ホテルは、アテネヒルトン
6月25日、成田発のエミレーツ。乗務員は皆、優しく、制服が異国情緒を誘う。定刻通りの発。10時間余りのフライトが始まった。快適なフライトだったが、唯一機内食の塩分の多さには閉口した。ドバイでは、7時間余りのトランジット待ち。エミレーツのカウンターでボーディングパスを見せて、無料の食事券をもらう。空港内には、多くの食事処があるが、この券が有効なところは、限られている。券の裏に印刷されている文字が小さくて、かなり読みにくい。トランジットは、この空港では、connectionと表示されている。また、トランジットの飛行機の出発ゲートは、その2時間前ほどにならないと決まらない。そしてその結果は、壁にある電光掲示板に表示されるまで、かなりの時間がかかる。手持ちのボーディングパスにあるバーコードを読み取る装置が大きな通路の中央にあり、それでゲート名とそこへの行き方が画面の地図上に矢印で表示される。それをぜひ、活用してもらいたい。AとBC間のゲートの移動には、電車とエレベーターを使う。ドバイ発、アテネ行きも定刻通り。こちらも快適。しかし、こちらもやはり、機内食はかなり塩分過多だった。今回の旅で、必要な英語力はそれほど高い必要はなかった。ドバイは「デュバイ」、アテネは「アセンス」ということを知っていれば良いと思う。また、パルテノン神殿に行ったのだが、パルテノンよりも「アクロポリス」と言った方が現地の人々とより簡単にコミュニケーションが取れる。アテネ空港に着くと、すぐ前にメトロ、バス、タクシーなどの交通機関が並んでいて、表示もわかりやすい。今回は、アテネ市内中心地までメトロを選んだ。2Fにある切符売り場、向かって右側で切符を買う。左にあるのは、近郊など別路線の売り場なので気を付けよう。窓口の上には英語の表示があるので、よく確かめればOKだ。今回は3人旅だったので、3人用の切符を買った。メトロは3人だと割引があるのが嬉しい。メトロは、時間通りに3~5分間隔で運行されている。また、多くの駅のホームには、電光掲示板があり、次とその次の列車の時刻が1分単位で表示されているので、安心だった。空港から、中心地のシンタグマまでは、15駅ほどだ。ネットの情報だと20~30分とあったが、実際は55分くらい。列車はわりとゆっくりの速度で、また、各駅での停車時間も東京のそれよりは、かなり長めでゆったりとした運行だった。ホテルは、アテネヒルトンを予約してあり、2泊した。チェックイン時、日本人の苗字がわかりにくいようで、少し手間取ったが、バウチャー(予約表)を見せ、何回か強く言ったら、横柄な態度が変わり、ちゃんと調べてくれて、無事部屋に入ることができた。部屋からアクロポリスが見られるということで予約をしたのだが、実際に見えたのは、リカヴィトスの丘だった。アテネヒルトン、このホテルの朝食が、とても美味しく、お勧めである。
アクロポリスに向けて
