寒い時期にきっと暖かい所が恋しくなるよね。
どこか行っちゃう?グアム?それともハワイ?
そんな事を考え始めた気温も下がり始めた10月。
ハワイに行くなら出来るだけ長く滞在したいけど、東南アジアならさくっと行けそう。
そこで思いついたのがシンガポール発着のアジアクルーズ。
大好きなロイヤルカリビアンの船、それも初めてのクルーズで乗船した思い出の船が就航しているシンガポール。
3泊~5泊のコースを展開していて、3泊クルーズだと土日を絡めてたった2日休みを取るだけで行けちゃうという働いている身にとっては有難いプラン。
しかも3泊だとクルーズ代金もとってもお手頃。
早速航空券を調べてみるとシンガポール航空の直行便で、こちらも驚くほどお手頃。
これは行くっきゃない!
正直、アジアクルーズは色々心配もあるし、もしかしたら大好きなロイヤルカリビアンが「らしくない」サービスで幻滅しちゃうかもなんて不安もよぎりましたが、何事も物は試し!
クルーズの誘惑とお値段の誘惑に負けての予約となりました。
11年ぶりのVoyager of the seasに再乗船。
それだけで興奮です。
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2/21 成田→
2/22 シンガポール着 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ乗船 出港
2/23 ペナン島(マレーシア)ジョージタウン入港
2/24 終日クルーズ
2/25 シンガポール入港 シンガポール→
2/26 羽田着
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仕事帰りに直接成田エクスプレスに乗り込み空港へ。
SQ11便、成田20:55発シンガポール行きで目指すはシンガポール。
出発は30分遅延。
成田は離発着が23時までなので冷や冷やしました。
欠航になってしまったら船にも乗れません。
シンガポール航空のフライトアテンダントさんはさすがのプロポーション。
皆さん内臓はお家に置いてきたのかしら?
夜便に嬉しい最後列を確保。
背もたれを掴まれたり蹴られたりすることがないので快適に眠れます。
今時珍しく雑誌も置いてありました。
シンガポール航空はトイレと座席の間にカーテンがあるので光も最小限に抑えられるのでなかなか快適です。
ほぼ満席ながら3列シートを2人利用する事が出来たので広々過ごせてラッキー。
モニターも大きめ。
うっかり見逃してたヴェノムを楽しみました。
機内食はスペシャルミールのヒンドゥーミール。
かなり本格的でスパイシー。
美味しいです。
もう一つは同じくスペシャルでシーフードミール。
白身魚のトマトソースパスタ。
こちらも美味しかったです。
ちょっとだけ早く出てくるのが嬉しい。
日付は変わって2019年2月22日。
定刻通りシンガポールに到着しました。
春節の名残か豚さんがお出迎え。
あれー、チャンギってこんな感じだったかなー?
もっと開けていたような気がしたんだけど・・・
それもそのはず。
到着したのはターミナル2でした。
シャワーを浴びてスッキリしてから船に乗りたい!
そう思っていたので目的地があるターミナル3に移動します。
途中誰もいない屋内の橋を渡って・・・
動く歩道のことはトラベレーターと言うそうです。
なるほどねー。
延々と歩いてThe Haven by JetQuayに到着しました。
到着ロビーのマクドナルドの前と教えて貰ったけれども、案内板にはPay-per-use Loungeと表示もあるのでわかりやすいです。
プライオリティパスがあれば無料で利用できるラウンジだけれども、私は持っていないので有料でシャワーだけ利用します。
料金は22時~10時まではS$20+10%SC+7%GST。
時間は45分です。
シャワールームはこちら。
受付でカギを貰い、個室を開けて入ったところがこちら。
Mサイズのスーツケースを開くほどのスペースはないので片面だけ開ける感じでバスグッズと着替えを引っ張り出します。
ドライヤーも一応完備。
シャワーエリアはこちら。
バスタオル1枚と壁に備え付けのリンスインシャンプーとシャワージェルのみ。
ハンドシャワーの水圧はまずまず。
でも湯温が私の利用した部屋は後半になるにつれかなりぬるくなってしまったのでイマイチでした。
それ以外は清潔だし悪くなかったです。
ただ、私はロングヘアーなので45分では時間が全く足りず。
かなり急いでシャワーを浴びたけれどもドライヤーはあまり強くはないので7割ほど乾かしてスキンケアだけ済ませてすっぴんでタイムアウトでした。
シャワーを浴びてスッキリしたらお腹が空いてきちゃいました。
MRTが動き出すまで時間を潰すべく地下にあるフードコートに移動します。
さすがシンガポールというだけあってフードコートには様々なアジア料理のお店が並び、営業しているお店はまだ半分にも満たなかったけれども選択肢は多かったです。
中でも飲茶のお店がかなり賑わっていたので並ぶことに。
でも皆さん中国語で注文。
大丈夫かなぁ~
店員さん、ちゃんと英語で声をかけてくれました。
頼んだのは肉まんとチャーシュー饅。
どちらも美味しかったです。
しかも安い!
