DAY3
最後の寄港地はマレーシアのマラッカ。
マラッカ海峡しか知らないけれども行ってみたらとっても良い所でした。
もう少し涼しければなぁ・・・
東南アジア、魅力的な所が多いのだけれども蒸し暑いのが苦手なのでついつい暑さに負けて観光がおろそかになってしまいます。
マラッカ寄港のクルーズにまた行くことがあれば、今度は運河沿いをひたすら歩いてみたいかも。
日陰の水辺はさほどでもなかったからここならまだ快適にお散歩が出来るかな?
クルーズ最終日の夜も楽しく過ごせました。
船は様々な出会いがあるのが一番の魅力。
3泊は短すぎるけれどもほんの少しだけでもクルーズ気分を味わいたい時には嬉しいコース。
シンガポールクルーズ、やっぱりリピート確定です。
雲多めだけども海は凪いでます。
揺れないとつまらないな~
バルコニーに出たけれども蒸し暑くてすぐ退散。
マラッカに入港。
8時~20時と昨日と打って変わって長い滞在です。
下船はテンダーボートで。
早めの整理券が貰えたので下船もスムーズ。
マラッカに上陸しました。
遠くに停泊するボイジャーオブザシーズ。
このテントで街までのシャトルバスを購入します。
価格は往復$10。
シーパスカードにチャージされます。
3列シートの無駄に豪華なバスでした。
それにしてもこの模様がなんとも言えない。
ガイドさんがマラッカの歴史と観光の注意事項をマイクで話してくれるけど訛りが強くて全く分からず。
唯一分かったのは「スリに注意」ということだけ。
こんなチケットです。
バスはダタラン・パラワン・マラッカメガモールの前に到着。
帰りのバスもここから乗ります。
道を挟んで反対側はマコタパレードというこちらも大型ショッピングモール。
ぐるっと回ってメガモールの正面入り口。
向かいはMelaka Historical Vehicle Parkになっています。
マレー鉄道のお土産屋さん。
鉄道の他にプロペラ機も展示。
こちらは日本にかつてあった汽車製造株式会社(現川崎重工業)の大阪製作所で1965年に造られたものでした。
マラッカに日本ゆかりのものがあるなんて。
緑が多くて涼しげに見えるけどとにかく暑いんです。
出来るだけ日陰を歩いて目的地を目指します。
この階段を上て行くとセントポール教会です。
暑いから小高い丘を登るなんて御免です。
オランダ広場に到着。
オランダらしく風車のオブジェがあったりします。
トライショーには許可を得てなさそうなキャラクターの数々。
ハローキティ、スパイダーマン、ピカチュウ、ベイビーシャーク、マイリトルポニー、アナ雪などなど。
爆音で街中を周遊。
オランダ広場のシンボル、時計台。
ピンク色のマラッカキリスト教教会。
人も多いし暑いし早く観光も大変です。
誰も居ない時をずっと狙っていたけどとにかくみんな長い。
そしてなかなか次の人に譲らない。
仕方ないので彼女も一緒に記念撮影。
マラッカ川はのんびりとした雰囲気。
喧騒を忘れさせてくれます。
日陰のエリアは水辺だからかちょっと涼しくて良い気分。
ノスタルジックなこの眺め、とても気に入りました。
緑も多くてとっても爽やか(見た目のみ)。
でも日なたは殺人的な暑さです。
リバークルーズもあるらしいけど今回はパス。
オランダな風車と牛。
牛のアートは世界中で見かけるけど何なんだろう?
