老舗リバークルーズのクロワジー・ヨーロッパ、実は「食事」が魅力的
◆ 2018年7月2日〜7月8日「客船ラファイエット」(MS LAFAYETTE)によるストラスブール発着の7日間のクルーズに乗船した際の、食事のメニューのレポート。
「クロワジー・ヨーロッパ」(CroisiEurope)は、1976年にジェラルド・シュミッター氏(Gerard Schmitter)により創業。2018年現在、45隻のリバークルーズ客船と、オーシャン客船1隻を保有し、ヨーロッパでは老舗のリバークルーズ会社として知られている。 現在でもジェラルド・ファミリーにより経営されていて、ファミリー企業として温かな雰囲気が特徴とのことで乗船したのだが、実際に乗船してみると素朴ながら美味しい食事がとても魅力的だった。 発着港のストラスブールのアルザス地方にちなんだ料理や、地方ごとのワインが合わせて提供されるなど、工夫が施されていた。 また、7日間を通じ、メインはチキン、仔牛、鴨、鹿、うさぎなどと様々なこだわりの食事が並び、飽きることなく食べごたえのある内容であった。
日本を出発してドーハ経由の飛行機でフランクフルトに到着。その後フランクフルトから列車とトラムを使ってストラスブール港へ到着しました。乗船して初めての食事はなんでしょうか?ワクワクしながらメインダイニングの席に着きます。
席は事前に割り振られています。食事中のアルコールもインクルーシブとなっていて、ワインやビールを食事に合わせて楽しむことが出来ます。
乗船日の食事前はクルー紹介の時間です。バーでウェルカム・カクテルをどうぞ。
1. Day1 ストラスブール
ストラスブールからクルーズがスタートします。本日は夕食後、市内をボートツアーの後、23:00に出港です。
1-1. Day1 ディナー
Bell pepper terrine(ピーマンのテリーヌ)
Mediterranean chicken with its Tagliatte pastas & vegetables(チキンとタリアテッレパスタ)
Sweet cherry cake(サクランボのケーキ)
2. Day2 フランクフルト
アルザス地方のストラスブールからフランクフルトへ向かう船上のランチはアルザス風メニューです。15:30にフランクフルト到着後、市内観光をして23:45に出港します。
ランチはアルザスメニューなので可愛らしいアルザス風の衣装でサーブしてくれます
アルザスワインも合わせて提供されます
2-1. Day2 ランチ
Alsatian sauerkraut with its English potatoes(アルザス風ザワークラウトとソーセージ、ポテト)
Munster cheese with cumin(ミュンスターチーズとクミン)
Revisited lemon pie (レモンパイ)
2-2. Day2 ディナー
*Saint Germain pottage(サンジェルマン・ポタージュ) *
Caprese salad(tomato mozzarella) (トマトのモッツァレラとカプレーゼサラダ)
Duck confit Its pan potatoes and fresh zachinnis (鴨のコンフィ)
Chocolate surprise with its custard cream (フォンダンショコラとカスタードクリーム)
3. Day3 コッヘム
本日はコッヘムに15:00に入港後、コッヘム城観光。翌7:00まで停泊です。 コッヘム城から旧市街を見渡す様子
3-1. Lunch in buffet
ブッフェ クルーがお好きなものを取り分けてくれます
パンも忘れずに
デビルド・エッグもトマトもカラフル!
お昼からローストビーフいきましょう
チーズは欠かせませんね
好きなものだらけの一皿になりました
デザートもお忘れなく!
3-2. Day3 ディナー
*Wild boletus mushroom cappuccino (ポルチーニ、マッシュルーム・カプチーノ) *
Leek quiche(ネギのキッシュ)
*Authentic veal stew Pilaf rice and sliced carrots(仔牛のシチューとピラフ) *
*Crepe Suzette(クレープシュゼット) *
4. Day4 コッヘム〜コブレンツ
コブレンツに13:00に入港後、市内観光。翌8:00まで停泊です。 ライン川とモーゼル川の合流地点「ドイチェス・エック」
4-1. Day4 ランチ
Asparagus in pastry,Hollandaise sauce and vegetables(白アスパラのオランデーズソース)
Venison steak with cranberries House”Spatzle”with fromage blanc and braised red cabbage(鹿肉のステーキ クランベリーソース添え、シュペッツレ)
Tiramisu(ティラミス
4-2. Day4 ディナー
Dubarry cream(クリームスープ)
smoked salmon stuffed with horseradish and fromage blanc(スモークサーモンとフロマージュ・ブラン)
Old-style,boneless stuffed rabbit CroisiEurope's own gratin dauphinois pea-stuffed tomato with cream(うさぎの詰め物と、パイ、トマトにクリームソースであえた豆を添えて)
C’reme brul’ee (クレームブリュレ)
5. Day5 コブレンツ〜リューデスハイム
コブレンツからリューデスハイムまでのライン川沿いはまさにツアーのクライマックス。次々に姿を現す古城に目を離せません。本日はリューデスハイムに14:30に入港後、市内観光。翌4:00まで停泊です。
ローレライのポイントに差し掛かり、シャッターチャンスを狙います
5-1. Lunch in buffet
5-2. Day5 ディナー
Beef consomme` with vermicelli (ビーフコンソメスープ)
Pot-au-feu;hot pot and fresh vegetables(ポトフ)
Rum baba(ラム・ババ)
6. Day6 リューデスハイム〜マンハイム
マンハイムに13:00入港後、ハイデルベルク城や旧市街を観光し、本日はガラ・ディナーです。あっという間にツアー最後の夜を迎えます。 ハイデルベルク城から旧市街を眺めた景色
6-1. Day6 ランチ
Deviled eggs(デビルド・エッグ)
Cod fish filet in aniseed sauce Agnoletti stuffed with lobster,ratatouille(たらのアニスソースかけとロブスターのアグノロッティにラタトゥイユを添えて)
Pineapple kebab with vanilla syrup and coconut ice cream(パイナップルケバブのバニラシロップかけとココナッツアイス)
6-2. ガラ・ディナー Gala Dinner
Lobster soup(ロブスター・スープ)
Duck foie gras(鴨のフォアグラ)
spiced caramel sause-brioche roll Veal steak with shallots and tarragon Mashed Vitelotte potatoes(仔牛のステーキ スパイスキャラメルと紫イモのマッシュポテト)
fries and vegetables Grandma's reblochon pastry(ルブロションパイ)
Baked alaska with Grand Marnier(ベイクド・アラスカ)
7. ガラ・ディナーの様子
ガラ・ディナーは女性はワンピースなど、男性はシャツなどで、普段より少しだけオシャレをして参加します。 ガラ・ディナー用にオシャレをしてにっこり、ステキなお客様たち
ポロシャツのお客様もいました。
いつもはじける笑顔で接客してくれるヴィヴィアンさん。本当にかわいい!
クルーは若くて一生懸命でとても好感が持てます。
※ 記事内に紹介されているクルーズ船や寄港地の情報については、記事執筆者の経験や情報収集に基づいた参考情報であり、実際の内容と異なる場合や、内容が変更されている場合があります。
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