DAY2
雨音で目が覚めてしまいました。
今日は唯一の寄港地、マレーシアのペナン島なのに大丈夫かな?
そんな心配も嘘のようにお天気回復。
さすが南国、どうやらスコールだったようです。
揺れ一つない鏡のような海を音もなく進むボイジャーオブザシーズ。
ペナン島到着までは船内散策をして過ごします。
11年前と比べて変わったところも多く、全体的に最新の船に近づきつつあるもののインテリアはクラシックなままなので最新鋭のモダンなロイヤルカリビアンの船と比べると重厚感があります。
やっぱりボイジャークラス好きかも!
スイート特典も楽しみつつ定番のウィンジャマーで本格的なインドカレーも楽しめちゃうお得なシンガポール発着クルーズ。
カレー好きの我々にとっては嬉しいビュッフェでした。
それにしてもこのコース、乗客が中国系シンガポール人とインド人が殆どということもあって一風変わってます。
シンガポール人は中国語喋るとやっぱり声が大きく感じるし、インド人はとにかく行動が謎。
男女別で行動して「なぜここで?」という所で一塊になってお喋りしていたり男性同士で写真を撮りあっていたり。
エレベーターにもうムリ!というくらい乗り込んできたのに最上階についても誰も降りないとか。
乗客ウォッチングも楽しめちゃう、そんなクルーズでした。
雨音で目が覚めました。
バルコニーにも吹き込んじゃってます。
乗船した時にバルコニーが濡れていたのは掃除のせいだと思ってたけど、もしかして雨のせい!?
朝食はスイート客専用となっているスペシャリティレストランのジョバンニへ。
狭いけどスイートのお客さんみんな入れるのかな?と思ったら3組くらいしかいません。
お陰で静かにゆったり朝食の時間を楽しむ事ができました。
ダイニングよりもちょっとだけ良いものがあるようです。
でもトマトジュースは準備できないとのこと。
だったらダイニングの方が良いかも?
ペストリー類は今までの中ではかなり質が良さそう。
クァンタムクラス以上の船にはスイート専用のコースタルキッチンがあるけれども、そこで提供されるものと同じなのかな?
何ということでしょう。
スモークサーモンがオシャレな盛り付けで登場です。
ロイヤルカリビアンでは考えられなかった彩りを重視した盛り付けです。
エッグベネディクトも注文出来ました。
こちらは彩りを無視してカロリー的に暴力的な色合いに仕上がっています。
ここ最近、ロイヤルカリビアンも彩り重視でアスパラやグリルトマトを付け合わせとして出していたけどやめたのかな?
サイドオーダーでお願いしたベーコンはクリスピーではなかったです。
クリスピーベーコン食べたいなー。
朝食メニューの中で初めて見かけた「地中海風プレート」。
生ハム、チーズ、フムス、パンコントマテと確かに地中海です。
欧米エリアのクルーズだと常に混み合うスクーナーバー。
今回はあまり人気はないようです。
写真を撮っていると前日にちょっとした会話をしたインド人のおじさんに遭遇。
あちらも顔を覚えていたようでお互い「Good morning」と挨拶。
でもその先が大変!!!
インド訛りが強すぎて全然何言ってるのかわからない!!!
結局「Where are you from?」だったことが判明したのは3回聞いてから。
「Japan」の答えに「I'm from India」って言われたけど、知ってたよーーーー!!!
わかってたよーーーー!!!
インドの方々、けっこうガンガン話しかけてくるんです。
男性も女性もニッコニコの笑顔で喋ってくるけど、英語なのかもわからないくらい訛りが強すぎです。
でもみなさん良い人。
朝食の後は船内散策。
ラ・スカラ劇場を見学します。
ダイニングの名前はオペラの名前から宝石の名前に変わってしまったけど劇場の名前はそのままでした。
やっぱりボイジャークラスの劇場は大きい!!!
船の中とは思えません。
実は大所帯のインド人、団体旅行客ではなくロータリークラブの旅行でただの金持ちではない様子。
この日の劇場はこの方たちの貸切イベントに使われるようです。
みんなお揃いのジャケットやらサリーやらサロンやらの姿で超華やか。
お金持ちのマハラジャ&奥様は「急ぐ」ということをしませんの。
とにかくゆっくりゆっくり。
だからあちこち大渋滞(笑)
インド人は動きがゆっくりで全く読めないわーーーー
エレベーターを降りずに上ったり下りたりしてる人もいるし謎。
謎すぎる!!!
2階席の中央最前列はゴールドカード専用シート。
ここは見やすい!
プロムナードデッキに出てみました。
天気も回復して雨だったのが嘘のよう。
凪どころか鏡のような海面です。
こんな海、初めて見ました。
船の波すら立ちません。
ツルツルと海面を静かに進み、ここが海の上だということを忘れてしまいます。
ボイジャークラスのカジノは広さも十分。
11年前とは違ってマカオから来てるのでしょうか?中国語のマシーンが増えました。
5KOIって!
5つ鯉が揃うと良いのかな?
