はそう思ったっていう程度のことです。
書かれていないことが多すぎる
これも複数のコメントをいただいた部分。
いわゆる船社や旅行代理店にとって好ましくない情報については、ほとんどスルーされているのが実情でしょうね。何処の誰がスポンサーになって書かせた記事なのかが少なからず浮かび上がっている部分なのかもしれません。
そんな状況下で著者の良心から出たと思われる精一杯の発信部分と思われる
・客層による船内の雰囲気の変化。それを明示する必要性
・寄港地ツアーの貧弱さ
・港湾局やCIQなどへの協力要請
っていう部分は、評価するべきと考えます。
本来なら書きたかったけど書けなかった部分と受け取ることも可能な訳です。
まぁ、切り捨ててしまえば、提灯記事っていう言葉で片付けられる問題なのでしょうけど、こういう記事を書かせるスポンサーや、ほいほいと載せてしまうメディアっていうのは、今後は「そういう事をするところなんだ」っていう冷めた目で接する必要があるっていうことなのだろうと思います。
何時までも客を小馬鹿にしているようなこういう記事...
もういいかげんに止めて欲しいなぁ...
ツィッターへ投げる時に「諸刃の剣」と書いたのは、乗っていない読者にはいい事尽くめの記事だけど、乗っていた読者からすればとんでもない記事っていう2面性を言いたかった為です。だからこそ、乗っていた皆さんに読んで欲しい記事だった訳で...

写真はディナータイムで見た夕陽の風景。
Sakichoさんの記事での話題です。
※この記事の内容的にトラバするには無理があるのでご紹介のみとさせていただきます。
関連記事
皆さんの貴重なコメントをいただいた記事
Legend of The Seas博多発着のレポート
元記事
現地レポート:RCI、レジェンドの福岡発着アジア、日本沿岸クルーズ
書庫:クルーズ
シリーズページを見る伊勢湾ランチバイキングクルーズ
コメント
15件記事の内容はボクのような一度もクルーズを愉しんだことのない者にとってはすごく興味を引く内容でした。 《複数の方が指摘されてましたが、この記事の中での"嘘"をもっとも象徴する部分。なぜ諸費用を除いて計算するのか..》 これは、ボクたちアマチュア写真家仲間のあいだの会話でも安いから乗ったら、でも諸経費はこのくらい掛かるよと別計算して話し合っていますが結構ややこしいですね。 最近の安いクルーズは《寄港地ツアーの貧弱》なのがいけませんね。 そうすると、今度の日本基点のクルーズってほとんど△か×ですね。 レジェンドしかりフォレンダムしかり どっちにしても行けませんけど(;^_^A アセアセ・・・

Sakichoさん、おはようございます。 そうなんです。そういう意味ではこの記事は目的を果たしているって言えるんでしょうね。決して褒められる成果とは思いませんが... 誰でもが気軽に乗れる時代が正しくやってきてほしいものです。
おはようございます。 この人、船に詳しいライターなんですか。 では、諸費用込みで書かないなんて、確信犯じゃないですか? ご本人にとって一番、諸刃の刀ですね。 現に与太爺さんは、ライターを失ったとおっしゃっているわけで。 昔、音楽学者の友人と話したことがあります。 CD評を雑誌に書くのに、感心しない演奏を 良くないと書けば仕事が来なくなる。 良いと書けば自分の見識を疑われる。 なかなか難しいと。 でも、その話をしたのは20代の頃です。 それをうまくやるのがプロということですから、 あそこまで業者寄りだと、 やはり、実績を積んだライターとしてはちょっと、 っていうことになるでしょうね。 トラベルビジョン自体が業者向けじゃないかっていう気もしますけど。 そんなことはないのですか? 御用ライターになっちゃったとか。
肝心なことを言い忘れました。 要は、何事も誰かの評など信じずに、 自分で確かめないとだめってことですね。 一回は損する覚悟が無いと。

hortensiaさん、おはようございます。 こういう見方もあるんです。 「あまりにも見え透いてる記述に裏はないか...」 まぁ、取り方はいろいろですけどね。 でもそれにしたってやりようはある訳で... 私にとってはこれはNGです。 「トラベルビジョン自体が業者向け?」 というよりは所詮ADなんですよ。プレスじゃありません。 そこの部分だと思います。 「自分で確かめないとだめ」 究極はそうなるとおもいます。 まぁ、それも限界がありますから、信用の置けるソースの確保っていうのが何より大事なのではないかと思います。
与太爺さん おはようございます。 RCIは、カジュアル船であるにも関わらず、高級船であると思わせる書き方は誤解を招きますね。 自分達で乗船して、その肌で感じて船を選んでいくようにしていますが、RCIはフレンドリーで気軽に乗れるカジュアル船です。 適性価格ならば、寄港地を考慮した上で、乗船もありえますが。。。 日本人の考えたボラれ価格では、全く魅力を感じませんね。

