今回、IACEトラベルさんへエジプトとエーゲ海13日間クルーズの手配をお願いし楽しいクルーズを体験してきました。 鹿児島に単身赴任中、会社の前によく外国の大型客船が寄航していたため、いつかは(退職後)大型客船でクルーズに行きたいと夢みていましたが在職中に夢が実現するとは思ってもいなかった(クルーズは料金が高い、乗客が年配者が多い) 今回は航空費用、クルーズ費用、オプショナル費用等をいれても50万円を切るくらいで旅行が出来ました。(IACEさん ありがとう)
今回乗船したグランドプリンセス号は109,000トン、乗客数2,600人、乗員1,100人、メインダイニング3ヵ所、サブレストラン2ヵ所、カジュアルダイニング4ヵ所、プール4ヵ所、シアター、フィットネスセンター、スパ、屋外シアター、24時間営業ビュッフェ等多様な設備を整えた大型客船
平成21年11月17日
熊本より羽田―成田国際空港へ
ローマまでの12時間の旅へ出発、AM4時フランス・ドゴール空港着乗継でイタリアへ 9時30分レオナルド・ダビンチ空港着、スーツケースを受取に行くが場所がわからず空港関係者に少しばかりの英語で会話を試みるが相手はイタリア語で聞き返され言葉が通じない、あちこち探しやっと出口を発見、そこにはプリンセスクルーズのスタッフと遭遇。一安心したが、スーツケースを受取スタッフと遭遇した場所に帰ってきたらスタッフはいない、どうして乗船場所のチベッタベキアまで行けば良いのか・・・・・・
プリンセス代理店へ連絡、現地案内人に連絡を取ってもらうが空港にいるはずなので探して欲しいとのこと。空港内をあちこち探し、他のクルーズスタッフに訪ねるが、相手はイタリア人、英語が分かるイタリア人を探しクルーズスタッフがいそうな場所を教えてもらいあちこち探しやっと、スタッフを発見、乗客名簿で確認しスーツケースを預ける
かれこれ1時間30分
クルーズ社のシャトルバスにてチベッタベキア港へ1時間30分。やっと、チベッタベキア港に到着
乗船手続き、また問題発生。クレジットカード(JCB)使用不可。(VISA・マスター)で手続き完了、いざグランドプリンセスに乗船 昼食も食べてない お腹が空いた
乗船後、船内散策14Fデッキでハンバーガーラウンジ、ピザラウンジ発見早速並んで注文チーズバーガー2個、コーラ(無料)ハンバーグも日本のものと違い3倍位厚いので1個で十分、でもピザも美味しそう。また、並ぶピザも大きく大満足。お腹も満杯になったので、デッキで一休み。対岸に大型客船が多数停泊中、本日出航するのか、本日帰港したのか知っている名前もある
18時 いざ出航 ナポリへ
最初のディナー。フルコースを食べたいがメニューが分からない、レストランのスタッフにどれがお勧めか尋ね注文。たじたじの英語で会話、美味しい料理とワインで満足
部屋に帰るがまだスーツケースが来ていない 21時すぎ、やっとスーツケースが届き中身をクローゼットに収納するが服の多さにびっくり
じつは、旅行前日まで勤務だったため洋服をばたばた詰め込んだため多く持ってきすぎた おかげで、成田ではスーツケースの重量がオーバーであわてて荷物を小分けしバックも買い足した
11月19日 7時ナポリ港へ入港
アマルフィとポンペイ観光へ
下船後、観光用バスに乗りアマルフィ観光へ
バスの中で案内用イヤホンを渡されたが案内は英語、ツアー客もすべて外国人。会話も理解に困るが、私たちが話すこともツアー客には理解できないので何を話しても気にしない
アマルフィの観光は、ナポリからサレルノ港まで1時間 モーターボートでアマルフィ海岸観光後、市内観光 その後ポンペイ遺跡までバスで1時間 ポンペイ観光前に昼食ワイン付 いよいよ、ポンペイ観光
ナポリ観光は石段や大理石のため晴れた日はいいが、雨の日は滑りやすいのでスニーカでいくべき。結構散策の場所が広いので疲れる
外国のツアー客で杖を持っている人が多かった
11月21日
今日は、アテネに6時入港
徒歩で巡る古代アテネ (7時間30分)に参加 139$
ピレウス港からバスで30から40分。オリンピア(初回オリンピック)が開催された場所
