2月14日の船内の様子
【2月14日 午前~夜の情報をメモ風にしています】
バレンタインデー
今日はバレンタインデー。家内「したいけど、こんな状況だから・・・」と白々しい言い訳(苦笑)。
バレンタインデーの差し入れです
厚生労働副大臣 橋本岳氏からのアナウンス
(9:00過ぎ)船内アナウンスは「厚生労働副大臣 橋本岳」氏の肉声での、船客への労いと協力への謝辞の放送あり。次に現状、取り組んでいること、今後について、の説明、しかし、新しい情報無し。
本人が乗船しているのだろうか、それとも中継?録音なのだろうか?
(11:00過ぎ)内側の船友(60代女性1人が、37.5~38.0℃が5日間続いている)から やっと、お医者さんが来たとの連絡あり。『それも外の報道に訴える』って脅したらとのこと。
現場のスタッフの方々も、みんな一生懸命やっています。
政府は「適切に対応しています」と説明していますが、現場は異なる、まだまだ起きている、このような状況です。
船内用のiPhone配布
厚生労働省の要請により、船内用のiPhoneを配布しますという書面と共に、iPhone(下船時返却)が配布されました。
(12:00)アナウンスで「厚生省の相談を受けて、ソフトバンクからご相談アプリ付きのiPhoneを貸与する初めての試みを実施する。予備の通信衛星を追加して通信状況が改善できた。引き続き、通信の安定化改善に取り組む。」
バレンタインデーのプレゼントと船内用のiPhoneです
高齢者の下船優先の移送開始
(13:30頃)高齢者の下船優先の高齢者等の移送が始まった。区域外に報道陣が多く構えている。11人の下船に対し、5台のバス?
船友からの船内電話
「所定の担当部署に依頼しているが、トイレットペーパーやティッシュが来てない」
「旅行会社Cから支援の荷物を送って来たので、お礼した」
今日も大喜利風にお題で小話に展開します(落ちはありません)
シューマイ弁当
横浜崎陽軒が無償で4000食をダイヤモンドプリンセスに提供したという話。 期待してました!・・・が、誠に残念な結果、正に悲報!私たちには届きませんでした!
崎陽軒は事前に関係者と打ち合わせた上、指定の時刻・場所に持っていき、関係者に渡したそうです。その後、関係者が船に積み込んで・・・以降、不明。崎陽軒も、関係者も、船スタッフも悪くないと思いますが、善意の空振り(残念)。
「必要なものを、必要な時に、タイミングよく、提供する」神戸や東北の地震や各地の災害後の対応で、何を学んでいるのでしょう?
「日本人は熱し易く冷め易い」「喉元過ぎれば・・・」また、論理だった思考より感情に沿った行動にいく傾向。今回は日本人と外国人が半々の隔離状態からの解決方法を模索しています。解決後は、是非とも、国際的な対応基準を確立して欲しいと思います。
なお、崎陽軒の「個人ご相談室」に、個人レベルですが、お気持ちのお礼の言葉とみんなで頑張りましょうと直接お伝えしました。
船内の飲酒事情
実はあまり、個人的に気が勧まないテーマですが。
下船中止決定の直後、「船内客が夕食時にビールを頼んだら断られた」という報道がありました。聞いたときは、「何と不謹慎な、周りの方が一生懸命、私らのために働いている非常時に!酒を飲もうなんて!
しかし、限界がありました。実は私はお酒が好きで、週末はワイン1本/日。
心の葛藤はありましたが、「人間、いつ死ぬかわからん」と「盗人にも三分の理」的な解釈を考えつきました!
そして、所定の電話番号に恐る恐る。
そこでわかったお酒を含む商品の配達事情。「在庫があればすぐに配達する」「同じものを一度に複数個の注文には応じない」「ワインは赤か白どちらか、銘柄の指定はできない(ビールは複数本頼めたようです)」「在庫が無い時は搬入できるまで待つ」
不謹慎な私ではありますが、周りの方のことを考え、最低限の酒量にしております、と「盗人の遠慮違い?」。
最近感じた船内の静電気
船室の静電気がこれほどと思いませんでした。係留時間が長いことが影響しているのか、とにかくひどい。ドアの取っ手に触れて、バチっときて、数分後に触れてもバチっ。
ネットで対策を調べると物と物が擦れると電気が帯電する・・・そんなことは小学校で学んだ(怒)、対策は(フムフム、何々、そこそこ、そこが早く聞きたい!)・・・、で答え「裸で行動すること!」(何ぃ~、真面目に読んで損した!)
