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IACEトラベル

3.38
ホノルル発着 ハワイ諸島 8日間
  プライド・オブ・アメリカ (ノルウェージャン・クルーズ・ライン)   2012-11-03
ノルウェージャン・クルーズ・ライン

 これはIACEトラベルの手配で、2012年11月のクルーズ旅行に行かれたお客様による乗船レビューです。

Itinerary

プライド・オブ・アメリカ - 2012年11月03日  乗船
11月03日 ホノルル
11月04日 カフルイ(マウイ島)
11月05日 カフルイ(マウイ島)
11月06日 ヒロ(ハワイ島)
11月07日 カイルア・コナ(ハワイ島)
11月08日 ナウィリウィリ(カウアイ島 / ハワイ州)
11月09日 ナウィリウィリ(カウアイ島 / ハワイ州)
11月10日 ホノルル

Map

Ship

女友達と2人で参加したハワイ諸島を巡るクルーズ

今回女友達と2人で思いきって参加したハワイ諸島を巡るクルーズの忘れられない思い出を紹介させて頂きます。

実はこのクルーズの発案者は友人で初めて言われた時は本当に行けるの? ハワイに行くだけでも私にとってはビッグイベントなのに・・一週間かけてクルーズなんて大丈夫? と不安でしたが、このクルーズに参加して本当に良かったと心から思います 。

数えきれないほどの初体験と珍体験が帰国して一ヶ月経つ今でも色鮮やかに蘇ります。

船内フラダンスショー

私が心に残っているのは船内の劇場で行われるショーです。

毎晩日替わりで夜の19時と21時の二回同じショーが開催されていてフラダンスショーにイケメンのお兄さんがアカペラで歌うショー、またコメディーにロックと老若男女問わず全員が楽しめる内容でした。劇場の大きさも充分でいつも余裕を持って前の1~3列目に座る事が出来ました。主演者の汗が飛んできそうな(実際に飛んできました(笑))距離で迫力の演出が楽しめました。

フラダンスが大好きでハワイに行くなら絶対に生のフラダンスが見たいと友人と話しておりましたが、その夢はなんとクルーズ初日に叶いました。ショーの名前は「ポリネシアンショー」。フラダンスを目当てに見に行ったショーでしたが私が一番感動したのは「ハカ」と呼ばれるニュージーランドの原住民マウイ族による伝統的なダンスでした。顔や体に伝統的な模様まで描かれておりその姿はまさにマウイ族そのもの。目と鼻の先で行われた男性5名と女性5名による ダンスは大迫力でした。もちろんその後のフラダンスも期待以上でした。あの独特の腰の動き、手のしなやかさ。さすが現地のプロダンサーによるフラダンスです。テレビで見るそれとは比べ物になりませんでした。しかもダンスの後は出演者と一緒に記念写真が撮れます。セクシーなお姉さんとマッチョなお兄さんに挟まれて写真を撮ってもらい最高の思い出ができました。

コメディショー

コメディショーは少し要注意です(笑)客席からランダムにコメディアンの方から選ばれた15名程が舞台に上がらされていました。息をひそめてなんとか席に残りましたが、 動物のモノマネをするといった内容でアメリカの方たちノリノリでやってくれて会場は大爆笑でした。英語が分からなくても存分に楽しめました。

「モロキニ島」シュノーケルツアー

次に心に残っているのはマウイ島のツアーで参加した「モロキニ島」シュノーケルツアーです。

モロキニ島は三日月の形をした無人島でハワイに来る前からハワイを紹介している雑誌に載っていてチェックしていた場所でした。あまり泳ぎが得意ではなくシュノーケルはしたいが深い場所では怖いとつぶやきながらの参加になりましたが、ゆっくり進む小型の船からモロキニ島が見えたときには本当に本に載っていたモロキニ島に来ちゃったという気持ちで不安は消え去っていました。なんと運が良ければモロキニ島付近でイルカやクジラも見えるとのこと。気付けばテンションMAXでフィンとマスクを着けていました。