Tan Kim Seng Bridgeからのマラッカ川の眺め。
カラフルなアートが並んでいるらしいけど暑くてアート探しをする気になれません。
橋を渡ったところに長蛇の列があったので何の列なのか聞いてみたら海南鶏飯の食堂でした。
有名店でいつも行列が絶えないのだとか。
マラッカはスーパーがどこにあるかしか調べていなかったのでちょっとした発見です。
路地に入って街歩き。
壁が剥げ剥げだけど緑が多くて絵になる一角。
どの家にも緑が多いです。
さすが南国。
売る気があるのかないのか、お土産屋さんのようでリサイクル品もあるような。
三多廟は中国式のお寺。
とってもカラフルです。
中国式のお寺の先にはヒンドゥー教の寺院。
こちらも負けず劣らずカラフル。
そしてなぜかパステル調。
お経なのかなんなのか、爆音で何かが流れているのが印象的。
そしてさらにその先にあるのがイスラム教のモスク。
通り過ぎそうになるくらい今まで見たのとは異なるモスクの形でした。
モスクといえばドーム型だと思っていたのに緑色の瓦屋根。
モスクの裏手にはお墓。
その中央に鎮座しているのが巨大なマンゴーの木です。
この木、大量のマンゴーがぶらんぶらんなっているんだけど、微妙だなぁ。
食べたりするのかな?
ミナレットの形も独特でした。
どうやら、インド系ムスリム商人が建立したこのモスク。
建築担当は中国系回教徒だったそうな。
それで中国式のモスクとなったようです。
屋根はスマトラ屋根と呼ばれているマラッカではメジャーな様式みたいです、
通りの最後に出てくるのが中国式マラッカで最古の寺院、青雲亭。
屋根の彫刻が細かくて表情も豊か。
顔が赤くてひげが長いから関羽かな?
実は夜中に動いてるんじゃないかというくらい躍動感のある彫刻。
ハート形の植木。
今ならインスタで人気が出そうなのに見向きもされず。
The Clay House - Home Made PotteryとRazkashmir Craftsでお買い物。
クレイハウスはランプシェードやキャンドルスタンドが可愛かったけどお土産にするにはちょっと重いかな?
写真は撮らなかったけど、その並びにあるRazkashmir Craftはスペインからの観光客で大賑わい。
9月にスペインに行ったよと言ったらさらに盛り上がっていました。
店員さんはこの方々からのディスカウント攻撃にタジタジ。
我々もアレコレ買ったけど、前日の港価格から考えると3分の1だったので激安に感じてしまい、言い値で買おうとしたら店員さんからサービス価格を提示されたのでむしろ嬉しいくらい。
スペイン人から
「それはスペシャルプライス?もっとスペシャルにするべきよ!彼らは日本から来てるのよ!スペインにも行ってるのよ!」
と後押しまでされちゃってさらにサービスして貰っちゃいました。
スペイン人、強いわー!
※写真はクレイハウス
残ったリンギットを使い切るために海南鶏飯の隣の屋台で売ってたグリーンマンゴーとイエローマンゴーを購入。
マンゴーはやっぱり美味しい!
グリーンマンゴー大好き。
公園まで戻ってきました。
とにかく暑くて本当に大変。
いよいよマラッカで本格的なショッピングタイム。
マコタパレードの地下にあるスーパーが最終目的地。
地元っぽいスーパーを想像していたら新しくてモダンなスーパーでした。
もしかしてちょっとお高いのかな?
中はしっかり地元価格。
あれもこれも買いたくなる!
買い物が終わればマラッカ滞在も終了。
早めのテンダーボートで船に戻ります。
クルーズだもの。
船を楽しまなきゃね。
バルコニーに出たものの暑くてすぐに退散。
やっぱり駄目だわ、湿気が多すぎる。
前日の決勝を見逃してたラグビーワールドカップ2019。
ちょうどイングランドVS南アフリカが始まる所だったのでカウンターのTV前を陣取って観戦。
もちろんワールドワイドパートナーのHeinekenを飲みながら。
スクーナーバーはオープンエリアにあるので私が噛り付いて見ているとみんな珍しそうに足を止めて話しかけてきます。
バーテンダー、訛りの強いインド人、ドイツ人、みんな「何見てるの?」って。
ちょっと待って、今大事な所だから話しかけないで、と言いたい所だけどこんな交流も船ならでは。
ハーフタイムではインド人一家の長女が初めて飲む「強い」お酒を父親がご馳走してくれるそうでどれにしようか悩んでる最中。
父親が一緒に飲みたがっているウィスキーは嫌みたいで、テキーラかウォッカが良いみたい。
とりあえずパトロンをお薦めしたら注文していました。
そしてその強さに目を白黒してました~
美女姉妹、いつかパパと一緒にウィスキー飲んであげて!
