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IACEトラベル

3.39
シドニー ~ オークランド 29日間
  オーステルダム (ホーランド・アメリカ・ライン)   2015-03-08
ホーランド・アメリカ・ライン

 これはIACEトラベルの手配で、2015年03月のクルーズ旅行に行かれたお客様による乗船レビューです。

Itinerary

オーステルダム - 2015年03月08日  乗船
03月08日 シドニー
03月11日 タディーヌ(マレ島)
03月12日 リフー島(ニューカレドニア)
03月13日 ポートビラ(エファテ島)
03月14日 ルーガンビ(エスピリトゥサント島)
03月16日 ラウトカ
03月17日 ドラビューニー島
03月19日 ヌメア(フランス領ニューカレドニア)
03月22日 シドニー
03月24日 メルボルン(ビクトリア州)
03月26日 ホバート(タスマニア州)
03月30日 ダニーデン
03月31日 アカロア
04月01日 ピクトン
04月02日 ウェリントン
04月03日 ネーピア
04月04日 タウランガ
04月05日 オークランド

Map

Ship

3/5 成田からシドニーに早朝到着

カンタス航空で成田を出発し約9時間、3/6シドニーに早朝到着、The Sydney Boulevard Hotelに2泊、ここは昔Bay viewと言う名前で25階建ての眺めの良いホテルです。ハイドパークに近くウイリアムストリートに面し、ホテルからは町の中心のQVB (クイーンヴィクトリアビルディング) やタウンホールまで歩いていけて便利で、そこから無料バスを使えばセントラル駅、サーキュラ・ーキーまで行けるので、オペラハウスやロックスのマーケットや町の中心のショッピングなどに便利で観光も出来ます。

3/8シドニーSydney(オーストラリア)

ホテルからタクシーでホワイトベイクルーズターミナルに向かいました、タクシーの運転手が始めてというほど新しい?港で周りには何もない町からちょっと離れた場所でした。

(空港>ホテル>WBCT両方でタクシー代約1万円)

港の施設には沢山の人が集まっていて荷物の受け付けに並びました。14:00の乗船まで時間が有るので、無料シャトルでダーリンハーバーまで行きその周辺をぶらぶらしました。 港に帰り13:30乗船し部屋に入りました。緊急避難訓練のあと17:00に出港しました。シドニーで有名なオペラハウスを見ながら、ハーバーブリッジをくぐって、ニューカレドニアのイルデパンに向かいました。当初はマレ(ニューカレドニア)に行く予定をサイクロンPamの影響で変更になりました。

3/11クトーKutoイルデパン(ニューカレドニア)に入港。

イルデパンはニューカレドニアの離島で海がきれいで有名な所で25年前にも来たことが有ります。港が違うのか覚えていた宿やお店も何もなく、僕たちはすぐ船に戻りました、泳ぎたい人は待ってましたといわんばかり泳いでいました。

オーストラリア人の乗客が多いため、todayやgood dayは “todai” やgoodaiにThank you は“Ta”らしくところどころで聞くことが出来ました。

3/12マレTadine,Mare(ニューカレドニア)

特に何もない様だったので船内で過ごしました。

3/14ルーガンビルLuganville(バヌアツ)

気温は33℃蒸し暑い、昨日大型サイクロンPamが通過したばかりとの事で、島の人は船が着き多くの観光客がぞろぞろ上陸したので驚いていました。サイクロンの影響で大きな木が根っこから何本も倒れていたり、壁が飛んでしまった家、道や海には木の葉っぱや木切れがたくさん散らかっていました。また小型船が座礁して傾いていました。

3/16ラウトカLautoka(フイジー)

町の中心までお土産屋さんのシャトルバスが出ていたので行ってみました。小さな町で市場やお土産屋があり、有名なミネラルウオーターを買いました。大きな店ではオーストラリアドル、USドルも使えるので多くの方がお土産など買い込んでいました。

3/17ドラブニ島Dravuni Island(フイジー)

サイクロンPamに桟橋を流され上陸断念。

3/19ヌーメアNoumea(ニューカレドニア)

5年前に来たときニッケル工場と市場の記憶のほかは何もなかったと思っていましたが、町の中心までシャトルで行くとスーパーや商店が沢山あり昔とだいぶ変わっていました。

3/22シドニーSydney(オーストラリア)

シドニーに帰り、1コース目終了です。今回のコースは1,810人の乗客のうち日本人は私たちを含めて35人で、オーストラリア人は1,230人、アメリカ人172人、カナダ人94人、イギリス人64人、ニュージーランド人41人でした。

3/24メルボルンMelbourne(オーストラリア)

3/26 ホバートHobartタスマニア(オーストラリア)

以前にホーランド・フォーレンダム号で”神戸からアラスカ経由バンクーバー”のクルーズ中知り合いになったジョンさんとジルさんご夫婦が朝から雨の中、港まで迎えに来てくれていて車で色々なところへ案内してもらいました。