話にならない解決策!?
実際に、この今の状況で「これッ!」という絶対的な解決策はないようです。あったら返信ください。なお、この状況下ですので、お礼の返信は下船後、必ず。
素人的な発想ですが、針金などあれば、ドア取っ手と床を繋いで放電して解決できるかも。しかし、この非常時に係りの方に「針金ください」とは言いにくい!
素人が感じる、今回の非常時の初動の遅さ
今回の対応について、事態の収束後、速やかに検証して、記録・保管し(内閣府はすぐ廃棄する!?)将来に活かして欲しいです。
今のところですが、素人的に批評するとしたら、危機管理的に初動が甘い、ように思います。
甘い予測を元に、小手先で対応したところでつまずき、予測外の感染数に、以降、後手後手になった感が否めません。
私が2月4日の特定の人達が再検査した時でも、全乗客は船内を自由に移動できましたしね。
政府、厚生省、横浜検疫所など、WHOの緊急事態宣言(台湾入港前日の1月30日)時から、(国際法では公海は船籍国の責任、)最後は横浜に戻ってくることは明白なので、横浜での検疫の方針や検疫手順とか決めておく、沖縄は抜港し、横浜到着前に、人設備等を有り余るくらいを準備し、到着次第、初期段階で人設備を一気に投じ、完全に封じ込める、くらいの勢いで進めておけば、このように長引く、船内感染まで起こす自体にはなかったとように思います。
TVニュースの、念仏みたいな「水際で食い止める」は、人ごとのように聞こえます。
経済対策を小出しにし、長い期間がかかったバブル崩壊後の日本経済の立て直し、ゴーン元日産社長の、日本人の誰もができなかった非情の決断と即時断行による、V次回復。
「肉を切らせて骨を割く」ような非常時のダイナミックな決断を、日本人は、何度失敗してもできない、不得意とつくづく思います。
最近は陶器ではなく、紙パックでの食事配布です
本日の夕食はバレンタインデーらしくデザートがチョコレート
続く
皆さま、なんといってお慰めしても言葉足らずな外の私共ですが、政府の対応には心底、いかりをかんじております。
昨日、台湾寄港をことわられたぱしふぃくびーなすは長崎につき入港。45分ほどで皆さま観光にいかれたそうです。
クルーズ船は全部断るとか政府がいってたように思います。
なのでメインのニュースでも、新聞でも報道されません。ウェステルダムはカンボジアで歓迎され、フンセン首相みずから出迎えられたそうです。
なのにこのプリンセスの騒ぎは隠したいことのスケープゴートとされてるような。
気の毒な船中のみなさま。私どもダイヤモンドプリンセスファンは毎日てにはいる限り全部の情報をみて、まいにち、きにかけております。
また皆でクルーズを楽しめる日が、早くきますように。
今まで、遠慮しておりましたがついコメントさせていただきました。
かんばってくださいませ。
軟禁中は、みなさんの言葉で勇気を頂きました。
しかし、スマホを持っていたいただけでも、情報が入り、大体の、自分たちの立場等が把握でき、冷静になれました。
自宅に帰って、民放報道や感染者数の推移、医療評論家等の客観的な情報を得て考えると、政府関係者の「適切にやっている」という言葉が、言い訳や事実・実態を正視しようとせず、自分たちのメンツにこだわって、実際の被害者の方に寄り添っていない、冷淡な言葉に聞こえます。
非常時に、本当の人間性が現れる、そのように思います。
まだ、船長以下、船に残っている方、入院している方も多く(複数の友人もいます)、心配の種は尽きません。
日本政府は、この菌汚染対応での、多くの失敗を正視して、謙虚かつ真摯に検証して欲しい。また、全世界の政府やクルーズ会社が、今後に活かして頂くことを強く望みます。
最後になりましたが、本当に暖かい激励メッセージありがとうございました。
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