6月初旬にクラウン・プリンセスでアラスカクルーズに行ってきました。プリンセスクルーズが創業50周年ということでフラッグもアニバーサリー仕様になっていました。
初日
初日の客室には全寄港地のエクスカーションの案内が届いていました。私達はIACEトラベルさんが送ってくださった日本語のエクスカーション案内を元に検討し、出発前にインターネットでジュノーの「ヘリコプターでの氷河ウォーク」とスキャグウェイの「ホワイトパス列車の旅」を予約しました。どの寄港地にも魅力的なツアーが沢山あり全部に目を通すのも大変な量なので、私達にとっては事前に検討できていてよかったなと思いました。
船内新聞「プリンセスパター」の中で「50th Anniversary」や「North to Alaska」の表示があるものは特別なプログラムとなっていたので、どんどん参加してみました。 音楽やパーティーの他にも専門家がアラスカの魅力を紹介してくれるプログラムもあり盛り沢山。途中退場もOKなので気軽に参加できました。
ちょっと遊んだ船内のカジノでは全くダメでしたが、初日に参加したスパのRaffleで200ドル分のスパ・クレジットが当たりました!!
希望日に予約を入れて「フェイシャルトリート」を受ました。セラピストさんもわかりやすい英語で説明してくれて、使用する化粧品も丁寧に教えてくれました。最後に「0ドル」に調整されたレシートにサインをして終了。思いがけずとっても優雅なスパ体験ができました。
Raffle自体は無料で誰でも参加できる気楽なイベントです。 終日航海日が1回目のフォーマルデーで、華やかなシャンパン・ウォーターフォールが行われました。シャンパンと一緒に振舞われたロリポップチョコがとっても美味しくて何個も食べてしまいました。
ジュノー
エクスカーションに参加して、迫力あるハバート氷河とメンデンホール氷河の上空をヘリコプターで飛行、ギザギザと尖った広大な氷河の眺めは素晴らしかったです。
氷河の上では、小さな割れ目を覗き込んだり、キラキラと流れる冷たく澄んだ水を口にしたりと初めて尽くしのドキドキの体験ができ、約1時間の滞在はあっという間でした。
出航が23時なのでエクスカーションから戻ってからもゆっくりジュノーを観光できました。ポートガイドで紹介されていたお店で「フィッシュ&チップス」と「サーモンチャウダー」をオーダー。弾力のあるタラのフライとピンク色のチャウダーは冷えた体に染み渡るアツアツの美味しさでした。
スキャグウェイ
港近くの岸壁には今まで寄港したクルーズ船のマークが沢山ありました。絵のようですが、どうやって描いたのでしょう?とにかくスゴイ数です。
クルーズ船の目の前まできている列車に乗り込んで、険しい山道を爽快に走り抜けていきます。車窓からの眺めはスリルもあって最高でした。
行きに景色を見るのに夢中になりすぎたせいか、帰りの車内では気持ちよく眠ってしまいました。
トレーシーアーム
雨も降っていてかなり寒かったので、日本から持ってきていた防寒着をフル装備。おかげで寒さにくじけることなく、双眼鏡で野生動物を探しながら、フィヨルドの雄大な景色を堪能しました。
クルーズ船は流れてくるきれいな氷の塊をすり抜けながらどんどん進み、私達の想像以上にサウスソーヤ氷河に近づくことができ、迫力ある姿をじっくり眺めることができました。グレーシャーブルーと呼ばれる美しい自然の色を見ることができ感動しました。
トレーシーアーム航行中は、行きにルビー・プリンセス号、帰りにディズニー・ワンダー号とすれ違うことができたのもラッキーでした。
この日はデッキの特設コーナーで「トナカイのチリ煮込み」と「シーフードチャウダー」が提供され、とっても温まりました。
ケチカン
朝早くから開いている「トーテム遺産センター」まで歩いて行ってみました。建物の中に巨大なトーテムポールが展示されていて、見上げると上にトカゲが乗ったような奇妙な形のものもあり、大変見応えがありました。
ケチカン・クリークではサケの遡上シーズンにはものすごい数のサケが見られるそうです。シーズン外の今はとても清らかな流れで想像もできませんが、いつか見てみたいものだな~と思いました。
ビクトリア
到着が19時だったので、荷造りとクルーズ船での最後のディナーを済ませてから観光に出かけました。
港からダウンタウンへは徒歩20分くらいで行けるとなっていましたが、久し振りの都会?で迷っては大変と思い片道7分くらいのシャトルバスに乗ってみました。街歩きを楽しんでいるうちに徐々に日が暮れてきたので、ライトアップされた街並みもみることもできました。ここはカナダですが、大体の店で米ドルもクレジットカードも使えるので両替はしなくても大丈夫です。
今回のアラスカクルーズでは一番の目的だった氷河を間近でみられて大満足でした。 次回は、もっと野生動物と出会いたいな~ともう次の計画を考えてしまっています。