チャンギと言えばこの広々としたこの景色。
ターミナル3は大きいです。
コーヒー飲みたいな~スタバに行くかー。
そう思ってスタバにたどり着くと、隣に見たことがないコーヒーショップOLD TOWN WHITE COFFEEの文字が。
シンガポールブランドかな?と思い注文。
でも頼んでから気づきました。
「もしかしてホワイトコーヒーってベトナムコーヒーみたいにコンデンスミルク入りで甘いんじゃ?」と。。。
出てきたのはこちら。
白くて泡立ってる。
レギュラーコーヒー(でも名前はホワイトコーヒーだった)を頼んだのに。
うん。これはコーヒーではない。
でも不思議とそこまで甘くないし、コーヒーではない何か別の飲み物だけど不思議と美味しい。
セットだとかなり安かったので注文したカヤトースト。
これもラッフルズホテルのカヤジャムでさえ「何このぼんやりした味」と全然美味しいと思わなかったんだけれども食べたら美味しい。
それもそのはず。
だってバターがそのまま挟んであるんだもの。
溶けてない状態で。
このバターサンド、じゃなくてカヤトースト。
初めて美味しいと思いました。
不思議とコーヒーではない全く別物のホワイトコーヒーとよく合いました。
空港でひたすら時間を潰し、日が高くなって暑くなりすぎる前に移動しようということで8:20にMRTに乗り込みます。
東西線でタナメラで1回乗り換え、さらにラッフルズプレイスで南北線に乗り換え。
マリーナベイで全員降りてしまい終点マリーナサウスピアに行くのは私達2人だけ。
向こうからオバサマが一人こっちに来るなーと思ったら車内監視員の職員さんでした。
50分で終点、マリーナサウスピアに到着。
「マリーナベイ・クルーズセンター」はこちらの看板が出ています。
横浜大さん橋の最寄り駅よりも親切!
がらーんとしてだーれもいません。
駅を出たところがこちら。
屋根がクルーズターミナルまで続いています。
このまままっすぐターミナルを目指しても良かったけど、さすがにまだ早すぎるのでフェリーターミナルのルーフトップテラスに行ってみることに。
こちらがルーフトップからのマリーナベイクルーズセンター方面の眺め。
乗船するボイジャーオブザシーズとゲンティンドリームが見えてます。
ダウンタウン方面の眺めはこちら。
マリーナベイサンズも一望。
フェリーターミナル方面の眺め。
良い天気で海も穏やかです。
ルーフトップはちょっとした広場になっています。
まだまだ時間があるので約1時間日陰でだらだら。
海風が心地良いです。
でも日なたは灼熱!
さすが赤道に近いシンガポール。
何機も戦闘機が通過していきます。
ゲンティンドリームが邪魔してます。
ボイジャーがこっち側だったらいいのにな~
ひたすら続くこちらの遊歩道を通ってマリーナベイクルーズセンターに向かいます。
駅からはターミナル内までは10分ほど。
ゲンティンドリームとターミナルの建物がボイジャーを阻みます。
抜けるような青空とシンガポールダウンタウン&マリーナベイサンズ。
出港にはピッタリ!
ゲンティングループのプレミアムシップ、ゲンティンドリーム。
鯉、金魚、蝶などおよそ海には生息していない水棲生物ばかり描かれています。
反対側にはクラゲがいました。
シップデータ
総トン数 150,695t
全長 335m
就航年 2016年
全幅 40m
乗客定員 3,352名
乗組員 2,016名
ようやくちょろっと見えました。
ボイジャーオブザシーズ。
11年ぶりの再会です。
私たちに初めてクルーズの楽しさを教えてくれた船。
楽しみです。
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