何と言っても、地名の如く英国の方々はじめフランスなどヨーロッパからのロイヤリストたちの「本物」が洋上から見れる事だと私は感じております。20年ほど前からナイアガラ~トロント~モントリオール~ケベックシティまでの距離感を全く解らない、丁度今頃の季節に......
何と言っても、地名の如く英国の方々はじめフランスなどヨーロッパからのロイヤリストたちの「本物」が洋上から見れる事だと私は感じております。20年ほど前からナイアガラ~トロント~モントリオール~ケベックシティまでの距離感を全く解らない、丁度今頃の季節に紅葉を求めて日本人、中国人はじめアジア系がバスで弾丸ライナーの様に、一気に走り抜けているバス移動ツアーが大挙しています。それは確かに「紅葉」の美しさをただ肉眼で「見る」事はできますが、800Kmの移動距離が18時間のフライトの後どうなるか・・本当にただ行っただけなのに対して、クルーズでのニューイングランドは、自分達ロイヤリストたちの第二の理想郷をノリマンディから大西洋を渡り、セントローレンス河を北上しセントローレンス河が狭くなる場所ケベック(アルゴンキン先住民の言葉で「河が狭くなる場所」の意)まで遡上してカナダを開拓した人々の風景、「海から始まる歴史の物語」が肉眼で見るのではなく、「心」で静かに「観る」事ができます。船上から見る紅葉に飾られた自然は洗練された街並みは大型バスで「通過」する「メープル街道の旅」とは一線を画した文字どおり
NEW ENGLANDが見えてきます。
NEWYORK、BOSTON双方共に、元々英国の地名でNEW YORKのマンハッタン、BOSTONブルックリン橋近くからの出港はどちから出港しても「海から始まる歴史の物語」のスタートに相応しく溜まらなく感動します。ロックランド、ハリファックス、シドニー、シャーロットタウンなどのどこの寄港地も洗練されていて好きですが、特に好きなのはセントローレンス河から一つ外れフィヨルドが一つありかなりの入り江で奥地の「サグネ」という村までの数十Kmまでの「サグネフィヨルドシーニッククルーズ」はケベックシティ入港と共にNEW ENGLAND CRUISEでのハイライトと言っても過言ではありません。勿論クルーズ会社を良く吟味しないと「本物の文化」は見ることはできません。個人的にはHOLANDがプログラムとしてしっかりしていると思います。
出かけるのであれば9月ラスト~10月上旬です。北米西海岸とは全く違った文化、歴史、自然を見ることができ一押しです。
日本ではなく世界のクルーズ愛好家に支持される客船は「人知れず売れる」のでベストシーズンは世界のクルーズ愛好家は知っており、予約は1年前から始まるので来年のベストシーズンの予約のピークは実は今です。底値で希望するタイプのキャビンを押さえるのであれば。地中海、アラスカと異なり紅葉をめがけてなればベストは1本か2本の為、世界中のクルーズ愛好家がこの時を待って予約しています。