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IACEトラベル

3.39
アテネ ~ ローマ Holy Land Explorer 13日間
  クイーン・エリザベス (キュナード・ライン)   2012-11-17
キュナード・ライン

 これはIACEトラベルの手配で、2012年11月のクルーズ旅行に行かれたお客様による乗船レビューです。

Itinerary

クイーン・エリザベス - 2012年11月17日  乗船
11月17日 ピレウス(アテネ)
11月18日 ミコノス島
11月19日 イズミル
11月21日 ハイファ / テルアビブ
11月22日 ハイファ / テルアビブ
11月23日 リマソール
11月24日 アレクサンドリア
11月26日 サントリーニ島
11月28日 ナポリ
11月29日 チビタベッキア(ローマ県)

Map

Ship

憧れのクルーズへ

私達は憧れのクィーンエリザベス号に乗船してきました! 昔から船旅と言えばクィーンエリザベス、豪華客船と言えば世界的に有名なのがクィーンエリザベス号ではないかと個人的に思ってきました。

それに昨今と違いクルーズ(豪華客船の旅)とは世界一周の長丁場とかとにかく高額な旅行代金というイメージがあり、一般庶民には一生手の届かない、ほんの一握りの特権階級の人達だけのお遊びと思っておりましたし、実際そう言う時代もあったと思います。

しかし、最近は有難い事にクルーズ旅行の解禁とでも申しましょうか庶民にも楽しめる沢山の企画が設けられるようになり、とても人気が上がってきているのではないかと思われます。それもそのはずクルーズの素晴らしさ、楽しさを一度でも味わってしまうと老若男女問わず、世界中の誰もがいっぺんで魅了されてクルーズファンとなり、またクルーズに出かけたいと思うはずだからです。

私もその一人でありまして一昨年にたった3日間だけのアジアショートクルーズに初めて参加して、本当に楽しくてその後1年間で5回のクルーズを体験致しました。

クィーンエリザベス号

さて、そのクルーズ船で最も有名であろうクィーンエリザベス号はラグジュアリー船という事もあり、本当にため息が出るくらい美しく上品なフォルムで、数あるクルーズ船の女王様といったところでしょうか...

私達は、地中海聖地探訪というコースで、ギリシャの港からエーゲ海の島々を巡りトルコで遺跡、イスラエルで聖地エジプトのピラミッドを見てナポリに立ち寄り最後はイタリアのローマへ行く予定でしたが、実は数々の予期せぬ事態により、なんと出航後にやむなく3ヶ所も寄港地が取消になり2ヶ所は代替え地となりました。

今まで参加した旅行では、寄港地が取消になったり、代替地となったり、また最後は悪天候により船が港に着岸出来ず港を目前にして諦めるなど、一度も無かったので今回はいろいろと新しい経験となりました。 しかし、その為他社の団体ツアーで来ていた日本人客は添乗員や日本人のコーディネーターをつるし上げて、ずっと文句を言い続けていてビックリするやら辟易するやら呆れてしまいました。

永遠に文句を言い続けるおじいさんを横目に、私達は優雅に最初のランチを楽しみました。それがなんとも言えず美味で、他のどの船もお食事は美味しいと思いますが、スイーツに関してはクルーズの航海全日を通してその美味しさはQEが最高でした。

いよいよ乗船

私達は出航の2日前にアテネに入り、少しアテネ市内を観光してからピレウス港にタクシーで向かいました。ギリシャでは英語があまり通じないし、英語が出来るタクシードライバーを探すのも容易ではありませんでしたが、ラッキーにも見つける事が出来、アテネ市内から地下鉄を利用すれば一人2ユーロ程で行く方法もありましたが、地下鉄の降り口から乗船するターミナルまでがかなりの距離でしたのでタクシーで行って正解でした。ちなみに空港ーアテネ市内は、タクシー料金が一律35ユーロでアテネ市内ーピレウス港は25ユーロでした。

遅れないように早めに出たので受付時間の90分前に港に着いてしまいましたが、乗船の受付は始まっていてとてもシンプルでスムーズに行われ、乗船後お部屋もすぐに使用出来、さすがQEと感じました。 荷物も10分程でとても早く運ばれて来て、またその運び方もとても丁寧なのに感心しました。

船内のお部屋

お部屋に入って感激だったのは、ウエルカムドリンクとしてシャンパンがアイスペールに冷やされていてシャンパングラスもセットされていたことです。

私は注文していなかったので別の部屋と間違えているのかと思いステイトホストに問いただした次第です。 そうしたら全室にサービスで、準備されているとのことであらためて感激してしまいました。 お部屋の広さも十分で、ベッドが高いので下にスーツケースが入れられるので助かりました。 クローゼットも大きく冷蔵庫もありバスとトイレはユニットでシャワーのみでしたが、使い勝手は良い方でアメニティも充実していました。ちなみに私はバスローブを使うのが好きなのですが、毎日フレッシュなローブを届けてもらえました。