車窓から無名兵士の記念碑を見ながら、アテネ市内にあるゼウス神殿を観光
見物はツアー客だけ、その後アクロポリスの丘へバスで移動
アクロポリスの丘へ到着後観光へ
音楽堂(オデオン)、ディオニソス劇場、パルテノン神殿、エレクティオンを見学、現地ガイドの説明が長く(英語で判らない)ため、集合場所、時間を確認し見学へ
アクロポリスの丘観光後、古代アゴラへ
古代アゴラ観光後ギリシャ料理の昼食を食べ市内観光へ、シンタグマ広場のオープンカフェでアイスを食べ市内散策後、バスで港へ
11月22日
クサダシ港(エフェソスと聖母マリアの家観光) 4時間 49$
クサダシ港からバスで聖母マリアの家とエフェソスの遺跡観光へ
聖母マリアの家ではクルーズの乗客にオプショナルで特別ミサ開催中
ローマ時代の強大な地方都市エフェソス遺跡観光
日本人ツアー客と初めて合流、2日目に知り合った方たちと日本語を話しながら観光出来た。おまけに日本語でガイドが説明していたのでついて廻った。流暢な日本語で現地ガイドしていたが、アテネの現地ガイドと同じく説明が長い
遺跡の中には公衆トイレの跡も残っており、洋式水洗トイレであった(長いベンチに穴があいたもの。横一列に並んでいる。
セルソス図書館の手前にはクレオパトラの(姉か妹)の墓があったが定かでない
セルソス図書館見物後、24000人収容可能な野外大劇場、海岸通り(ハーバーストリート)野外大劇場からエフェソス港の海岸までつづいていたようです
エフェソスからバスで港まで 本日も結構歩いた 服装は半袖半ズボンだけど11/22です
11月23日
徒歩で巡る歴史的なイスタンブール 3時間30分 19$
バスでガラタ橋を渡りトルコ市内へ。ブルーモスク前で下車し、ツアーでは行かないスクル・モスクを見学し裏道を散策しブルー・モスク見学へ
憧れのブルーモスクどんなものか、・・・
確かに、素晴しいイスタンブールの象徴かな
モスク内の天井素晴しい、今回はオプショナルツアーで安い徒歩で巡るイスタンブールを希望しましたけど、それも良かったけれど、是非アヤ・ソフィア大聖堂、トプカプ宮殿を見れなかったのが残念(スクル・モスクとブルー・モスクとは雲でんの差があります。スケールが違い警備も違う)
観光後、グランド・バザール観光。どんな所か期待一杯でバスに乗ったが着いた先はトルコ絨毯販売店。良くTVで見る空中に飛ばしてクルクル回して光の加減で光沢が変わるショーを見せてくれたが誰一人購入者はいない(これもツアーの手かな)
11月24日
ミコノス島観光 ワールド観光について行ったので 無料
ミコノス島観光では、他社の大型客船が港に停泊していた為、良かったのかテンダーボート(救命ボート)での送迎4隻(プリンセス)からとミコノスからの送迎ボート2隻でピストン送迎してもらった
テンダーボート(50名)位乗れた、これも良かったのかな
ミコノス島は通称(ゲイの島)と言われ、男性のフルヌード(無修正)と女性のトップレスが絵はがきとして販売されていた(買っとくべき)記念にミコノス島の市内というか島内観光をしましたが、季節か時期が違うため(ミコノス)は夏に来るべし(海の色も違う)
町並みと言っても島巡り30分もあれば大体廻れるけど、あいにく11月24日といえば閑散とし、島に居るのはツアー客と観光店の従業員だけ
町並みは白、赤、青以外はあまり見ない
ミコノス島の人気者のペドロ君とも会えた。(島に3~4羽)いるペリカンは皆ペドロ君だそうです
11月26日
ポートサイド(エジプト) 11時間30分 229$
ピラミッド、スフィンクスとサッカラの階段ピラミッド
今回のクルーズ参加の決め手にエジプト・ピラミッド観光があったのが決断の一つでした。なかなか、ピラミッドを観光するためにエジプトツアーに行くのも・・・・・・
本日の観光はピラミッド、出発が7時30分集合のため早起きし、軽く朝食を済ませバスで港から、カイロ市内への移動
3時間30分かかり車中では朝が早かったので、ただ睡眠 高速道路をひたすら走りカイロへ街中に入ったら車窓からピラミッドが、テレビ等で見ていたが街中にミラミッド出現に興奮。カイロに着いたらツアーの定番土産物屋見学
