カーニバル・クルーズ・ラインとシェル、北米でのLNG船建造に向けた契約を締結
2017.11.08
- カーニバルクルーズライン、Shell NA LNG, LLCとLNG供給に関する契約を締結
- 2020年と2022年に2隻の新型LNG船を就航予定
- 北米初の完全LNG船となる。
- 燃料はShellのLNGバンカー船（LBB）で供給されます。
- LBBプロジェクトは、グローバルなLNGバンカリングネットワークの構築を目指しています。
カーニバル・コーポレーション傘下のカーニバル・クルーズ・ラインは、シェルNA LNGと、北米初の完全LNG船向けに海洋液化天然ガス（LNG）を供給する契約を締結したことを発表しました。この契約により、2020年と2022年に就航予定の北米に母港を持つ2隻の新型LNG船への道筋がつくと期待されています。
これらの船は、次世代の「グリーン・クルージング」船の設計を念頭に置いて建造され、燃料はシェルのLNGバンカー・バージ（LBB）を通じて供給される予定です。LBBは米国初の外航船で、LNGを燃料とするクルーズ船の需要拡大に対応し、米国東海岸南部の港で燃料補給ができるよう設計されています。
カーニバル・クルーズ・ラインの新造船2隻は、港でも海上でもLNGを燃料とし、排出ガスを削減する画期的なもので、同社で最も効率の良い船舶を製造します。乗客定員は2人乗りで5,200人、18万トンの船はカーニバルクルーズラインの船隊の中で最も大きな船となります。
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