今回のクルーズは元々は添乗員付きパッケージツアーで行くつもり
でしたが、急遽個人手配に変更。
乗船してから他のツアー客とお喋りする機会があり「今回のクルーズは
安いから決めたの!」とみなさん口を揃えてたのですが、日本人の
乗船人数に比べて個人手配客はごくわずか。
そんな私達は数少ない個人手配客だったので、ツアー参加の方からは
注目の的で色々と聞かれたのですが、やはり気になるのはそのお値段。
もちろん、内側で申し込んでラッキーなことにアップグレードに
なったことを話した上で料金を暴露すると、ツアー代金との差に驚愕。
アップグレード後の海側客室の人でも2倍近くの差。
中には2倍以上違うのに経由便だったりして明らかに「どこにそんな差
が?」と思えるようなツアーの人も。
みなさん「安い!」と思って飛びついて申し込んだのに、更に安い
価格を聞いて悔しがっていました。
そして言葉の不安もあるからツアーにしたものの、「次回は絶対に
個人手配で乗船する!」と言ってた方もいました。
個人手配との料金の差は「添乗員付」「一部寄港地観光付」
「空港送迎&イスタンブール観光付」「すべて日本語での案内」
でしょうか。
それにしても2倍の差があると2回クルーズに行けちゃうという
ことにもなるのでその差はやっぱり大きいです。
前編でも書いたオンボードアカウントの決済トラブルは12月5日現在も
解決せず。
のんびりというかなんというか。
こちらは未払い状態なので何となくもやもやが続いています。
決着がついたら後日談にしたいと思います。
何事も経験!
※※※※※
年が明けて1月22日、ようやく決着しました。
長かった・・・
今回のクルーズはこちらのツアーを発見したのがきっかけでした。
燃油込の直行便利用、CunardのQueen Victoriaでのエーゲ海でこのお値段。
「お試し」と銘打ってるだけあってかなりお得!
寄港地は少ないけれどもそれだけ「船」を楽しめるのならと思い、即決!
スケジュールも夜便利用なので仕事帰りに成田に直行すればOK。
しかもTKはスターアライアンスなのでUAのマイルも溜まるし文句なし。
善は急げと早速予約。
お値段重視でインサイドで申し込み。
旅行代金:¥198,000×2名
港湾税:¥23,000×2名
政府関連諸税:¥9,949×2名
成田空港施設使用料:¥2,090×2名
旅客保安サービス料:¥520×2名
海外空港税(目安):¥8,000×2名
合計(目安):¥483,118(1人当たり241,559円)
Cunardの船で7泊8日のエーゲ海が2人で50万円でお釣りがくるなら安い!
いざ、お支払い〜と思ったものの、一応個人手配の料金もチェック。
さすがに出発まで2か月だし、航空券はもう高いよね・・・
と思ったら意外にもまだお得な航空券があることがわかりました。
これはもしかして個人手配の方が安いかも?
と思って、さっそくリサーチ開始。
航空券代・・・214,940円(2名)
10/2 TK053 NRT 22:30 IST 04:40(10/3)
10/10 TK050 IST 13:50 NRT 07:20(10/11)
ツアーでは下船日は夜の便ですが、これだと成田到着も夜になってしまうので早い便を選択しました。
クルーズのみの料金をチェックしてみると、やっぱり「お試し」価格が出ていることがわかりました。
一番安いIEは売り切れているものの、その次に安いIDにはまだ空きがあるというので個人で行くことに決定!
今回は旅行代理店を通したので、クルーズのみの手配だと「手配手数料」がかかってしまいます。
それでもお得な料金なのでそのままお願いすることに。
ちなみに、グリルクラス(プリンセススイート以上)だとこのお値段。
かなりお得だとは思いますが、一番上のクラスだと10倍以上!
クルーズのみの料金は一人当たり10万ちょっと。
1泊あたり1.4万円。
移動費、宿泊、3食、エンターテインメント付だということを考えると格安です。
しかも今回はQueen Victoria!
