2年前に福岡中央埠頭クルーズセンターが完成し、CIQの受入れ体制をいち早く強化した成果で、クルーズ客船寄港数が日本一の博多港。
コスタネオロマンチカは5つ目の寄港地博多港に午前8時に入港しました。
博多港に入港したクルーズ客船の9割は中国発着との事で、急激にクルーズ人気が高まっている中国に近く、地理的にその受け皿となっているようです。
2016年実績を調べてみると外国船社と日本船社の寄港回数の合算では、1位が博多湾の328回(前年259回)、2位が長崎港の197回(前年131回)、3位が那覇港の193回(前年115回)。明らかに博多港は断トツの日本一。いつの間にか横浜港や神戸港は4位以下になっています。
博多(福岡)は世界文化遺産登録が決定した宗像大社をはじめ大宰府天満宮や柳川下りなどの日帰り観光できる観光スポットが多く、クルーズ寄港地としても魅力的です。博多ではオプショナルツアーは利用せず、単独で北九州に行き旧交を温めてきました。
釜山港を午後10時30分出発なのに「ニューかめりあ」が博多港に先着していました。
8時に博多港入港し、30分後には下船。福岡・中央埠頭クルーズセンターではあっという間に入国手続き完了さすがクルーズ客船寄港日本一の博多港
金沢港同様に保税地域にあり、コンテナが邪魔してコスタネオロマンチカの全景を撮れず残念。
ここも港の施設や電柱が邪魔してまともに船の全景写真は撮れませんでした。
博多駅前には伝統行事・博多祇園山笠が7月1日から始まると言う事で豪華絢爛な飾り山笠が勇壮に立っていました。
博多祇園山笠は国の重要無形民俗文化財に指定されているらしい
同じN700系でもJR九州の車両は塗装が少し違うだけで外観の雰囲気が違います。博多港には午前8時に入港し午後4時出港と短い滞在時間。旧友に会うために小倉に向かいました。博多から小倉までの距離は67km。博多⇒小倉間の所要時間は在来線で1時間20分、在来線特急で50分、新幹線は僅か15分。限られた時間のうえ帰船時間厳守なので新幹線で往復しました。(地下街のチケット屋へ行き往復3,960円で購入)1週間船に乗っていると新幹線が余計に早く感じられました。Time is money!
小倉駅新幹線口の小倉祇園太鼓像
小倉駅で旧友と10年ぶりに再会。友人の車で曇り空の中、門司に連れて行ってもらいました。関門橋は近くても視界不良で綺麗には見えませんでした。対岸は下関
関門海峡に面した5階建ての建物の関門海峡ミュージアムに入館大正時代の街並みを再現した「海峡レトロ通り」
知らなかった『バナナの叩き売り』は門司港発祥!
明治から昭和初期にかけては門司港は日本三大港(横浜、神戸、門司)の一つで市電も走っていた。
昼食で食べたガンバ丼(フグの唐揚げ)門司では「ガンバ」はフグを意味するらしい。
小倉からの帰りは ひかりレイルスター(N700系)に乗車
ひかりレイルスターのロゴ
普通車でも2列ー2列の広々とした座席配置で快適でした。
博多駅から市内バスに乗り、博多港国際ターミナルに戻り、コスタネオロマンチカが見えた時にはホッとしました。
コスタネオロマンチカは午後4時に舞鶴港を目指して出港。(博多⇒舞鶴の航海距離612km)
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