カーニバル・コーポレーション、2020年のサステナビリティ目標の進捗を報告、全体の炭素排出量を23.4%削減
- カーニバル・コーポレーションは、2015年のサステナビリティ・レポートを発表し、2020年のサステナビリティ目標に向けた進捗を示しました。
- 炭素原単位率を2.8%削減し、2005年以降、全体で23.4%の二酸化炭素排出量削減を達成しました。
- 船隊の41%に排ガス浄化技術を導入している
- 液化天然ガス(LNG)を燃料とするクルーズ船とハイブリッドバージを使用し、カーボンフットプリントの改善を図る
- 船隊全体の高度な排水浄化システムの10%ポイント増を達成する予定です。
世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、2015年のサステナビリティ・レポートを発表し、2020年のサステナビリティ・パフォーマンス目標に向けた進捗を明らかにしました。同社は、炭素原単位率を2.8%削減し、2005年の基準値に対して23.4%の二酸化炭素排出量全体の削減を達成しました。現在、保有車両の41%に、エンジンの排気から硫黄化合物や粒子状物質を削減する排気ガス浄化技術が搭載されています。
カーニバル・コーポレーションは、二酸化炭素排出量をさらに改善するため、世界初の液化天然ガス(LNG)燃料のクルーズ船と、LNGハイブリッドバージを燃料とするクルーズ船を発注しました。また、先進的な排水浄化システムの船隊全体の容量カバー率を10%ポイント向上させるという目標も達成できそうです。このサステナビリティレポートは、GRI(Global Reporting Initiative)のG4「コア」レベルに従って作成されており、同社のサステナビリティへの取り組みは、10のクルーズラインブランドに及んでいます。