クルーズ代金:¥88,000×2名
政府関連諸税:¥9,949×2名
手配手数料:¥3,240×2名
合計:¥202,378
航空券とクルーズの合計は417,318円。
一人あたり208,659円ととってもお得な料金となりました。
ちなみに、クルーズのキャンセルポリシーはほかの海外旅行と比べてかなり早い段階から掛るので要チェック。
とはいっても、いつも格安航空券で払い戻しがほぼない航空券を買っているので、購入したら何が何でも行くって決めています。
こちらのクルーズツアー格安で売り切れたのか、ほどなくして5万くらい値上がっていました。
当初の料金からも3万ちょっとお得でしたが、こちらと比べると8万ほどお得になるので、個人手配にして大正解!
クルーズの予約が完了すると予約番号が届くので、CunardのサイトにアクセスしてVoyage Personaliserにログインしてあれこれ事前登録。
こちらは任意なのでやらなくても問題ないけど、事前にやっておくとクルーズのチェックインがスムーズです。
こちらの画面では氏名や住所など、細かい部分を登録。
ベッドのリクエストなんかもこちらから可能です。
これはとっても便利。
お部屋は予約時にエレベーターホールに近い部屋をリクエストしていたのですが、お部屋番号はリクエスト通りになっていました。
こちらは乗船する船のシップデータ。
クルーズの日程表。
既にフォーマルデーと推奨ドレスコードが決まっていました。
Black & White Ballや175 Ballってどんなドレスコード?と調べて持っていくドレスを決めました。
実際にはこの日程とは違っていたけど、推奨ドレスコードは一緒でした。
エクスカーションもこちらから申し込みが可能。
お値段は比較的良心的かも。
ポンドじゃなくて米ドルなので有難い♪
ダイニングのシーティングの時間やテーブルサイズもこちらで選択可能。
今回は母と2人なので2人テーブルでのアーリーシーティングにしました。
ドリンクパッケージもこちらからの予約が可能でした。
CunardのVoyage Personaliserは使いやすくて便利でした。
オンラインチェックインが出来る時期になったらオンラインチェックインをしてE-ticket(乗船券)を印刷。
ラゲージタグも印刷して乗船前にスーツケースに取り付けます。
出発の2週間前ほど前に旅行会社からも同じものが届きました。
飛行機も事前座席指定をしてオンラインチェックイン済。
あとは乗るだけです。
個人手配でクルーズの場合、空港〜港は個人で行くかクルーズ会社の送迎を頼むかのいずれかになります。
イスタンブールは慣れているので個人で港まで行くことにしました。
早朝着便だったので荷物は預けて観光。
港でのドロップオフが可能かどうか確認したのですが、イマイチわからないとのことだったので今回はコインロッカーを利用。
それにしてもシルケジ駅のコインロッカーは大きい!
乗船可能時刻になったら港へ。
クルーズ船は空港と違ってチェックインの前に荷物のドロップオフポイントがあります。
取れないようにラゲージタグをつけたら後はスタッフにお任せ。
船会社ごとにドロップオフポイントが違うので要注意。
ここから先はクルーズ船のチェックイン。
と言ってもオンラインチェックイン済みなので、サインした必要書類の提出とクレジットカードの登録と顔写真撮影程度。
その後、イミグレーションでパスポートチェックをして乗船となります。
クルーズの場合、寄港地情報が乏しかったりガイドブックがなかったり、寄港地が何か国にもわたっていて何冊もガイドブックを準備したりしなきゃならない場合があるので、最近重宝しているのはオフライン地図の「Maps Me」。
あらかじめ行きたい所をマッピングして、GPSを使いながらこの地図を使って観光しています。
写真はマルマリスの港の位置です。
アテネのバスもこのとおり。
GPSで自分の位置を確認中。
下のピンがアクロポリスのバス停。
上のピンはプラカ地区のキダシネオン通り。
ゴールはもう少し上(北)のシンタグマ広場です。
シンタグマ広場のバス停に到着。
ここからキダシネオン通りをゴール地点としてプラカ地区を散策します。
自分がどこにいるかわかるのでGPSがあればもう迷わない!
