部屋に戻るとベットの上にあるものが置かれていました。
下船日に使う荷物タグです。
そう、気がつけば明日は舞鶴寄港の日。つまり下船の日。
クルーズ客船ではだいたいの船が、下船日前日夜までにのスーツケースなどの手荷物をパッキングして、部屋の入り口に置いておいてね!という通達がされます。
置いておいた荷物は、下船日にわざわざ持って歩かなくても、船外(下船地の港の荷物受け渡しカウンター)まで運んでおいてもらえます。
つまり、1日分の着替えなどは持ち運べる手荷物に入れ、あとはお任せできるのです。
これはとてもありがたいサービスです。
ちなみに、荷物を出さない、あるいは出し忘れると、自分で部屋から荷物を運ぶことになります。
部屋の中で、必要最低限の荷物を出して、あとは全て持参していたスーツケースにパッキングしていきます。あぁ、もうすぐ現実に戻ってしまうんだね。とちょっと切なくなります。
ちなみに、コスタ・ネオロマンチカでは、下船日前日に下船当日の説明会が実施されています。もちろん日本語案内。
ここで、時系列的には福岡出港後の話になるのですが、実は今回のクルーズでは、この下船説明会で一騒動が発生。
なんと、前日コスタ側から配られた、下船説明会の会場の案内場所が間違っていたため、50人ほどの舞鶴下船の日本人の方々が説明会に参加できなくなってしまったのです。
実は、この50人の中に私もいまして。
この時にコスタ側からは、下船説明会を受けなくても下船自体はできる。もし不明なことがあったら随時レセプションまで問い合わせて欲しい。との説明が。
しかし、それでは納得できない。もう一度説明をして欲しいと詰め寄る乗客の方々。
時間の関係上それは難しいとするコスタ側。
うーーん。
本当は、あんまり目立ちたくは無いんだけど・・・・
と思いつつ。ここは日本人の皆さんの前に立ち、話す私。
**( ゚д゚)<皆さん、とりあえず一度落ち着きましょう。
( ゚д゚)<日本人の皆さんにとって不本意だと思いますが、海外のクルーズ船では時間や場所の記載間違いがあること自体は珍しくありません。
「そうなんか。」
( ゚д゚)<はい。せっかくのクルーズ旅行の思い出が、ここで台無しになるのはもったいないですよね?なので、私が代表でレセプションデスクまで行って、説明会を再度開催できないか交渉してきますので、ここは一旦落ち着いて待っていただけませんか?
「わかった。」**
というわけで、揉めていたコスタのスタッフにも話をし、デッキ5の受付まで向かい、かくかくしかじかと事情を説明し、なんとか再度説明会を開いてもらえることになりました。
( ゚д゚)<あ、ひょっとしたら帰った人もいるかもしれないので、船内放送で再開催を周知してもらえますか??
「この放送は、明日舞鶴で下船予定の日本人乗客の皆様に放送いたしております・・・etc」
ふーー。
こうしてなんとか一件落着。
ちなみに、会場にいた日本人の乗客の方々からは、旅行代理店の人だと思われました。
( ゚д゚)<いいえ、私も乗客です(笑) ~つづく~
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