ここからは細かく書くと小冊子になりそうなのでいろいろ書きたい気持ちを押さえて簡潔にしたいと思います。

レストラン

私達はディナーのみ指定がありブリタニアレストランでしたが、他に5つのレストランがありました。有料で自由に予約して他のレストランで、お食事することも可能。ブリタニアレストランは100人以上のシェフに200名のウエイターがいてサービスもお食事も行き届いていて最高でした。

また私達の乗船した時には、日本人の乗船客が1981名中118人もいたので日本語のメニューが用意されていて最終日に御土産として初日からのメニュー全てを配布してくれたり、時間にうるさそうなきらいがあったが、何度も遅れていっても気持ちよく対応してくれたので、お料理も堪能出来素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。朝・昼はほとんどバイキングレストランに行きました。また、深夜4時まであいていたのでミッドナイトスナックも楽しめました。

日本語サービス(船内新聞、船内放送、日本語ヘルプデスク)

船内新聞は、通常は英語版のみだが、日本人コーディネーターが乗船していたので日本語版もありわかりやすかった。ツアーでなく個人できているお客様に特に気を使ってヘルプしてました。

船内放送も、英語、ドイツ語、日本語で行われました。エクスカーションや下船時の案内も日本語で聞けて安心でした。

エンターティメント

専属ダンサーのミュージカル、マジックショー、バイオリンの演奏、歌手、漫談等がありました。ダンサーのショーがとても素敵でしたが、漫談は英語だった事とイギリス人にしか理解出来ないような内容の様で、イギリス人にだけうけて他の国の人達はシラケてひいていたみたいでした。

本格なボールルームでは毎晩舞踏会が開かれていて社交ダンス出来る人にはたまらない機会でしょう。毎晩テーマがかわって、仮面舞踏会もありました。

船内のいたるところで生バンド、ピアノ、ハープ、四重奏などの音楽があふれていて質の高い演奏に酔いしれました。

寄港地

寄港地では無料のシャトルバスとテンダーボートが数回用意してくれて助かりました。船のエクスカーションは基本的に料金が高く、しかも説明が全て英語なので理解するのが難しかった。個人でタクシーでも回ったがやはり割高でした。 通貨はほとんどがユーロ圏なので楽でした。クレジットカードもどこでも使えました。ショッピングは円高効果で結構楽しめました。風景は予定外だった寄港地のマルタ島が誠に素晴らしくもう一度行ってみたいと思いました。

ドレスコード

エレガント・カジュアル:5回、セミフォーマル:3回、フォーマル:4回でカジュアルの日はありませんでした。毎晩男性はほとんどタキシードで女性もとてもエレガントでした。ただ、年配の方が多いせいかそれほど派手な服装ではなく、日本人は着物の方も多かったです。私は毎晩結婚式におよばれしたような気分で存分にお洒落を楽しみました。

その他の施設

スイミングプールは小さくて、季節的に寒かったせいか利用する人はほとんどいなかった。また最悪だったのは屋内のプールは有料でしかもクルーズ全日(13日)でカップルで300ドル払わなければ使用できない。また早い者勝ちで、限定30組しか受け付けず、あっという間に売り切れていました。その権利がないと、スパ内のジャグジーも使用できず、屋外のはとても小さくて水温も低く寒くてその上ジェットも弱くて楽しめなかった。

ジムは、普通に設備は揃っていて、スバ(エステ)は内容がかなり充実しているようでした。サウナはジムの更衣室にあったのですが外がガラス張りで外から丸見えになるのでちょっと抵抗があって利用しませんでした。子供用の遊び場もあるにはありましたが、ラグジュアリー船と言うこともあり、子供に対する施設及びサービスは無いに等しいと思ったほうが無難です。ちなみに約2000名の乗船客に対して子供は20名に満たない程でした。

総括

毎日いろいろなイベントがあるのに寄港地に出かけるとあっという間に一日が過ぎ、意外と忙しくあまり参加できなかった。乗船客1981名のうち907名が英国人で圧倒的に多く1位、2位は460名の米国人で3位が167名のドイツ人でしたのでやはり英国の船だからと思っておりましたがなんとキュナードラインは、アメリカのカーニバルラインに合併されてしまったということでした。 ですからクルーの大半がフィリピン人、インド人、東ヨーロッパ人で幹部以外は英国人は全くいないみたいでした。ちなみに、日本人クルーは一人もいませんでした。今回は普段接することのない沢山のイギリス人の方達とお話出来てアメリカ人との比較が出来とても興味深い旅となりました。

クィーン・エリザベスの旅は期待を裏切らずに楽しい想い出を作ってくれましたので次回はクィーンメリーⅡやクィーンヴィクトリアにもいつか乗船してみたいと思います。

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