今年結婚10周年のお祝いに「プリンセス・クルーズ」を選びました
夫が会社を休めて、夫が好きそうな寄港地となると「釜山」が最適と思いました。 しかも、私の誕生日と重なる出発日。絶対最高の思い出になる、と決めたのは昨年の5月でした。
それから1年、一日千秋の思いで待ちわびた乗船の日。海外旅行は結構場数を踏んでいますが、クルーズは初めてです。どんな形の旅行になるか、わくわくでした。大桟橋の荷物預かりで、一瞬迷ったもののパスポート・エントリーはスムーズで、あっという間にチェックイン。飛行機で海外に出るような煩わしさは一切無く、係りの人も終始笑顔で氣持ちが良かったです。
誕生日を連絡していたので、部屋のドアには「Happy Birthday」の風船飾りがあり、それだけでもテンション・マックスです。しかも下船するまで、ずっと飾られていました。
部屋に手荷物を置いて、14階のリド・デッキのブッフェ・レストランでランチ・タイム。多彩な料理が並び、山盛りのスイカ・メロン・葡萄には驚かされました。
みなとみらいの景色を眺めながら、ビールで乾杯しました。夕方の避難訓練まで、船内をうろうろ探検しました。避難訓練はしっかりと行われたので、何か非常事態があっても安心と確信することができました。
初日の出港は18時
ちょうど食事の時間と重なってしまい、お見送りの人に手を振ることができませんでした。ちょっと残念でした。しかし、レストランでお誕生日のお祝いとして大きなチョコレートケーキをいただき、至福のひと時を過ごさせていただきました。食後は、またまた船内をうろうろ。くまなく探検をして過ごしました。
毎日、ジャグジーに入ったり、ラジオ体操をしたり、寄港地で遊んだり、野外ムービーを観たり、ショーを見たり、ライブを聞いたり、お部屋にいる暇がありません。私はフラダンスをやっているので、フラ教室は一番の楽しみでした。
フォーマルナイトをとても楽しみにしていて、夫の初めてタキシード姿に、惚れ惚れ。記念写真も撮っていただきました。夢のようなフォーマルナイト。皆さんそれぞれのドレスに身を包み、きらびやかで幻想の世界でした。
今回は4つの港を巡るコースでした
名物を食べようと決めていたので、清水では「おおとろ寿司」、長崎では「ちゃんぽん」、釜山では「たこの踊り食い」をはじめ「鮑のステーキ、鰈の刺身、チヂミ、鮑粥」を食べて最後に屋台料理の「おでん」「トッポッキ」「キンパ」を持ち帰り、船内で夕食代わりに頂きました。
清水港は初寄港ということで、大歓迎を受けました。釜山港出港のときには、驚くほどのステージを見せていただき感激止まぬところ、汽笛が鳴って桟橋をすーっと離れて行くと「釜山港へ帰れ」が流れてきて、涙が止まりませんでした。船旅の真髄を感じた瞬間でした。
クルーズで1回は出ると言われる「オードリーのディナー」を頂きました。同じウエイターがいつもの席で楽しくサービスしてくれます。毎晩レストランでメニューにある料理を、自分が食べたいものを食べたい分だけ頂けます。とても贅沢です。主婦にとって何もしなくていい、最高のご褒美です。
日常から離れ、非日常を楽しむ最高の旅、それがクルーズなのだなと感じました。 お休みが取れたら「また行こうね」と夫と話しています。 英語圏の船のスタッフの皆さんが、日本語で受け答えしてくれるので、語力が不安な人も安心です。小さな声で「Thank You」と言っていた夫も、最後にはしっかりと言えるようになっていました。 ダイヤモンド・プリンセスの旅、書ききれないのですが、世界観が変わります。 ぜひ一度ご乗船ください。