波乱万丈のクルーズ体験記
今までに6回海外のクルーズ旅行に参加しましたが、今回ほどハプニングに満ちたクルーズはありませんでした。
アテネから乗船
成田から、カタール航空にてドーハを経由してアテネ入りし、アテネから乗船。 日本人のコーディネーターが乗船しているとのことで、乗船後に日本語での説明会に出席したら、なんとイスラエルでの空爆により航路の一部が変更になったとのこと。 イスラエルのハイファへ行く予定が、エーゲ海のロードス島が、トルコのアンタルヤに変更するとのことでした。
寄港地:ミコノス島
初日に寄港したミコノス島は、雨の予想がはずれ島の散策では晴天に。散策を終えて船内に戻りランチを食べました。 この時出てきたものがどれもおいしく、ついつい食べ過ぎてしまい、その結果楽しみにしていたディナーをキャンセルせざるを得ないことに。 身から出た錆とはいえ、これまでディナーをキャンセルした事の無い私には、初めての無念な経験に。
旅はイズミール、ロードス島、アンタルヤと進みましたが、アンタルヤは急遽決まった土地でもあり、地図も持たず、予備知識もないまま散策へ。 途中で道に迷い心細い思いをしながら、なんとか船に。海外で迷子になる経験もこれが初めて。
航路変更
7日目の朝食後、船内放送にて次なる寄港地、エジプトのアレキサンドリアが治安問題から寄港を中止し、突如サントリーニ島に変更に。 これで2度目の航路変更。サントリーニ島では、外観の美しい島ではありますが、見た目に綺麗な石段は何と意外と急でしかもロバのふんがそこらじゅうに。 フンをよけながらの急坂を登る動作は流石に大変でした。
最後の寄港地であるナポリを楽しみにしておりましたが、港が波が高く着岸不能。あえなくナポリを見送ることになり、これで3都市目の寄港地変更。 これも船旅故にやむをえないことではあるが、、
ウェイターからの粋な計らい
しかしそんな我々の気分を感じ取ってか、ダイニングではウェイターが粋な計らいをしてくれました。 最終日に差し掛かり、乗船日から今日までの夕食メニューとデザートメニューをまとめてプレゼントしてくれました。これまでこのような経験が無く感激しました。
今回のクルーズでは、イスラエル(ハイファ)、エジプト(アレキサンドリア)、ナポリへ立ち寄ることが出来なくなり、もっとも楽しみにしていたナポリからアマルフィーへの観光が出来なかったのが残念でした。
このリベンジ旅行ではまたお世話になりますので、よろしくお願いいたします。