風呂には湯船、シャワー、トイレ、洗面台と別々にあり、日本人には、とてもうれしい。またベランダもあるが、防音サッシのため、出入りの方法が少し難しい。ホテル周辺には、スーパーなどはなく、一番近くでも、1.5kmほど離れている。少し離れた街中の屋台、キヨスクで食べ物と飲み物を買った。Amitaというフルーツジュースは特にお勧めで、すごくおいしい。ホテルからメトロで2駅、タクシーで7ユーロで、アクロポリス麓のモナスティラキ広場に行ける。ここから、アクロポリスに向けて坂を登っていくが、どの道を通って行けば良いのか、迷う。結局、どの道を通ってもアクロポリスにたどりつける。アクロポリスは、パルテノン神殿が中心だが、それ以外にもギリシャの大きな国旗がはためく見晴台などがあるので、ぜひ、ゆっくりと見てほしい。すぐ横には、昔、賢人たちが語り合ったアレオス・パゴスという岩山がある。岩がとても滑りやすいので、注意してほしい。ここからのアクロポリスは壮観だった。近年のヨーロッパ観光地には、ミニトレインがあるが、アクロポリス周辺には、3つのルートがある。赤色は、アクロポリスを1周するので、お勧めである。白色と緑色のトレインはよくわからないが、白色は、短距離だと聞いた。
ショッピング
モナスティラキ広場近くでショッピングや食事をしたが、料金トラブルにならないように価格表示のある店を選ぶと安心だ。小売店などで表示がないものはHow much ? と大きくはっきりと聞くことで、ちゃんと答えてくれる。これが外国旅行で大切なことだ!タベルナでは、店員が声をかけてくるが、店前のメニューや客の数、先客の食べている料理を見て、選ぶと良いと思う。私は、注文時に品名、数、単価を控えることで、トラブルを避けている。テネ市内観光としては、リガヴィトスの丘に登った。タクシーで行けるのは、上の広場までで、最高点までは高低差70~80mほどの登り坂で、歩くとかなりきつい。ケーブルカーなら、最高点まで行ける。アテネ市内のショッピングについては、ガイドブックを参考にするのが良いと思う。ガイドブックにない通りでは、店数も少なく、おもしろい品、良い品ほとんど見かけなかった。
コスタ船
今回、私たちは、エーゲ海の島々をできるだけ多く回りたかったので、イラクリオン(ヘラクリオン)発のコスタ船を選んだ。このコスタ船、とても良く、お勧めである。イタリア人の船員たちは、とても気さくで英語も十分素晴らしい。船は少し古めかしいが掃除も行き届き、皆、てきぱきと仕事をしている。客室は、朝、晩2回、バス、トイレの掃除とベッドメイキングをしてくれ、タオルがいつも洗濯済みのものを使えるという気持ち良さだ。約1週間の船旅であったが、夕食時にはテーブルごとに2人の係員がつき、飲み物係と食べ物係がいて、毎回、同じ人なので、すぐに仲良くなれる。航海後半3日間には、イタリアンデーを含み、特別料理やシャンパン、スペシャルデザートのサービスもある。軽快な音楽が流れ、配膳係とコックたちが歌いながら、テーブルの周囲をまわり、客はナプキンを頭上でぐるぐる回し、または、拍手をして、皆で楽しむ。日によっては、ダンスをしたり、クルーの踊りも楽しめた。メニューは前菜が3種、スープ2種、パスタ2種、メインは4種、サラダ、チーズ盛り合わせ、デザートは5種(日によってはそれ以上)ずつ毎日選べるイタリアンであった。食事係は気さくで、What’s this ?とメニューを指差して聞けば、これは魚、牛肉、豚肉、鴨肉と教えてくれる。2、3日するとこちらの好みを察してアドバイスをしてくれる。 コスタで少しわかりにくいシステムは、夕食が7時からのFirstSetと9時過ぎのSecondSetに決められていることだ。食事をするテーブルも決められていて毎回同じ場所なので、近くのテーブルの人と早く仲良くなると、毎食が楽しい時間となること、間違いなし!
