カーニバル・コーポレーション、第11回アニュアルレポートで2030年のサステナビリティ目標と2050年の抱負を発表
- カーニバル・コーポレーション、第11回年次サステナビリティ・レポートを発表
- SASBとTCFDの開示フレームワークを初めて取り入れる。
- 6つの重点分野において、2030年の持続可能性の目標と2050年の抱負を設定。
- 国連の「持続可能な開発目標」との整合性
世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、サステナビリティ会計基準委員会(SASB)および気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の開示フレームワークを初めて取り入れた、11年目のサステナビリティ報告書を発表しました。船から岸まで持続可能」と題されたこの報告書は、グローバル・レポーティング・イニシアチブ(GRI)基準を考慮し、2020年度末までの現在の持続可能な取り組みに関する最新情報と、2021年の関連する最新情報を紹介しています。
2020年のサステナビリティ目標を達成した後、同社は現在、2021年6月に最初に明らかにした6つの重点分野において、2030年の目標および2050年の抱負を設定しています。これらの分野には、気候変動対策、循環型経済(廃棄物削減)、持続可能な観光、健康と福祉、多様性、公平性と包摂(DEI)、生物多様性と保全が含まれます。フォーカスエリアは、国連の持続可能な開発目標に沿うように設計されており、カーニバル・コーポレーションの長期的なサステナビリティ・アプローチの指針となります。
主な目標には、代替燃料への投資による二酸化炭素排出量の削減、電源としての液化天然ガス(LNG)の利用促進、循環型経済モデルへの移行、使い捨てプラスチック製品の継続的削減、船団全体に生ごみバイオディガスターを設置、生物多様性と保全の目標設定、持続可能な観光慣行のサポートなどがあります。これらの目標やCOVID-19に対するカーニバル・コーポレーションの対応について詳しく説明した報告書の全文は、www.CarnivalSustainability.com。