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IACEトラベル

3.38
シアトル発着 アラスカ 8日間
  ゴールデン・プリンセス (プリンセス・クルーズ)   2009-09-12
プリンセス・クルーズ

 これはIACEトラベルの手配で、2009年09月のクルーズ旅行に行かれたお客様による乗船レビューです。

Itinerary

ゴールデン・プリンセス - 2009年09月12日  乗船
09月12日 シアトル(ワシントン州)
09月14日 ジュノー(アラスカ州)
09月15日 スカグウェイ(アラスカ州)
09月17日 ケチカン(レビジャヒヘド諸島 / アラスカ州)
09月18日 ビクトリア(バンクーバー島)
09月19日 シアトル(ワシントン州)

Map

Ship

初めてのクルーズ旅行 アラスカ編

ニューヨークのセントラルパークでマラソンもしたし、エジプトの砂漠でバギーで爆走もしたし、世界40カ国とこれまで数々の旅行をしてきたが、今回は思いのほか安かったことと、いい加減体力勝負の旅行も飽きてきたし、空路や陸路では行きづらいアラスカへ、人生初の客船を利用していろいろな体験をしてきた。 

自分では旅慣れている自信があった私ですが、何しろ船旅は、これまでに無い感動や感激の連続、手配をしてくれた担当の方への感謝の気持ちも込めて、この旅行に関して綴る事で、これからクルーズを考えている人に参考にしていただければ幸いです。 わかりづらいことがあればIACEトラベルの担当者に相談してください。(こちらも感動するほど親切で助かりました)

まず、この旅を考えたきっかけは、まずはまとまった休みが取れそうだったこと(途中から意地でも休むことに決心しました)と知り合いからIACEトラベルで激安プライスで出していることを知ったことから始まります。

知人からクルーズと聞いて、始めは どうせ高いだろう? とタカをくくっていたのですが、WEBサイトを見てびっくり! カリブ海8日間\28,000やら地中海8日間\45,000、そして今回乗船したアラスカ8日間は\38,000とのこと。まさかと思い早速メールで問い合わせをしたところ、ご丁寧に航空券や空港から港までの送迎も足して、見積もりが、、、  

アラスカは、最寄の港がシアトルやバンクーバーになるようで、成田から直行便のあるシアトル発着の船(ゴールデンプリンセス)とシアトルまでの往復航空券(デルタ航空)の組み合わせで、空港から港までは船会社のバスに乗車、これだけで旅の必要な要素は出来上がったのでした。

( 正直、船旅というと100万コースだとか、よっぽどの金持ちしか参加できないと思い込んでましたが、実に今回の旅費は、航空券やら燃油、クルーズ代金すべてを足して15.3万円とこれまでどうして気がつかなかったのか?と思うくらいリーズナブル。 IACEトラベルさんって何度か使ったことがあったが、航空券は毎回安いんだが、クルーズまで安いとは流石です)

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題の船旅について、掘り下げて綴らせてもらいます。 37歳男子 クルーズ初体験レポート!

初日 シアトル港を出航!

デルタ航空でシアトル空港に到着。 入国し、税関を出たところに、プリンセスクルーズのプリントを持った係員らしき人が待ち構えており、港へ移動するバスへ誘導してくれました。 他の船会社も何社かいたようで多少わかりづらいが、自分が乗る船をぎりぎりまで勉強していたので、なんとなくわかりました。 係員に連れられ、空港の外にある船会社のカウンターで、スーツケースを預けて待つこと10分、バスに乗りシアトル港へ。

空港を出るとすぐにハイウェイに乗り、所要時間約20分で港へ。 そして港に着くと驚くほど大きな船が2隻並んでました。 私が乗るのはゴールデンプリンセス号、隣にいたのはホーランドアメリカとかかれた、これまた大きな船。 外観としては、ホーランドは黒白のツートンでかっこよく、プリンセスは一面白塗りで女性的な印象。  シアトル港でバスを降りると、目の前にクルーズターミナルという建物があり、その中に船会社のチェックインカウンターが。 そこで予約票やクレジットカードを出したり、実際ここまで難しい英会話は一切必要なし。 英語は片言の自分でも今のところ問題なし。ほっとした!

