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クルーズマンズではじめよう
クルーズ航程
- 2011/05/14 — バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)
- 05/16 — Tracy Arm For Service Call Only
- 05/16 — ジュノー(アラスカ州)
- 05/17 — スカグウェイ(アラスカ州)
- 05/19 — ケチカン(レビジャヒヘド諸島 / アラスカ州)
- 05/21 — バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)
CERTIFIED mr. shibata's 10th time voyage
2011-05-14 カップル・ご夫婦で 海側バルコニー 1
「いつかはアラスカクルーズ」とかねてより思いを寄せていました。
バンクーバーから1週間サイクルで毎週土曜発着のクルーズが組まれ、成田から毎日JALとエアカナダの直行便が飛んでおり、空港から港まで約40分と近い距離なので、日本からのアクセスは良く飛行機の発着時刻も都合が良く、現地でのホテル宿泊なしで参加可能。平日5日間の休暇を取っただけで名古屋から土曜に出発して7泊8日のクルーズに参加できました。翌週の土曜に下船し、日曜日夕方には名古屋に帰って来るという日付変更線マジックの行程。
ホーランドアメリカライン(HAL)のパンフレットをチェックした結果、5月14日バンクーバー発のザイデルダムに決めました。
コース料理のメインダイニングの他に、上質な食材と食器をセールスポイントにしている有料の「ピナクル・グリル」。ビュッフェ形式の「リド・レストラン」とセルフサービス形式のバーガー・コーナーがあります。
メインダイニングは2層で赤色の色調で纏められ、我々のテーブルは最後部左側に位置し、午後8時からのセカンドシッティングでも、まだ周囲は明るく窓側から航跡も眺められる4人席が幸運にも割り当てられました。HALの食事はかなりこだわりをもっているように思われます。例えば食器は高級感のあるローゼンタール製で量より質を重んじた料理。果物も新鮮で料理も大盛りというよりも適量な盛り付けで我々年輩者にはピッタリです。特に赤身のビーフステーキは絶品でメニューの中でbeefの文字を見つけるといつも注文していました。イベントとして普段では立入ることのできない厨房見学会もあり説明書付きで見学させてもらえました。厨房にはメニュー総一覧の写真が掲示され、舞台裏を興味深く垣間見えました。
ウエイターの殆どが片言の日本語を話せ親日的なインドネシア人やフィリピン人で安心しました。
海側バルコニー
海側客室より500ドル高いベランダ、バスタブ付きの部屋を奮発した甲斐あり、広々としたバスタブもあり部屋からすぐに外気に触れられるベランダ付きのオーシャンビュー客室はHALらしさが漂っていました。
高いリピーター率を誇るHALの船ということもあり、船内は落ち着いた雰囲気で乗客も大人しい感じでバーは24時まで営業といえども夜は少し寂しい感じ。今迄に乗った客船では軽やかなステップでダンスを楽しむ多数の乗客を目にしていますが、本船では生演奏のラウンジでもダンスする人もは少なく貸切状態でした。タンゴ、ワルツ、ジルバのダンスレッスンに参加しましたが、内容は初歩中の初歩といった基本ステップだけで受講者も初心者らしい人ばかりで期待外れでした。
空港から港まで往復ともシャトルバスで直行。5日間しか休暇は取らなかったのでバンクーバーには宿泊せず、せっかくのバンクーバー観光ができなかったのが心残りでした。
最初の寄港地ジュノーではメイデンホール氷河を観光し、初めて見る氷河に目を見張りました。見頃迄には1ヶ月早過ぎた鮭の孵化場を見学したあと港に戻り、港のすぐ前から片道5分位しか乗らないのに往復27ドルもするロープウエイでロバーツ山を一気に昇り、山頂からザイデルダム、ゴールデンプリンセス、ウエスターダムの3船が停泊する絶景に酔いしれました。
今回はザイデルダムのアラスカクルーズの皮切り的クルーズでもあったので極寒をイメージしていましたが、実際に寒いと感じたのはここだけで、他では防寒具が必要となる程、寒くはありませんでした。デッキでは日本だったら豚汁とも言うべきオランダ風の豆スープが供され、タイムリーな行き届いたHALのサービスに感心しました。
スキャグウエイでは昔の鉱山鉄道を観光用に改造したホワイトパス鉄道を往きに利用し、帰りはバスのツアーに参加しました。3重連のディーゼル機関車が急峻な山の斜面を縫うように走り牽引。車内の中からでは物足りず車両と車両の間の連結器箇所でずっと陣取り、段々と雪深くなっていく今迄に見たこともない雄大な素晴らしい景観の写真を何枚も撮り続けました。
トーテムポールで有名なケチカンでは歴史と文化に触れるというツアーに参加しましたが、大学卒業してまだ数年のインテリ風の運転手がガイドも兼ね説明してくれましたが、話していることはさっぱり分からずチンプンカンプン。英語力がない為に殆ど理解できず、これ位なら港近くを散策していた方が有意義だったと後悔しました。
アラスカクルーズを堪能したい人。
HALは長年にわたりアラスカクルーズを展開し社会貢献もしているので、寄港地では港で一番良い場所にに停泊できるので寄港地周辺を歩いて回るのには楽です。
最安料金 ¥17,631 ~/1日
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