カーニバル・コーポレーションの車両燃料節約プログラムにより、10億ガロン以上の燃料を節約し、炭素排出量を削減
2014.10.02
- カーニバル・コーポレーションの「船隊燃料節約プログラム」は、7年間で10億ガロン以上の燃料を節約し、120億キログラムの炭素排出を削減しました。
- このプログラムにより、2007年比で24％燃費が向上し、約25億ドルの燃料費が削減されました。
- このプログラムは、既存の船舶に搭載された省エネ対策と、エネルギー効率の高い新しい船舶の設計を組み合わせたものです。
- この取り組みには、推進力と旅程の最適化、より良い船体塗装の使用、エネルギー効率の良い空調システムの設置、従来の照明からLED電球への交換、より効率的な水の生産などが含まれます。
- カーニバル・コーポレーションは、2015年までに二酸化炭素排出量を20％削減するという目標を突破しました。
世界最大のクルーズ会社であるカーニバル・コーポレーションは、複数年にわたる「船隊燃料節約プログラム」の結果を発表し、2014年末までに10億ガロン以上の燃料節約と120億キログラムの炭素排出削減を見込んでいます。このプログラムにより、2007年比で船団全体の燃費が24％改善され、約25億ドルの燃料費削減が実現しました。
船隊燃料節約プログラム」は、現行船での省エネプログラムとエネルギー効率の高い新しい船の設計を組み合わせ、100隻を超える船隊全体でエネルギー消費量を減らし、燃費を向上させるプログラムです。クルーズ船は燃料から電気を作るため、カーニバルは2007年以来、推進力と旅程の最適化、より良い船体塗装の使用、エネルギー効率の良い空調システムの設置、従来の照明からLED電球への交換、より効率的な水の生産など、いくつかの主要な節約施策を実施しています。
特に、カーニバル・コーポレーションは、エネルギーと燃料の節約努力により、2015年までに二酸化炭素排出量を20％削減するという目標を上回りました。また、同社はECO-EGC™と呼ばれる業界初の排ガス浄化技術に最大4億ドルを投資し、同社の船隊の70%以上に導入する予定です。このシステムは、フィルターと海水を使って排気ガスから汚染物質を除去し、外航船の大気環境を大幅に改善するものです。