サントリーニ島
夜中にクレタ島を12時に出発した船は、朝にはサントリーニ島に到着。島までは、小さな船で渡る。上陸するとすぐに、ロバ(ドンキータクシー)、ケーブルカーという名前のロープウェイ、足に自信のある人は徒歩で、フィラの街へ上る。ケーブルカーは往復4ユーロだ。入り組んだフィラの街を散策し、絶景のカフェレストランを楽しんだら、ぜひとも「イアまで」足を延ばしてほしい。タクシーでは片道15ユーロだ。フィラの街の少しはずれたところにローカルバス乗り場がある。バスの運転手が大声で「イア」と言うので、すぐに乗り込んでほしい。切符は走行中に車掌から買うシステムだった。20分ほどで、一人1.3ユーロであった。イアの街はそれほど入り組んだ道ではない。ただし、あの写真通りの景色を見つけたいのならば、ちょっと足を使って細かな路地(海側)に入ってみることだ。そこで、ガイドブックで見た通りの風景が目に飛び込んでくる。思わず「うわー」と声が出てしまう。お楽しみあれ!ケーブルカーは、1つのゴンドラに6人で、6つのゴンドラで運行しているが、帰りには先頭のゴンドラの海側に乗るとかなりのスリルが味わえる。
ミコノス島
船を降りると、ミコノスタウンまでのシャトルバスがある。ローカルバス、タクシーはないので、徒歩かこのシャトルバスしか移動手段がない。シャトルバスの値段は往復9.5ユーロとわりと高い。ミコノスタウンは、地上とは思えないくらいの美しさ。まさに天国だった。港に面したタベルナで昼食をとり、別のカフェでお茶をしたが、地上の楽園を楽しんだ。風車周辺をゆっくりと散策し、ミコノスタウンでは、ほぼすべての道を通って楽しんだ。フォリフォリの前にいるおじいさんの売っているジャスミン入りのオリーブ石鹸がお勧め。6個入りで3ユーロ。とても良い香りだ。但し、重いので買いすぎには注意。ネットの情報は正しく、選んだ店は皆安く、美味しかった。ペリカン君は大人気でお散歩を楽しんでいた。後ろからそっと触ったら、「クワー」と怒られてしまった。
イズミール
港の広場からオープンバスが街中を一回り。一人10ユーロで、約1時間のツアーである。街の中心地そばのアゴラのまわりを一周してくれる。バザールで買い物をしたい人は途中下車することも可能だ。ショッピングの後、また次のバスに乗り、観光を続けることもできる。トルコには、トルコの空気感や街のにおいがあり、古き昭和の日本に似たものを感じた。港には、馬車もあったので、そちらを楽しんでも良いと思う。港からはタクシーも利用でき、ドライバーさんたちは、英語をちゃんと話すので、行きたいところが決まっている人は利用すると良いと思う。ただし、彼らの客引きはかなりしつこかった。
サモス島
船からは、小さな船で上陸した。タクシーの数がかなり少ない。島の中ほどにあるヘーラー神殿へ向かうため、ローカルバスに乗った。港に面したバスのチケット売り場はトイレが無料で利用できるが、椅子に座っていると無理やり飲み物の注文を聞いてくるので少し閉口した。時刻表は店の中で無料でもらえるが、肝心のチケットはバスの中で車掌から買うシステム。実際はバス発着所で、チケットは買えない。ヘーラー神殿入口まで一人2.3ユーロだった。バス停から神殿までは、400mほど歩かなければならない。ヘーラー神殿までタクシーで来る人も少しはいるので、ピタゴリオや隣町までタクシーを使いたい人はこれを捕まえるしかない。神殿入口のチケット売りの人々はチケットを売る程度の英語しかできなかったので、タクシーを電話で呼んでもらうことはできなかった。ヘーラー神殿もそうだが、ギリシャの遺跡の多くには笛を持った人々がいて、登ってはいけない所などに行くと笛を吹かれるので、注意が必要。歩道のすぐ脇にある何の変哲もない石が実は大切なものだったりするので、むやみに乗ったり、座ったりしないように心掛けることが大切。