下船の時も船会社の空港送迎を頼めますが、これが結構いいお値段。
エリアによってはタクシーの方が安かったりする場合もあるので要注意。
でもタクシーのぼったくりにも要注意。
今回は行きと同様、トラムを利用しました。
荷物の受け取りももちろん自分で。
間違えないようにタグの色と番号を確認して受け取りです。
税関とイミグレーションを通過したら終了です。
イスタンブールの港は街中にあるので移動が便利。
13:50の飛行機なので朝は慌ただしいかな?と思ったけど全く心配いりませんでした。
一応、船会社は「フライト推奨時間」を設けているので、こちらを確認したほうがいいでしょう。
空港に着いたらターキッシュエアラインズのカウンターでチェックイン。
スーツケースの重さに要注意!
フライ&クルーズ旅行も他の海外旅行と大差ありません。
日本からだとどうしても飛行機に乗らないと乗船出来ない上に、まとまった休みがないとクルーズに行けないのが難点ですが、1週間のお休みが取れたならまずは航空券をチェック!
お得な料金とクルーズの日程があればそれはもう「行け」って言っているようなもの。
GW、夏休み、年末年始などの繁忙期は個人手配の方がお得になる確率が高いので要チェック!
最近は旅行会社もお得なパッケージを出しているので比べてみるのがおススメです。
QVを下船して1か月。
11月14日にポストにこんなお手紙が届きました。
CUNARD本社からのエアメールで、オンボードアカウントがエラーでクレジット決済できなかったので振り込んでください。質問があればここに電話を。という内容。
海外送金の手数料っていくらかかるのよ!
振込手数料を差し引いてとの一文もなく、あまりにも乱暴なお手紙に閉口。
直接メールとも思ったけど、日本には「キュナードジャパン」があることを思いつきそこに問い合わせをしたのでした。
そもそもこれが間違いの素!!!
手紙を受け取った翌日問い合わせをするも、返事が来たのは3日後。
その際、こちらからはメールの添付や予約番号等は一切伝えなかったのですが、特に聞かれるでもなく。。。本当に調べているの?
結局、キュナードジャパン(カーニバルジャパン)では対処できないから申し込んだ旅行会社を通じて支払いを、と丸投げ。
ここにたどり着くまで1か月ほどかかりました。
もうそれだけで呆れ果てたのですが・・・
旅行会社はクレジットカードの支払いをOKしてくれたのですが、カーニバルジャパンはクレジットカードはNO。
カーニバルジャパンの銀行口座に直接振り込めとのこと。
元々クレジットカードOKと言ってたのに急にダメってどういうことよ!
旅行会社がクレジットカードで受けて、旅行会社→カーニバルジャパンへ振込をと旅行会社が申し出てくれたのですが、これすらもダメという始末。
レートは下船時のものを使う、振込手数料分を差し引くから銀行へ振り込むようにと一歩も譲りません。
もうすでに手紙を貰ってから2か月が経過してました。
ずーっと未払いなので気になって仕方なかったのですが、私もちょっと意地になり旅行会社の担当者が間に入っては申し訳ないので直接カーニバルジャパンへ交渉し、旅行会社へのクレジットカード払いを受諾して貰いました。
キュナードジャパン(カーニバルジャパン)と名乗ってはいるけど、決済等の権限は一切ないそうで・・・
単に日本語でパンフレットを作ったり広告を打ち出したりしているだけなんでしょうか。
意味ないですね。全く役に立ちません。
ちなみにこのクルーズ、乗船者の8割がシステムエラーでクレジット決済で来てなかったそうです。
こういったことはままあることだと思いますが、もう少しスマートな対応をしてほしいものです。
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