先代ピースボート・オリビア

先日、地球一周クルーズ客船ザ・トパーズによるピースボート第６０回航海（２００８年１月出港）が発表になりました。

この航海は、ピースボートで初めて、南極に立ち寄るのが特徴です。

それよりなにより、われらがトパちゃんが来年も引き続き活躍してくれるのがわかって一安心。

パナマ船籍のギリシア客船だったザ・トパーズが、日本のＮＧＯ団体のピースボートにチャーターされて最初の地球一周航海に出たのは２００３年の６月の第４１回航海からですから、もうすでに４年近くが経過。現在の第５６回航海で地球１４周目（第４２回は欠番）、今回発表の第６０回航海で１７周になります。

もうすっかり横浜港大桟橋や神戸ポートターミナルの常連さんとして定着。いったいこれからあとトパちゃんは何周してくれるのでしょうか？心配なような楽しみなような。

ピースボートのクルーズ自体も来年で２５周年。この間に地球をすでに３２周しています。

もちろん地球一周のほかにも数々のクルーズを実施。

使用した客船は、全部で１８隻。

二代目にっぽん丸や新さくら丸、さんふらわあ７といった懐かしの日本のクルーズ客船から、ゴールデンオデッセイ、オセアノス、アワニ・ドリーム（元フランス客船ルネッサンス）といった日本では珍しい客船マニア垂涎のヨーロッパ客船。三池淵（サムジョン）や万景峰（マンギョンボン）９２といった今考えるとヤバかったんじゃないの？と思えるような客船。コーラル・プリンセスもなつかし〜

ピースボートのＨＰのクルーズ一覧を見るとバラエティに富んだ船の名前は客船ファンを楽しませてくれます。

イラストはザ･トパーズにバトンタッチするまで前船名カレリア時代を含めて８年間、全１７航海（うち地球一周は１４回）をこなしたウクライナ客船オリビア（１５７９１トン、１９７６年建造）です。

現在も母国ウクライナで黒海クルーズを中心に活躍しているとか、また日本に来てくれないかな？