ぼるキャビさん、おはようございます。 業界が言う「安い」と消費者が思う「安い」は別物と考えれば腹も立たないですよ。おっしゃられているように、自らが適性価格と思えるかどうかでしょうね。 情報の精査選択は必要ですが、ネット上の個人発信の情報は貴重なんだと思っています。
このトラベルビジョンの記事を遡ったらこんなのがありました。 http://www.travelvision.jp/event/detail.php?id=48619 旅行の目的にあわせてクルーズを紹介 クルーズは特別ではなく、旅行商品のひとつ 1度乗るとリピーターになるのがクルーズ 最初に間違うと2度と行かないのもクルーズ さすがJTBです。

cruise_qm2さん、こんにちは。 言い得て妙ですね。 昨今の業界はやることなすこと後者のような気がしますが… ※JTB以外?…(^^;)
そうか。一回損すると、二度と行かなくなっちゃいますね。 朝、急いで書くとろくなこと書かないみたいで、失礼しました。 それにしても、やっぱり、リピーターが増えなくてもいいって 言っているみたいですね。 何か、言いたいこと、どんどん出てきます。

hortensiaさん、こんにちは。 所詮、営利企業ですから。 ただ、この業界はちょっと露骨というかお粗末というか... そんな感じですかね...
船旅を初めてトライする方には罪が重い。って、感じてます。 「提灯」って眉唾で読んだとしても、特に価格は数字で表現されている訳ですし。 私自身、つい先頃クルーズデビューしたばかりですから「こんなパンフレット見たけど、ホントはどうなのかな?」って調べて、この記事に当たったら鵜呑みにしますよね。 「クルーズは値段が高くてつまらない。お食事だって、食べられるモノ探して苦労しちゃった。どこへ行っても行列だし。普通のツアーの方がいいわよ」 …なんてね。 この記事鵜呑みにして、家族で楽しめるカジュアル船に何十万円も払って「豪華客船」と思って乗船したら、こういう意見が大半なんじゃないでしょうか? お金貰って書く記事は、提灯に成らざるを得ないのか? ライターさんの資質か? メディアの責任か? だからこそ、与太爺さんの記事が、私たちに与える影響が大きいのかもしれません。 今後のご活躍に、さらに期待しておりますm(_ _)m

まりさん、こんばんは。 この件は業界の問題でしょうね。 こんなことやっても許されると思ってること事態がすでにずれてる証拠ですよ。 まぁ、今頃の方は、まずはネットで情報収集っていう方も少なくないですし...その場合の情報の取捨選択はなかなか難しい問題ではあるのですが... 最近感じてることなんですけどね。 個人のネットの影響力なんてたかが知れてるっていう実感。 そりゃ、一日に数万ヒットするような人気サイトなら解りませんが... ウチ程度の規模だとね... だからこそ、個人同士がネットワーク化されないとムーブメントは起こせないっていう感覚はあるんですが... でも、愛好家さんたちを集約するのはこれまた至難かなと... 価値観がねぇ... ある意味、代理店の思う壺状態な状況だと思う訳です。 なんとかもっと我々に良い状態にできないかなぁと思う今日この頃です。

内緒さん、おはようございます。 う〜ん... さすがに良くご存知で...(^^;) そう、大っ嫌いなんですよ。 まぁそのあたりの経緯はこのブログでも記事にしてますので。 私があちらへ行くことはありません。 どこで誰が起点になってもいいんですよ。 なにか成果が見てみたいっていう気分です。

内緒さん、おはようございます。 ちゃいますちゃいます...(^^;) この件では無関係です。 まぁでも、「多様な価値観」っていうのはそういうことも含んでいる訳で... だからこそ難しいんです...
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