また、ペットボトルの飲料水は持ち込みOKの所が多いが、かき氷のようなものや食べ物はNGなので、持ち込まないようにするマナーが必要だ。ヘーラー神殿奥には、展示場と小さなカフェがあり、カフェそばの海は素晴らしく美しいので、ぜひ、見てほしい。そこからは海岸へは出られないので、遺跡を出て海岸へ向かった。ポストカードの中の風景のような海岸で誰もいない海を楽しんだ。まさにプライベートビーチであった。ピタゴリオの街では、彼のモニュメントだけでなく小さな港に停泊する船の型やカラーにもギリシャの素晴らしさを感じた。港入口にある唯一のショッピングストリートの中ほどに、とても可愛い陶器を扱う店があり、色、形とも他では見ない物が多いのでお勧めである。
コス島
船から降り、海沿いを城壁に沿って歩くと、通りに出る。そこにミニトレインの発着所があり、一人5ユーロだが、1周が30分ほどと短い。街の中には、2つの時代のアゴラがあり、ミニトレインは、そのそばを通り、見ることができるが、他に何を見たら良いのかピンと来ない街だった。港のミニトレイン発着所のそばに、ヒポクラテスの木と呼ばれるプラタナスがあり、人々が集まっていた。隣の古い建物の中に、小さなお店があり、不思議な雰囲気を醸し出していた。この木から海側へ、道路の上を石橋を歩いて行くと、港の脇の城壁の中を有料で見ることができる。ヒポクラテスの木の前にある喫茶店は、食事もでき、素敵な音楽が流れていて、店員さんはジェントルマンで安心できる。店のお勧めワインもおいしく、ギリシャ語で名前を教えてくれて、コスタウンで購入することが出来た。料理も高くなく、美味しくてお勧めだ。ミニトレイン発着場のある道は、一方通行で、それを反対方向に歩いて行くと、ローカルバス乗り場がある。小さなブースの中にいる人から、アスクレピオス神殿へ行くためのチケットを買った。片道1.1ユーロだった。英語で往復はラウンドドリップですが、ここでは、ダブルと言っていた。買ったチケットは乗る時に運転手がちぎるところが合理的だった。帰りのバスに乗る時は、2枚買ったチケットの破かれていない方を運転手に手渡そう。バスはコスタウンなどに立ち寄りながら、神殿へ20分ほどで着く。終点が神殿の入口で、無料のトイレがある。遺跡の入場料は4ユーロ遺跡の脇にある博物館の入場料もこれに含まれている。遺跡は丘を階段状に広がっていて、一番上まで行くと海が見え、自分たちのクルーズ船を見ることもできた。夢中になって写真を撮っていたら、ピーと笛を吹かれてしまい、どうやら段の縁の石には上がってはいけないようだ。確かにそこは下まで5mほどの高さで、危険ということだったのだろうか。港とは別のミニトレインが走っているようで、その看板があった。バスで港まで戻り、コスタウンで買い物をし、この日は終了した。
ロードス島(ロドス島)
城壁に囲まれた旧市街がお勧めだ。エーゲ海の他の島とは異なる情緒を持っているからだ。船に一番近い入口から城壁内へ入り、通りを進んでいくと小さな広場がある。ポストや有料の公衆トイレ(0.5ユーロ)があるが、ここではカラフルな鳥をぜひとも楽しんでほしい。青と黄、赤と緑と水色のオウムたちが出迎えてくれるのだ。歩みを進めると、道はなだらかな登り坂へ。どの坂を通っても頂上のお城へ続いている。登り切った地点を海側へ向かうとお城があり、有料で入場できる。丘の頂上の中央付近には金属の甲冑が置いてあり、観光客はしきりに写真を撮っていた。そこから見上げた所にも甲冑があり、それを目指して脇の小さな階段を上っていくと時計塔の入口がある。時計塔の入場料は一人5ユーロだが、ここはお勧めだ。塔の内部は2階建てで、どちらの階からも360度のパノラマが楽しめる。