Wooden Boat Center、1990年に開校された船大工の学校と展示場でタスマニアの木製ボートの製造現場を見る事が出来ました。天気はからっと晴れて、暑いくらいになりました、りんごのサイダーセンターやシーフードセンター、ハミルトンやボスウェルの町、リッチモンドの町に行きタスマニアの田舎の景色とオーストラリア最古の石橋を見ました。夕方急に雨が降り出し雷とヒョウまでが降り出す天気の中お別れをしました。

3/27

次に寄港するのはニュージーランドになるので、入国管理官が乗船してきて入国手続きをしました。ニュージーランドに生もの、お菓子や食料を持ち込まないよう厳しいチェックがありました。

3/29 Milford Sound,Doubtful Sound,Dusky Sound(ニュージーランド)

朝起きると強い雨、「あー今日は景色は見れない」と思っていたら日の出と共に晴れました。今日は一日寄港せず氷河で出来たフィヨルド、ミルフォードサウンド、ダウフトフルサウンド、ダスキーサウンドをそれぞれ入江の中に入り観察でした。ミルフォードサウンドは以前に陸から訪れ小さい船で観光した時とは違い、滝も小さく見え初めて見たときの感激とは一味違いました。

3/30ポートシャルマースPort Chalmers(ダニーデン)

初めてのニュージーランド上陸なので、船の出口には、食料を調べる犬と入管役人がいて乗客の持ち物を調べていました。

町まで往復20ドルのシャトルに乗って出かけました、10年前にもニュージーランド北島、南島を3ヵ月ドライブで観光した時にも訪れた町ですが、古い教会(セント・ポールカテドラル)や鉄道駅が有名で観光客が沢山集まっていました。中国人の観光客が沢山の中、日本の方ですかと声をかけられ、クライストチャーチに家を持っている日本人の方で(Kさん)花粉の季節の間ニュージーランドに滞在しているとの事でした。

3/31アカロアAkaroa(クライストチャーチ)

昨日知り合ったKさんに様子を聞いたところ有名な教会も壊れたままと聞きクライストチャーチまで行かずにアカロアの町を見て廻りました。ニュージーランド100%ウールのマフラーをお土産に購入しました。

4/1ピクトンPicton(ニュージーランド)

港の近くに何軒かの地元の人が手作りのものを売る朝市の様なテントの店がありました。スーパーマケットで蜂蜜とベジョアを見つけ購入した。ベジョアは食べてみたらとてもおいしかったです。

4/2 ウエリントンWellington(ニュージーランド)

ニュージーランドの首都で北島の最南端の港は来たことが有るのでパスしようかと思いましたが、町が近いので歩いて行きました。しかし、風が強く寒く、すぐに船に戻りました。町や港を見下ろせるケーブルカーがあります。ニュージーランドに入ってどこの港も材木が沢山積んであり、こんなに輸出しているのだと初めて分かりましたが この港も沢山の材木が集められ出港を待っていました。

4/4 タウランガTauranga(ニュージーランド)

町へ歩いて行けるので行きました。小さ町ですぐ一周出来ました。ロトルアの温泉やワイトモのグローワームを訪ねるツアーが沢山出ていました。

4/5 オークランドAuckland(ニュージーランド)到着です

港から町を眺めると車の輸入港らしく海に落ちそうになるほど沢山の中古車(ほとんど日本製)が並んでいました。

10年前にレンタカーを借りた時も日本の中古車(年代物)でしたがよく整備してあって3ヵ月間一度も故障しませんでした。後半、このコースは1,844人でアメリカ人860人オーストラリア人380人カナダ人140人イギリス人121人ニュージーランド人47人等でした。下船後オークランドからシドニーへ、シドニーからカンタス航空で成田へ。

4/6

春霞か霧がたちこめる初めて見る景色の中着陸、成田に到着。桜を見ようと寄り道して上野恩師公園に行きましたが、満開を過ぎ沢山散っていました。

今回のオーステルダム号のクルーズを振り返ってみると、前に何回か乗船したフォーレンダム号(60,906tons)と比べて大きく(82,305tons)、少し新しくきれいで配置はほとんど同じですが施設が少しずつ大きい様でした。メインレストランの食事も美味しく(魚料理は少し問題あり)、オランダから送ってくる花がいつも船中きれいに飾ってあり、置物や飾りも落ち着いて古い物で良かったです。

ニュージーランドは船から眺めても自然を残し、住民が過剰な開発をしないで、原発なしの再生可能エネルギー発電が約80%だそうです。税金がきちんと使われていて沢山の公共福祉が無料だと言う。壮大な自然とすばらしい景色をのなかで自然と一緒に生活しているのが良く分かりました、人口が約447万人しかいないのに皆自分のペースで生活を楽しんでいる様でした。(参考までに羊は約3,190万頭)

ニュージーランドに行くたびに、何で日本では出来ないのかと考える事になりました。

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