さて、諸々の手続きを終えていざ船内へ。 安かっただけに期待をして無かった客室ですが、意外と普通のホテル並み これが豪華客船かと安さと中身のギャップに改めて感心。 (私の部屋は、一応窓付きの海側の部屋だが、窓の目の前に救命ボート?がぶら下がっている、軽いオーシャンビューでした

乗船後、船内をビデオ片手に散策するもあまりの広さと開放的なムードに早速感激。我慢していたタバコもようやく落ち着いて吸える場所を発見し、一服 た たまらん。 時計を見たら18:00を回り、そろそろ夕食の時間です。 プリンセスクルーズは、夕食は2回の時間帯に分けて予約をすることが出来るらしく、ひとまず18時からので予約。 テーブルに着くと、速やかにウェイターがドリンクメニューを聞いてきた。 夕食時のドリンクは有料で、その他の食事はすべてが無料と聞いていたので、ドリンクがよっぽど高いのではと思いきや、アラスカビールがなんと$2.5とクルーズプライスではなく、親切プライスで提供。これはありがたい!

ドリンクの後で、食事メニュー てっきりビュッフェかな?と思いきや、これが完全なコースメニュー。まさか帰るときにがっつりと追加請求するんじゃないだろーな? と思い念のためそばにいた日本人に聞くと、船内は基本食べものは無料とのこと。 まじかよ おい これは超がっつりモードだ! ということで、前菜、スープ、サラダ、メインにプラスして軽くパスタをオーダー。10分足らずで徐々に運ばれてくる快適なサーブに感激しつつも、出てくる料理はどれもおいしくておいしくて、自分が支払った船賃を考えると、気まずくなるくらいのおもてなしぶり。  周りを見回すと、大半がアメリカ人で、ちらほらと日本人のご年配方が、皆幸せそうな顔をして食べている。 そして周りのスタッフもいつもにこにこ客の要望にこたえているではないか。 ここまで優雅な旅って他にはないなと再確認。

とここで大事なお知らせが。 なんといつの間にか船が出港しているではないか。 まったく揺れない。 動いていたことすら気がつかないまま、航海がスタートしたのであった。

なぜ揺れないのか聞いてみると・・・

  • 1.大型客船は、波の影響を受けない=船体が200メートルを超えると特に揺れない 波の上に乗るので。
  • 2.最新テクノロジーで横波にあわせてスタビライザーがコンピューター制御で波を緩衝するらしい。

いよいよ飛行機よりも船だな と新たな旅の到来を感じた次第です。

食後、重たいおなかを何とかこなすために、スカイラウンジ(クラブディスコ)へ。 行ってみると、アメリカ人から中国人、中国人と思いきや行動でわかる日本人が何人か騒ぎ中。 国境を越えて同じ船に乗るもの同志、徐々に仲良くなっていくのでした。時計を見ると早くも11時。 今のところ成田を出てずーとおきているので、26時間起きていたことに。 一先ず就寝。

2日目 終日航海日

船はひたすら北上しアラスカを目指します。 おそらくカナダの領海をひたすら走っているのだろう。 その昔ソビエト連邦の領土だったアラスカとはどのようなところなのか? 期待と想像を膨らませながら、前日のカロリーを消費するべく、船内14階にあるフィットネスジムへ。 時は6:00と興奮と楽しさのあまり、早起き&運動という健康的な日々がスタート(毎日こなしました!)

朝食は、昨日夕食を取ったレストランへ。 そのほかにも別に5箇所レストランがあるらしく、朝食時間の8:00-11:00はドナティーロとサバティーニがメインで稼動し、夕食時間になるとテーブル代が$20くらいかかるらしいが、これまた更に豪華なディナーが楽しめるという。 滞在中に一度は行こう。

朝食もディナー同様、メニューからチョイス。 夕食ほど選択肢は多くはないが、それでもプラスアルファも出来るし、夕食と違ってアルコール以外のドリンクは無料。 コーヒー、ジュース、ヨーグルトにオムレツとパンケーキ。 ほっといたら、かなりアメリカンな体系になること間違いなしの、高カロリーメニュー。 ウェイターも気持ちよく、無理せず残してくださいと暖かい言葉を。 確かに日本人の感覚だと残せないというか、何となく気まずい気持ちが出てくるが、おいしいものを食べたい量だけ食べて、後は魚の餌になることを祈り残しちゃいましょう。 無理して食べて、ランチが食べれないと、そっちのほうが残念になることでしょう 。

3日目 ジュノー

いよいよ、今日はアラスカのゲートウェイ ジュノーという港町に到着だ。 アラスカなだけに9月といえど寒いだろうという予想をはずし、トレーナー1枚で十分の暖かさ。 出発時、日本は34度という猛暑だったので、あまりにも気温ギャップが想像できず、軽装しか持ち合わせなくてホッとした。。