モロキニ島からわずか10メートルほど離れた場所に船が泊まると、プールのように透明な海の中でお魚が遊んでいるのが肉眼で確認できます。実際思ったより水深は深いです。到底足がつく距離ではありません。 しかし船にはライフジャケットとアクアポールと呼ばれる水中で浮く柔らかい棒が山ほどあります。いくつ使ってもOKですし船上からはこの道30年の海のプロの船長さんが見ていてくれています。またシュノーケル中もシュノーケルやスキューバダイビングのプロのスタッフ数名が常に目を光らせてくれます。

泳ぎの得意な友人に誘導してもらいながら船から海中へと続くはしごを降りいざ海へ身を預けると、足をバタバタせずともライフジャケットの浮力で体が海の上に浮いていました。その私の足下の周りをくるくる回る黄色いお魚を見ずにはいられません。早速水中を覗きました。やはり予想以上の深さに緊張しなかったとは言えませんが、10分もすれば慣れてきてライフジャケットを外したくなりました。しかし海は何が起こるか分かりませんし友人の忠告も守りジャケットをしっかり装着したままシュノーケルを続けました。

こんなに海の中が楽しいと思ったのは人生で初めてでした。モロキニ島の近くはごつごつした岩がありその岩の隙間が魚たちの隠れ場所になっているようです。青や赤、黄色の魚たちがゆらゆらと波に身を任せています。一緒にこのツアーに参加した方の多くは水中カメラを用意しており撮影していたのですが、私たちは水中カメラを用意していなかったのでそれらの写真が残せず残念でした。これから参加する方には防水カメラを持っていくことをお勧めします。

海亀の見えるポイント

色とりどりの魚をしばらく楽しんだ後は一旦船に上がって、海亀の見えるポイントまで移動しました。 およそ10分かけてマウイ島のビーチの付近に到着しました。

その移動中が少し寒いですがビーチタオルというバスタオルより大きなタオルを貸してくれますので それにくるまれば問題ありません。また船内ではラッシュガードという水着の上に着るウエットスーツも貸し出して(有料で)いましたのでそれを利用するのもいいと思います。

ラッシュガードは寒さだけでなく激しい日焼けも防げるので私たちは日本から持っていきました。 海亀ポイントに到着してすぐにガイドの方が亀を見付け「亀ー!」と大きい声で教えてくれ、海面から顔を出す亀を初めて見ました。すぐにまたフィンとマスク、ライフジャケットを付け海へ。率先して海に入る自分自身に驚きました。きっとハワイの魔法ですね。

海に入ってすぐ目の前を優雅に舞う大きな海亀に大感激でした。海亀ポイントでは小柄な亀や大柄な亀がひっきりなしに珊瑚の下から海面へ息継ぎをしにやってきます。亀がいると今朝知り合ったばかりの参加者の方が肩を叩いて指差して教えてくれます。親指を立てて笑顔でうなずき合い言葉が話せない水面の中だからこそコミュニケーションがとれるという不思議な環境にも胸が躍りました。

もちろん亀ポイントにも色とりどりの魚が遊んでします。その中でも印象的だったのが友人が見付けたサンマのような形をした長い魚です。その長さは80センチほどあったと思いますが目の前を5匹程の群れをなして優然と泳いでいきました。「こんなの見た事無い!」と1時間ほど海亀と様々な種類の魚ウォッチングを楽しみ大満足で帰路につきました。

全てのことが初体験で見るもの感じるもの全てが新鮮でした。「私たち・・こんなに楽しんでいいのかな・・(笑)」とにやにやしながら私を見た友達の言葉を聞くまで日本での仕事、恋愛、人間関係・・の悩み、家族の心配のことすら(ゴメンナサイ)すっかり忘れて楽しんでいた私に気付きました。

ハワイの大自然がぎゅぎゅっと詰まったこのプライドオブアメリカクルーズに友人も私も参加して良かったと心から思います。またクルーズの予約、スケジュールの連絡をして頂いたIACEトラベルの担当者様には本当に感謝しております。

最高の思い出ができました。ありがとうございました。

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