14日間のクルーズへ
カリブ海クルーズは2回目ですが今回はフロリダ半島のメキシコ湾側のタンパ港より12月9日に出航し29日に帰港しました。
カリブ海の明るくてとても綺麗な海の色が私は大好きです。・・・・と言っても主人は身障で、なかなか自由に動けませんが自宅で寒いからと言って1日中暖炉の前で座っているより次々と変わる景色や多くの方に会えることが嬉しい事です。
今回はホーランドアメリカのクルーズ船なので高齢の方も多く落ち着いていて車椅子の方や杖を使っている方も目に付きました。
洋上の日はプールサイドで日光浴する主人の傍で1日読書についやします。いつも船に乗るときには本を2~3冊持って行き読み終わると図書館に寄付してきます。 いつか日本の方が読んでくれると嬉しいです。
ハーフムーンケイにて
バハマのハーフムーンケイではテンダーボートでの上陸なのでプールサイド、セントトーマスでは車椅子でOKだという島内ツアーのドライバーがいて、2時間の観光にでました。大きな真っ黒に日焼けしたカリビアンボーイは観光中車の乗り降りは大きな手でサポートしてくれました。
此の島は現在アメリカ領ですが以前はイギリス領だったので車は左側通行のため彼は本土に行くと運転できないとの事でした。1番高い山から美しいMagens Beyを見下ろすと半島にあるオバマ大統領の別荘とMrs.クリントンの別荘が見えました。
別荘も近くにあると知り少し頬がゆるみました いいね!・・・其のそばにあるビーチは政府の所有地なので建物を作る事が出来ない為自然のままの美しさを維持していました。次のセントルシアでは船内で知り合ったピッツバーグ大学の中南米文化の教授夫妻とタクシーで観光しました。ドライバーの案内以外に色々な事を教えていただき充実した1日を過ごしました。
船内でのサポート
此の時期には避寒のためにカナダやアメリカ北部やヨーロッパからのお客さんが多くどの島も3~4隻のクルーズ船が寄航してにぎやかです。船内では元気な日は車椅子ではなくウオーカーを使い長い廊下を歩いたりして随分リハビリになりました。
ルームスチワートもダイニングのウエイターもとてもフレンドリーで一度言った事は忘れず丁寧にサポートしてくださり、不自由を感じる事はありませんでした。特にクルーズは何日も過ごすのでなんとなく皆 顔なじみになりレストランのウエイターは好みの食材やお水の入れ方まで把握してくれ、主人の分はカットまでしてくださり。
立ち方座り方の癖も判ってくれました。アリガトウ!海外に出ると意外にハンディキャップのある人に対する心使いがあり、動きやすいものです。
私はこれが最後かこれが最後かと思いながらクルーズを楽しんでいます。少しでも嬉しい空気が吸えれば嬉しいものです。船も飛行機もホテルもハンディキャップに対応してくれるので、おっくうがらずに又出掛けたいものです。