夜は、体が勝手にスカイラウンジへ。 今日も誰か来てるかなー。。。

4日目 スキャグウェイ

今日はスキャグウェイという夏場の観光シーズン限定の町へ。船を下りると目の前に鉄道が!なんと港から観光列車が直通しているではないか? これに乗るとなんと山を越え谷を抜け絶景が楽しめるという。 ディズニーランドのスプラッシュマウンテンかと思いきや、緑あふれるアラスカの大地と山々、自然豊かな森や谷、雪に閉ざされる前の最後の輝きを放つ感動・感激の景観を提供してくれるのであった。

往復3時間 $128でこの景観は、特段降りて何かを体験するわけではないが、十分に価値のある体験でした。(なぜだか、ミネラルウォーターをふるまってもらいました)

鉄道を降りてもまだ出航には時間が、、 ぶらりとスキャグウェイの町へ。 夏場のみの町だけあり、こざっぱりとしていて道が単純、レンタサイクルもあり車不要の綺麗な港町。 日本の熱海のように、お土産やがずらりと並び短い繁忙期をにぎわせている。 厳しい冬を越すためにもどうか稼いでもらいたい。

夕食は、テーブルチャージ$20のサバティー二へ。ここはステーキからシーフードまで素材にこだわった料理が食べられるらしい。 メニューからはお金が取られないので、ここは思い切ってステーキとシーフードにWでチャレンジ。

もう、明日は5時おきで走るしかないと心に決めて、最大のガッツリモードに突入。 ワインは赤でお肉をとことん味わうことに。 (ワイン 1ボトル $18 ウェイターお勧めワインだが、かなりリズナブルに満喫) さて、結局食べきれず半分残すことに。 本当ならこんなおいしい肉は残さないんだが、優雅な空間にすっかり贅沢になってしまったようだ。

5日目 グレーシャー国立公園

この日が今回のクルーズのクライマックスといえるベイ【グレーシャー国立公園】へ 。 念願の氷河を見ることが出来るのです。 朝6時に、グレーシャーベイ国立公園のパークレンジャーが小型船で船に乗り込み船内放送で解説を開始。 10時ごろ、第一の氷河に到着。 どうやらその前に鯨の大群が船のそばに来て盛り上がっていたらしいが、英語で何を言っているかさっぱりわからず、1つのチャンスを無駄にしましたが、氷河は予想よりも黒くて寒さも思うほどではなく、デッキでは乗船客2000名全員がいるのではと思うほど、見物している人が大勢いて皆で感激を分かちあうかのような一体感のある空気が出来てました。

この日が今回のクルーズのクライマックスといえるベイ【グレーシャー国立公園】へ 。 念願の氷河を見ることが出来るのです。

朝6時に、グレーシャーベイ国立公園のパークレンジャーが小型船で船に乗り込み船内放送で解説を開始。10時ごろ、第一の氷河に到着。 どうやらその前に鯨の大群が船のそばに来て盛り上がっていたらしいが、英語で何を言っているかさっぱりわからず、1つのチャンスを無駄にしましたが、氷河は予想よりも黒くて寒さも思うほどではなく、デッキでは乗船客2000名全員がいるのではと思うほど、見物している人が大勢いて皆で感激を分かちあうかのような一体感のある空気が出来てました。

そろそろ氷河も飽きてきたので、空いているこのチャンスにジャグジーへ。 ビールを片手にジャグジーでのんびりと手足を伸ばす。 思えば、客室はシャワーしかないので、日本のように湯船につかるのはここでしか出来ない。

野外だが熱めのジャグジーなので、顔が涼しく、体は程良く、ビールは冷たくおいしくて、明日も船旅は続くし、食事は毎日おいしいし、、、この気持ち良さ伝わるでしょうか?

