カーニバル・コーポレーション、野生動物の違法取引撲滅のため米国野生生物取引連盟と提携
- カーニバル・コーポレーション、違法な野生生物製品撲滅のため米国野生生物売買同盟に加盟
- パートナーシップには、従業員トレーニング、クルーズ客への啓発キャンペーン、ベンダーやサプライヤーのためのプログラム開発などが含まれます。
- この取り組みは、カーニバル・コーポレーションが現在進めている持続可能性と環境責任に関する取り組みの一環です。
世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、米国における違法な野生生物製品の売買を撲滅するため、米国野生生物売買防止同盟に参加することを発表しました。このパートナーシップでは、12万人の全世界の従業員に対して、違法な野生生物製品の識別とその取引による被害について、教育、啓発、トレーニングを提供します。また、カーニバル・コーポレーションは、世界10ブランドで1,100万人のクルーズ客を対象に野生生物犯罪に対する認識を高め、ベンダーやサプライヤーと野生生物の違法取引の危険性についてコミュニケーションするプログラムを開発する予定です。
このパートナーシップは、カーニバル・コーポレーションが持続可能性と環境責任に継続的に取り組んでいることの一環です。同社は最近、ネイチャー・コンサーバンシーに250万ドルを寄付し、2020年末までに温室効果ガス排出量を2005年の基準値から25%削減するという目標に取り組んでいます。さらに、カーニバル・コーポレーションは、海上で液化天然ガス(LNG)を燃料とする業界初の船舶を導入し、煤粒子や硫黄酸化物の排出をなくすことに努めています。