メニューなんて今まで見たこともなかったけど、ロイヤルカリビアンが誕生したころのメニューや乗船券、日程表なんかが出ていました。
手書きの乗船券、味があるわ~
プロムナードでは最後のお買い物をする人多数。
最終日のディナーは出入口近くの座席を変更して貰ったのでウェイター陣のメンバーが変わりました。
アシスタント君にアイスティーをお願いしたら随分と時間がかかったけれどもようやく出てきました。
『随分薄いなぁ。アイスティー頼んだのに氷入ってないけどちゃんと冷たいのかな?』
そんなことを思いつつもありがとうと受け取ってみると、まぁ、冷たくなくはない。
香りは無臭。
飲んでみてビックリ。
超絶甘い。
そうか、中国はアイスティーにお砂糖入れるの普通だもんね。
なんか前回のUSSで飲んだジャスミンティーを思い出しちゃった。
甘いけど、冷たいとまでは言えないけど、そして薄くて何味だかわからないけど(強いて言えば砂糖水)飲めないこともないよね、文化の違いって面白いね、なんて4人でワイワイやっていると慌ててヘッドウェイターがやって来て
「アイスティーを頼んだのに氷が無いけど大丈夫だった!?色も薄いけど本当にアイスティー?」
アシスタント君も不安そうに見つめてます。
「うん、冷たいよ。普段甘いのはあまり飲まないけど大丈夫。」
「すぐ新しいのを持ってくるよ!」
「大丈夫、これ貰うよ!」
そんなやり取りをしてそのまま頂くことにしました。
その後、ちょっと離れた所でヘッドウェイターから指導を受けるアシスタント君。
頑張れ!
薄い色のアイスティーは「もしかしてジャスミンティー?」なんて思ったけれども、実は前日頼んだアイスティーは色はアイスティー色だったけど、完全にアップルジュースだったのです。
だからもうちょっとやそっとじゃ驚かない♪
前菜のムール貝、今回も美味しかったです。
メインは最終日の定番料理、ラムシャンク。
ホロッホロに煮込まれたラムシャンクは最高のお味。
最終日の夕食も終わりに近づいたころ、先ほどのヘッドウェイターがウェイターとアシスタント君を引き連れて「先ほどは申し訳ない、他に問題はないか?」とやってきました。
ヘッドウェイターによると、アシスタント君はメインダイニングでサービスするのが今日が初めてなのだそう。
ミスはきちんと注意したので今後もよろしくお願いします、と。
どおりでにこやかだけどぎこちないわけだ。
まだ若くて真面目そうで笑顔が可愛いけど、客席を離れると不安そうな顔をしてたのはそういうことだったのね。
いきなり水以外の物を頼まれて自分で何とかアイスティーを作ったんだろうなぁと想像。
インド系ウェイターはこなれていたのでヘッドウェイターとウェイターの指導の下頑張っているようです。
ヘッドウェイターは中国人なので指導は中国語なのかな?
普段は中国人が多くて中国語でコミュニケーションを取る事も多いはずのこのコース。
私のわかりにくい英語の質問にもにこやかに答えてくれて『クルーズの仕事は大変だけれども楽しい。色んな人に会えるから。』と言ってたのが印象的でした。
次会う頃にはきっと成長しているんだろうなぁ~
恒例のダンスはDanza Kuduro。
インド系のゲストは全く見向きもせず。
さすがだなぁ~
イチジクのケーキ。
珍しく甘すぎないスポンジケーキでした。
コーヒーを頂いてウェイター陣とお喋りして最後のディナーも終了です。
この日のショーは美女姉妹+男性のクイーンメドレー。
ブロードウェイやウェストエンドでも活躍しただけあって歌唱力がすごい!
なんといっても一番左の姉。
声がカッコ良くてまた違ったQUEENを楽しめました。
最後の夜のプロムナードは70年代ディスコインフェルノパーティー。
クルーズディレクターのミシェルが今日も元気にダイナマイトボディを揺らしてダンス・ダンス・ダンス!
ミシェル率いるダンスチームはなぜか全然体が仕上がってない。
でもヴィレッジピープルのコスプレで肌を晒しているのです。。。
どうせならシックスパックが見たいな~
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