カーニバル・コーポレーション、中国企業と合弁会社を設立し、世界最高水準の中国国内クルーズブランドを初めて立ち上げる
- カーニバル・コーポレーション、中国国家造船集団(CSSC)、中国投資有限公司(CIC)と合弁会社を設立。
- 中国市場において、世界初の複数船による国内クルーズ・ブランドを立ち上げることを目指す。
- 新造船、既存船ともに購入し、中国に寄港させる計画も視野に入れる。
- 中国は最終的に世界最大のクルーズ市場になることが期待されています。
世界最大の旅行・レジャー企業であるカーニバル・コーポレーションは、中国国家造船公司(CSSC)および中国投資有限公司(CIC)と合弁で、中国市場初のワールドクラスの複数船による国内クルーズブランドを立ち上げることを発表しました。この新事業は、いずれ世界最大のクルーズ市場になると予想される中国において、クルーズ産業全体の発展・成長を加速させることを目的としています。カーニバルと中国最大の造船会社であるCSSCは、この合弁事業の仕組みのもと、中国国内のクルーズブランドとして初めてとなる複数隻のクルーズ船を購入し、運航することを計画しています。また、中国に寄港するクルーズ船は、新造船と既存船の両方を購入する可能性があります。
CICは、7,400億ドル以上の資産を運用する世界最大級の政府系ファンドで、新しいクルーズ合弁会社の重要な投資家として機能する予定です。これは、中国国内における強力なクルーズの存在感を高め、拡大する中国の観光市場の主要な推進力であり、中国の長期的な経済発展の最重要課題であるクルージングへの需要を拡大するという中国のコミットメントを強化するものです。今回の合弁会社の発表は、カーニバルが2016年と2017年に成長計画を立て、中国クルーズ市場におけるリーダー的地位を拡大しているという最近のニュースを受けたものです。
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