カーニバル・コーポレーション、船隊のエネルギー効率向上と排出量削減を目的としたサービス・パワー・パッケージの提供を開始
- カーニバル・コーポレーション、エネルギー効率向上と燃料消費量削減のためのサービス・パワー・パッケージを全世界の船隊に展開
- このアップグレードは、同社の9つのクルーズライン・ブランドの船舶に2023年まで継続的に設置されます。
- これにより、船隊全体の温室効果ガス排出量を毎年50万トン以上削減し、年間1億5千万ドル以上の燃料費削減を見込んでいます。
- 過去6年間にわたり開発されたこのプログラムは、空調、冷房、照明、オートメーションシステムなどの大幅な効率アップを実現します。
- 同社は、2030年までに2019年のベースラインから炭素排出強度を20%削減し、2050年までに正味のカーボンニュートラルな船舶運航を達成することを目指している
世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、全世界の船隊でエネルギー節約の改善と燃料消費の削減を目指すサービス・パワー・パッケージの導入を発表しました。この技術改良は、同社の9つのクルーズライン・ブランドの船舶に2023年まで導入され、1隻あたり5~10%の燃料節約、船隊全体の温室効果ガス排出量を毎年50万トン以上削減し、年間1億5000万ドル以上の燃料費節約をもたらすと期待されます。サービスパワープログラムは過去6年間にわたり開発され、空調、冷房、照明、オートメーションシステムなどの効率アップを組み込んでいます。
各船ごとにカスタマイズされたサービスパワー・パッケージは、システムの相乗効果と新たな業務効率を組み合わせ、カーニバル・コーポレーションの省エネ・脱炭素戦略をサポートします。アップグレードには、ホテル空調システムの包括的な強化、可変速ドライブとオンデマンド自動制御システムを使用した技術システムのアップグレード、最新のLED照明システム、アップグレードパッケージのメリットを最大限に引き出す遠隔監視とメンテナンスの改善などが含まれます。また、2030年までに2019年のベースラインから炭素排出強度を20%削減することを約束し、2050年までに正味のカーボンニュートラルな船舶運航を達成するよう努力しています。