ホーランド・アメリカ・ライン、2021年カナダ発着クルーズ全便を休止

ホーランド・アメリカ・ラインは、クルーズ運航の一時停止を延長し、2021年に向けてカナダの港を出発または港で終了するすべての航海を対象とします。この決定は、カナダ運輸省がカナダの港や海域を旅客船に閉鎖する暫定命令を出したことを受けたものです。影響を受ける航海は、今年の夏から秋にかけてのアラスカクルーズ数本、カナダ・ニューイングランドクルーズ3本、太平洋沿岸クルーズ2本、およびすべてのランド＋シージャーニーです。なお、5月中旬に出発するワシントン州シアトル発のアラスカ・クルーズは、カナダと米国の政府当局の間で、これらのクルーズを維持するための道筋を見つけるための協議が続けられており、中止されることはありません。

今後、詳細が判明次第、お知らせいたします。アラスカクルーズおよびランド＋シージャーニーで、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーをゲートウェイとするクルーズに参加されるお客様は、現時点ではシアトル往復クルーズに移行することはできませんが、今後の発表があるまでお待ちください。2022年のアラスカおよびカナダ・ニューイングランドクルーズはすべて予定通り運航され、カナダの暫定命令は2022年2月28日に失効することになっています。

ホーランドアメリカラインは、2022年に同等のクルーズまたはランド+シージャーニーを2021年に支払った運賃で自動的に再予約する、または払い戻しを受けるなどの選択肢をお客様およびそのトラベルアドバイザーに通知しています。同社は、米国疾病管理予防センター（CDC）が定めたプロトコルに従い、適切な時期に出航を許可するためのすべての要件を満たすために、船舶の準備と手順を実施しています。