ちなみに、このときのビールは、クルーズカードという客室のカードキー兼用の船内でのみ有効な身分証明書で精算が出来ます。 したがって、船内にいるときは、一切現金は不要。 下船日前日にクルーズカードにチャージされた明細が渡され、自動的にチェックイン時に提示したクレジットカードにチャージされます。 簡単、便利で安心のシステムでした。

6日目 ケチカン

いよいよクルーズ旅行も終盤を迎え、船内での過ごし方も身についてきました。今日の寄港地はケチカンという港町。ここでは、この時期鮭が産卵期を向かえ上流に上る絶好のシーズン。  

テレビでは良く見るが実際はどんなものなのか? 港を出るとかわいらしい色や形の建物が並ぶ町があり、そこを抜けると綺麗な川を挟んで遊歩道が。多くの観光客が溯上する鮭に見入っておりました。

見所という見所は鮭と御土産屋だったので、船内に戻りたまたま開催していたワインの試飲会($20)に参加することに。 聞くところでは、通常1本$300のワインが飲めるとのこと。 6杯、各ワインが出され1杯ごとに感想をレポートしながら、ソムリエのうんちくを聞きましたが、結論としては高いものでもまずいワイン(口にあわない?)もあるし、安くともおいしいワインがあるということ。 まさに人それぞれの好みが大事な世界ということ。

ちなみに、まずいワインの感想をそのままNO-GOODともいうわけにはいかず、ZUIMAAと答えたのでした。

7日目 ビクトリア

移動最終日の今日は、船は一気に南下し夕方、カナダの玄関港ビクトリアに着くとのこと。 夕方までは終日航海ということで、ここで始めてプールサイドにあるピザやハンバーガーに挑戦。ジャンクフードと侮るなかれ、それは日本で食べることの出来るものよりも、味や素材がしっかりとした絶品だったのです。そして食べたらジャグジーに入りビール片手に映画を見ながら船内ライフを楽しむのでした。

夕方、いよいよ最終寄港地のビクトリア、船会社が市内中心部へのシャトルバスを出しており、滞在時間5時間にして、十分観光することが出来るのですが、私は港沿いをぶらりと歩いて街中に行くことに。クルーズターミナルから出て、おおよそ15分で街中に。 途中の景色は港の夜景が綺麗でした。港町の夜景はどこの町も綺麗ですが、特にこのビクトリアは、ゴミもなく、日本の漁港にあるような風味もなく絵に描いたような街。 街中はさすが都会だけあって、大きなデパートやらお土産屋、パブなどこれまで寄港してきた町にはない賑やかさ。

さて、夜の10時に船に戻り、感慨にふけるまもなく、明日に備えて荷造りです。 この荷物に関して、付け加えておくと、スーツケースなどの大きな荷物(つまり手荷物以外)は、必ず前日の夜に部屋の前に出しておかないとならないとのこと。 受け取るのは翌日船を下りたところになります。

下船時は、手荷物だけを持ってチェックアウトすることになります。 必ず船内新聞に荷物を出す時間帯と下船時の集合場所(レストランやシアター)が客室ごとに指定されますので、お忘れなく。 パジャマの変わりにバスローブが貸し出されるので、貴重品以外を詰めて廊下にスーツケースを出し、最後のスカイラウンジバーへ夜遊びに出発。

最終日 シアトル

朝7:00にシアトル港へ入港。下船の集合時刻が9:00なので、のんびりと朝食をとる。手荷物しかないので、身軽に船内で最後のときを。呼び出しのアナウンスがなされ、いざ下船へ。 船を下りるとターミナル内にスーツケースの山が。自分の荷物を画像どおり色分けされているので、苦もなく受け取りバス乗り場へ。

約2000名のスーツケースなので、空港のターンテーブルでは処理しきれないのでしょう。もう少し改善の余地はありそうですが、探す時間もほんの数分でした。バスでシアトル港へ行きちょうどフライト出発時間の3時間前に、デルタ航空にチェックイン。 往復ともに港のあるシアトルでは何もせず、飛行機に乗って帰国についたのであります。

クルーズ旅行のメリットは、なんと言っても寝ている間に次の町に行ってくれること。何かに乗らないといけないのではなく、移動もスケジュールの1つであり、もちろん、航海中は荷造り、荷解きの必要もなく、好きなときに食べて、寝て、遊んでしていれば、旅行日程は勝手に進んでいくのです。大型客船ゆえ、揺れることもなく、この食費や移動費、宿泊費を日割りすると、ありえない価格になるのは言うまでも無いでしょう。 ドレスコードなど面倒か? と思いきやそれほど気張る必要も無く、ごく自然に振舞えばいいのです。

もう完全にはまったので、次回は、カリブ海か地中海か、アラビア湾かインド洋に挑戦します。 おそらくどこもすばらしいんだと思いますが、1年に1クルーズを目標に、1つづつ世界の海を塗りつぶしていきます。

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