Voyager of the seas
私にとって初めてのクルーズ船。
その強烈なインパクトは港にその姿が現れた時に感じました。
大きい!
大型客船ということで選んだボイジャーでしたが、その大きさは想像をはるかに超えていました。
まだ小学生だった頃、カナダプレイスでプリンセスクルーズの船を見て「これが船なの?」と驚いたのがクルーズ船との出会いでしたが、十数年経ってクルーズ船は更なる進化を遂げていました。
港にボイジャーと姉妹船のリバティの2隻が入港しているのを見てその大きさに衝撃を受けました
港も大きい!
3千人以上が乗船する船のターミナルは空港のように巨大で効率が良く、パスポートを提出し、シーパスカードを受けとり、飛行機と同じようにボーディングブリッジを利用して乗船する時のワクワク感は初めて乗る飛行機が離陸する時のようでした。 ずらりと並んだチェックインカウンター。その数にも驚き!
船内はもっと大きい!!
乗船して、まず最初に目にするのはロイヤルプロムナード。
ボイジャークラスならではの吹き抜けの中央通りで「ここは船内なのか?」と錯覚を起こすような造りになっています。
同じく船内とは思えない大きさの劇場や、圧巻のシャンデリアがゴージャスさを際立たせているメインダイニング。
その発想からして「さすがアメリカの客船」と感じました。
豪華なシャンデリアと中央階段はタイタニックの世界
Welcome aboard!!!
全てのクルーがにこやかに声をかけてくれます。
初めてのクルーズで不安だった気持ちが一気に吹き飛ぶような、そんな笑顔と挨拶に囲まれてクルーズ生活がとても楽しいものとなりました。
RCIのクルーはとにかく親切。
乗船したらクルーもゲストもみんな『家族』のようでした。
テーブルメイトの南アフリカからの一家はお父さんのバースデークルーズでした。バースデーソングを歌って貰い、「いつか私も!」と思った瞬間です
カフェ&ブッフェ&ダイニング
この時の食事については「まあまあ」「アメリカの船だし、こんなもんよね」というのが正直な感想です。
ボリュームに関してはいかにもアメリカンですが、味についてもアメリカンで「大味」で盛り付けに関しては「雑」とも思えるレベルでした。
ただ、毎日毎日メインダイニングもブッフェもメニューが変わり、船内なのにそのバリエーションの豊富さに驚きました。
ショー&イベント
何と言ってもクルーズディレクターのLeo Papaの力量の素晴らしさに脱帽。
訛りのない美しい英語、流れるようにスペイン語、イタリア語でショーや船内放送を行い、船内で会えば「Hi,how are you doing?」と声をかけてくれる気さくな人。
質の高いブロードウェイのハイライトショー、シンガーズ&ダンサーズによるショーやイベント、アイススケートショー、生演奏によるライブに毎日感動。
アイススケートショーのジャンプなんてディズニーオンアイスで1回見たきり。
それが船で、しかもものすごく近くで見ることが出来るだなんて想像を超えています。
これも全てクルーズ料金に込みで、気に入ったら何度も見る事が出来るんだからクルーズって素敵です。
ミュージカルハイライトの一部、CHICAGO「Cell Block Tango」
寄港地はヨーロッパ 船に戻ればラスベガス
地中海クルーズでロイヤルカリビアンを選んで良かったと思ったのは、ヨーロッパもアメリカも1回の旅行で両方味わえたことです。
歴史を感じさせる街並みと、未来を感じさせる想像を超えた船。
エンターテイメント性重視ながらもホスピタリティも重んじている『バケーションはとことん楽しもう!』という楽しいロイヤルカリビアンの虜にたった1回でなってしまいました。
そしてなにより、ロイヤルカリビアンのクルーの笑顔がクルーズ好きとなったきっかけとなったことは間違いありません。
読んでいるだけで、文章と写真から「これはハマってしまうだろうな〜!」とニヤニヤしてしまいました。
・船の巨大さ
・クルーの素敵さ、親切さ
は、初クルーズの人が感動する鉄板ポイントですよね!(初クルーズじゃなくても私はまだ乗船するたびに改めて感動しますが)
何事も『初』のインパクトって強烈ですよね。
私にとってはそれがたまたまロイヤルカリビアンのボイジャーだったということにすぎませんが、その後、様々な船を経験して、やっぱりロイヤルカリビアンに戻ってしまうのは、初クルーズの印象がとにかく素晴らしかった事に他なりません。
素晴らしい経験をさせてくれたことに感謝です。
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