三国志に出てきそうなおじさんのスロットマシンもあります。
連日にぎわってました。
古き良きラスベガスを思わせるベタな感じのカジノです。
散策を終えてダイヤモンドラウンジへ。
まだダイヤモンド会員ではないけど今回はスイート客室のゲストも利用できるのでシーパスカードをタッチすると扉が開きます。
簡単な朝食も取る事ができます。
そこまで広さはないけれど、明るく眺めも良く静かで快適な空間です。
以前はなかったフローライダー。
2015年の改装で新設されたそうです。
この時の改装は他にも大きく変わったところがありました。
↓↓↓
■フローライダー
■バーチャル・バルコニー客室
■屋外スクリーン
→プールサイドのスクリーンはいまでは定番
■IZUMI/アジアンキュイジーヌ
→ロイヤルカリビアンの定番レストラン
■ジョバンニズ・テーブル/イタリアン
→かつてはポルトフィーノというイタリアンでした。
■チョップス・グリル/ステーキレストラン
■ダイヤモンド・ラウンジ/リピーター専用ラウンジ
■船内の自分の居場所や目的地への経路、船上で開催中のイベントを表示するデジタルディスプレイ
■Wi-Fiの接続範囲を拡大
パークゴルフは健在です。
暑いからなのかデッキに人が少なくてプロムナードに人が集まる現象。
スワロフスキーやCOACHも登場して雰囲気も変わりました。
こちらのパブは以前のまま。
プロムナードカフェも変わりません。
でも以前に比べてウィンジャマーの営業時間がかなり短くなってしまったため、24時間軽食とドリンクを提供しているプロムナードカフェにみんな集まってしまうので常に混んでいました。
今回はラウンジが利用できたのでプロムナードカフェを利用することはなかったけれども、あの列を並んでドリンクをとったりサンドイッチを貰うのは忍耐が必要かも。
ボイジャークラスと言えばここ。
オブザベーションデッキです。
ボイジャークラスは丸窓の部屋が並びます。
やっぱりキャビンの窓はナナメなんだろうなー!
タイタニックポイント?に到着です。
一応進入禁止エリアとなっていますが、みんなガンガン踏み込んで思い思いの写真を撮ってます。
それにしても海が綺麗!
喉が渇いたのでウィンジャマーの朝食を覗きに行きました。
朝から充実しています。
また、ヨーロッパ&アメリカエリアでは見られないサラダが朝から用意されていました。
人種、民族、宗教による食文化の違いにちゃんと対応してくれていることに好感が持てます。
もちろん朝からカレーもあります。
良い香りー!
ベジタリアンや豚肉を利用している料理はこちらの表示でわかるようになっています。
中国人が多いと個包装のシリアル、牛乳、ヨーグルトは根こそぎ持って行かれてしまうため提供されないようですが、今回は毎日置いてありました。
今回嬉しかったのはウィンジャマーの朝食時に「チャイ」が用意されていたこと。
本格的なスパイスの香りがしてミルクたっぷりでとっても美味しいんです。
シンガポールクルーズでインド人ゲストが多い時の定番だそうで、テイクアウトカップも準備されるので私も1杯お持ち帰り。
ソースや醤油が置いてあるコーナーに今まで見たことがない紫色の蓋のボトルが。
なんとこちら、マンゴーチャツネ。
インドの方々がお皿に盛りつけてました。
チャツネの後ろには中国の豆豉醬チのボトルが。
とってもアジアスタイルです。
ボイジャーの模型はウィンジャマーの前に展示。
港入港記念の盾も飾られています。
こちらは東京港。
船の前方にやってきました。
ここには何があるかというと・・・
ピーカーブーブリッジ。
操舵室を覗くことが出来ちゃうんです。
ペナン島を目指して静かな海を進んでいきます。
常に混み合うプロムナード。
お部屋に戻るとランチとディナーのメニューが用意されていました。
ランチはどうしようかな?
フルーツカービングは定番だけど、チーズカービングも置いてありました。
干支にちなんでブタです。
可愛い!
ランチはカレー色々&カレー味のカリフラワーやナン。
本格的でスパイシー!
4人席が空いたので2人で食べていたのだけれども、次々お客さんが来るので席が全然足りません。
ウェイターもドンドン片付けて空いてる席に案内しているけれども全く追いついていないので、相席OKのサインを送るとホッとしたような感じでウェイターが一人のインド人男性を案内しました。
そのおじさんが持ってるプレートにはもちろんカレー。
一皿にご飯、カレー、野菜、がゴチャッと載っています。
もうね、挨拶とかそういうのは全然ないの。
促されてウェイターにも私達にも挨拶もなく座って手で器用に物凄い勢いで口にカレーを運ぶの。
うーん、不思議な人。
あっという間に平らげてナプキンで手を拭いて挨拶もなく去っていきました。
後で聞いたところによると、インド人ゲストはお国柄というのか文化というのかウィンジャマーでお皿に盛って、その場で立ったまま手で食べてしまうそうなのです。
見た目もよろしくなく、邪魔なのでウェイター陣はとにかく座らせようと必死に席を探して回っているそうです。
見回すと確かに男性も女性もその場だったり壁際に立って黙々と食べている姿。
ウェイターさんも大変だわ。
それよりも8人席に4人で座って相席を拒んでた中国系の家族を何とかして!!!
オッサン、人が寄ってくるたびに何やら声を荒げて断っていたけど(気にせず座ろうとしたインド人は強い)あれこそ邪魔だわ~
混み合うウィンジャマーでは譲り合いの精神、大事よ!
海の色が変わってきました。
そろそろ近づいてきたのかな?
いよいよペナン島ジョージタウンに入港です。
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