2019飛鳥IIA-styleクルーズ乗船記(17)：3日目和朝食メニュー｜乗船の感想

シリーズ 2019 飛鳥IIA-styleクルーズ乗船記

2泊3日の飛鳥IIA-styleクルーズも最終日、3日目の朝を迎えました。
飛鳥IIでの最後の朝食はフォーシーズン・ダイニングルームでの和朝食を選びました。

飛鳥II 和朝食

和朝食献立

<小鉢>
豆苗の胡麻浸し・焼板蒲鉾・山葵漬・明太子・出汁巻き卵
<煮物>
肉じゃが
<焼き物>
ほっけ開き干し
<汁物>
しじみの味噌汁
<その他>
香の物・納豆・温泉玉子

白ご飯かおかゆが選択でき、お代わりもできました。

食前酢、サラダ、ヨーグルト、コーヒー、紅茶、ジュース類は中央にあり自由に取りに行けるブッフェスタイルとなっていました。

和朝食の感想

『ザ・旅館の朝食』という感じで、和朝食を存分に味わうことができます。
納豆は『豆』の味を感じられますし、肉じゃがのジャガイモも食べ応えがありましたが、正直「可もなく不可もなく”一般的な和朝食”」の域かなとも思えました。飛鳥IIでの食事に期待が高まり過ぎているのかもしれません。

味噌汁や肉じゃが以外が冷たかったのが残念…。「せめてほっけがほんのり温かいと良かったら…」なんていうのは船上での贅沢な思いですね。
「洋食が続いた後に食べる分には申し分ないけどね。」というのは母の感想でした。母の為に和朝食を選びましたが、どちらかというと前朝のブッフェの方が良さそうな感じでした。

横浜港への入港は9:00となっていました。ベイブリッジをくぐれば、本当に大さん橋まではすぐです。「2泊3日は早いね」と母も残念そうでした。

診療室、ショップ、フォトショップ、グランドスパなどは9:00〜9:30まで利用ができるようになっていました。私は朝6:00のオープン直後に最後のグランドスパ(大浴場)を楽しみました。

パームコート、ビスタラウンジは9:30までの利用が可能でした。入港してもすぐには下船できないのでこちらでゆっくりお茶を飲みながら下船のアナウンスを待つ人が多いです。

この日は大黒ふ頭にアザマラ・クエストが停泊中でした。アザマラ・クエストは横浜港初入港です。

大桟橋にはウエステルダムも停泊中でした。夜には清水港に向けて出港予定。

横浜港に戻ってきた日は日曜日だったので朝横浜港付近はとても静かでした。

飛鳥IIから下船

横浜港に着岸してもすぐには下船で着ないだろうと思っていたら、結構早く下船のアナウンスが始まりました。上階デッキから順に下船となります。母は足が悪いので予めアトリウム付近まで降りて待っていました。
次々と乗船客が下船のためギャングウェイに進んでいきます。その間ずっと生演奏がありました。下船のアナウンスがあると演奏を止め、また始め、また止め…とアナウンスと演奏が重ならない配慮がありました。

3度目の飛鳥II乗船、こちらも飛鳥IIに「ありがとう」です。何度乗船してもやっぱり私の中では一番のクルーズ船です。

荷物は全て宅配にて自宅配送手配済みなので、朝部屋の前にスーツケースを出しておけば下船後受け取らずそのまま自宅へと配送手配をしてくれます。手荷物だけを持ってすぐに帰れます。日本発着、外国寄港地なしクルーズのいいところですね！

大桟橋を出ると桜木町行きのバスが列なって停まっていて、次々と乗船客が乗り込んでいきました。決して大人数のスタッフがいたわけではありませんでしたがそのさばきは早かったです。

3度目の飛鳥II乗船の感想

今回のクルーズは母親を初めてのクルーズ体験させることが目的だったのですが、私自身もちゃっかりそれ以上に楽しんでしまいました。

母の感想

そもそも私たち夫婦のクルーズ話を聞いてクルーズ乗船に興味を持った母でしたが、帰宅後父には「夢のようなクルーズだった」と言っていたようです。食事作りからも解放され、父からも解放され(?)色々な意味で「夢のような」3日間だったようです。母には初めてのクルーズが『飛鳥II』で、そして満足してくれてよかったと思いました。

特に母が飛鳥IIで気に入ったのは「食事が美味しかった」「グランドスパ(展望風呂)がよかった」「船内が快適でクルーの対応もよかった」「ショーがよかった」ということでした。
既に次のクルーズにも興味を示していて、もともと旅好きだったところに新しい旅の選択肢が増え、先への楽しみがまた一つ加わったようです。