ネックレスのぺん先(銀製)を注文すれば裏に名前を刻印してピラミッド観光後に渡してくれるシステム記念にはなるが、やや高価(まだいい土産がありそうだ)・・・・
土産屋見学後、ホテルでバイキングの昼食 飲み物の注文が来たが(ワイン、ビール、ジュース)有料と思い水をもらったが昼食に込みであった(しまった飲んでおくべきだった)
いよいよサッカラの階段ピラミッドへ
階段ピラミッドの近くまでは徒歩で行くが、途中にラクダに乗れとしつこく誘われる(結構金額が高い)歩けば靴に砂が沢山入ったが我慢して歩く
途中、日本人ツアー(クルーズの仲間ではない)と何組か会うし、個人で来てる日本人とも会う、声を掛ければお互いびっくり(まず、何処から来ましたかで始まり写真撮ってください)次は、三大ピラミッド(クフ王、メンカウラー王、カフラー王)の真近へ。ピラミッド内観光に参加したが実際見学にいった(行けた)のは2組、欧米人は体格が良いので(縦、横)大きいため内部への通路(階段)が狭くては入れなかった
3時間程度の観光であったが、いい記念ができた また、バスで3時間30分の帰路へ
11月27日
アレキサンドリアゆったり観光 3時間 59$
バスでアレキサンドリア市内観光、白バイ(と言うかどうかは)警察による先導でエジプト王族の夏の離宮だったモンタザ宮殿、中世のカイト・ベイ要塞見学。カイト・ベイ要塞には地元の小学生達が見学に来ている。写真を撮ってくれと言って来るが、撮れば1$と言って来る思いノーと返事(彼らは英語の勉強のために話かけてくるのと、自分たちの写真が見たいとのこと、ディジタルカメラなので撮った写真を見せれば大変喜ぶ)
途中、アレキサンドリア図書館を見学する予定であったが、他のツアー客が来ていたのと、バスが止められないため中止(外国は良くスケジュール変更があるみたい、クルーズの日本人ツアーも予定していた寺院が午後から休館になったため添乗員が払い戻しを行っていた。
11月28、29日
終日クルーズ 船内見学。日本人ツアーに同行してキッチン見学も付いて行った(乗客3000人、乗務員1100人)の食事を作るキッチン、プリンセスでは、船内で飲む水は海水を真水に替える装置と、燃やせるゴミ等は船内に焼却室があり燃えないゴミは寄港地で処理をする等、海に排出しない環境をとってる
11月30日
下船 チベッタベキア港からシャトルバスを予約しローマまで
ローマテルミニ駅前のB&Bで2泊し、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、真実の口
翌日は、バスでヴァチカン近くまで行き、サンタンジェロ城、サン・ピエトロ大聖堂、ポポロ広場、スペイン広場、トレビの泉等1日半で良く廻れたと思うほど観光が出来た
まとめ
今回の、旅行はあらゆる人たちと巡りあえたことと、アイエシイ・トラベルの南さまの手配で楽しい旅が出来たと思います。
当初は、英語も話せない二人がツアーにも入らず旅に出る無謀な計画に色々アドバイスをして頂き、途中は珍道中ではありましたが無事日本まで帰ることが出来ました、お礼申し上げます。
今回、クルーズに申し込んで良かったので、今から旅行を考えておられる方へ
クルーズは、仕事をリタイヤして行くのもゆっくり行けるのでまた良いかも知れませんが是非、休み(時間が)取れる方や新婚旅行等を計画されている方にお勧めです
一つに、荷物の持ち運び(荷物の詰替え)が要らない
二つに、好きなときに食事に行き好きなディナーが無料
三つに、船内では色々な催し物が毎日行われ、航海中でも退屈しない
四つに、船内には、多数のプール、サウナ、スパ、フィットネス、カジノがあります
クルーズ料金が高いと思われますが、日本で1泊2日でいっても2万円位かかります、その点クルーズで一泊1万円と思えば高くはありません
今回の、旅行で観光地を思い出しながら書いてみました、是非旅行記をご覧になった方がクルーズ旅行に興味を持たれれば幸いです。