塔の下では、支払った入場料でコーラ、ワイン、ビールなどが、飲める。無料のWifiも使えた。先程の甲冑の近くに郵便局がある。切手も買えるので、エアメールを出してみてはいかがだろうか?エーゲ海の他の島では、郵便局が見つけられず、結局私はここからエアメールを送った。 時計塔の反対側には、「ママ、ソフィア」というタベルナがあり、日本語がOK。奥様が日本人でご主人も流暢な日本語を話し、メニューも日本語である。どの料理も安心価格、新鮮で、味はこの旅行で一番おいしい店だった。お店一押しの生の貝盛り合わせはレモンを絞ると貝が動くほど新鮮だった。伊勢エビとカニも食したがどちらも絶品だった。トイレは2階にあり、その照明は全自動だった。食後は、来た道を戻らず、先に進んで欲しい。城壁を出て坂を下ると、船を挟んだ港の反対に出る。ここにも大きな時計塔がある。港の先には有名な鹿が私たちを待っていた。ロードス島には、オープンバスとミニトレインもある。城壁内の旧市街は歩きのみだ。
クレタ島
ここでコスタ・メデタラーニア号とお別れ。前日の夜に、クルーたちがLOVEをテーマにした心のこもったお別れ会を催してくれたので、尚更別れがもどかしい。一週間の航海の感謝を込めてそっと手を合わせた。港からほど近いカプシスアストリアホテルに一泊した。タウンマップに載るほどのホテルで街の中央広場の前にある。内装はとてもきれいで、日本のシティホテルのよう。風呂は浴槽もあり、日本人にはお勧め。但し窓には網戸がないので、開けるときは蚊や虫に注意が必要だ。室内も広く、エアコンも効いて、とても快適だった。朝食もおいしく、スタッフも気さくで大満足だった。ホテル前の広場、反対側には、タクシーステーション、ローカルバス乗り場、オープンバス乗り場もある。オープンバスは一人15ユーロと高めだが、24時間乗り降り自由。海岸近くの通りでショッピングや夕食を食べるのにも便利だ。ただし、起点が港なので、港より先に進むには、別のバスに乗り換えなくてはならない。バスに30分くらい揺られ、クノッソス遺跡までも行くことができた。バス停から50mほどで入口だ。1人6ユーロで入場でき、チケットのバーコードを読み取って、入口が自動開閉するシステムだ。遺跡は広大だが、有名で代表的な神殿跡までは、平坦であっけないほどすぐに着いた。出口そばにあるトイレは有料で、0.5ユーロだ。遺跡とバス停の間にあるキヨスクのおばちゃんは大の日本人好きだそうで、唯一クノッソス遺跡の日本語版の本をおいている。道路のはす向かいにあるタベルナは安価でおいしいと、このおばちゃんが勧めていた。バスでホテルまで戻り、ホテル裏側の下町中心部では有名なライオン広場へ向かった。例のごとくメニューに価格表示のあるタベルナのBALTASで、僕らはおいしい夕食を楽しんだ。店の主人は話好きで、食事の終わりには、クレタ島名物のワイン「アラーキ」とフルーツの盛り合わせをサービスしてくれた。「アラーキ」は移動中のタクシーの運転手に聞いたワイン名。クレタは世界で一番古くからワインを作っている所なので、是非ともその地の名物を飲んでみたかったのだ。すごく強い蒸留酒のような物だった。アテネとクレタ島の移動はエーゲアン航空。フライトは万全だが、わずか50分ほどのフライトなので、飲み物サービスが全員には行き渡らないうちに到着してしまうほどだ。アテネからドバイの帰り道もエミレーツ航空。時間通りのフライトで快適だった。ドバイの乗り継ぎの移動中には持ち物と身体検査があり、この金属探知機は、かなりシビアな設定だった。ドバイから成田までの航空機内はとても寒かった。数人がフライトアテンダントに温度を上げるよう頼んでいたが、ほんのわずかしか上がらず、乗客の大半が首までブランケットをかけたり、手持ちの上着を着たりしていた。半数以上の人が温かい飲み物を頼んでいた。
クルーズの旅を終えて
この旅の出発前には、ギリシャのテレビ局が1つ停波したとか、政情不安のニュースとか、良い知らせが伝わってこなかったが、行ってみれば、皆、気の良い人ばかりで、笑顔と心からのもてなしを感じることができ、地上で一番と思える美しい風景も堪能でき、これ以上ない旅ができた。これから行かれる皆様もぜひとも楽しんできてください。