7月3日(金)乗船日
早朝 雨の音にて目をさます。やはり子供と一緒で遠足の朝とおなじである。Yahooの防災情報の告知音が盛んに鳴る。早速荷造りをはじめる。洗面用具はデイバッグとする。30分程で完了。 15時乗船予定なのでゆっくりの出発でよいが、高速道路の事故渋滞を2時間考慮し又余裕をみて 8時出立と我が西太后(同乗者)と決め行動する。
12時すぎ 湾岸高速新山下出口から360度Uターンのかたちで大桟橋ターミナルに向かうカーナビのままで駐車場に簡単にはいる。入口側はほぼ満車である。出口側のスロープ近くに 数台分の空きがあり駐車(これより遅かったらどうなっていたかと安堵する)スロープより2階ロビーにあがり奥に向かって右側のインフォーメーションセンターにて、駐車券と乗船券を呈示し、割引手続き(\1,000 /24時間)をする。非常に簡単です。ロビーは、旅行会社の待合せと思われる集団でごった返している。
昼食後、大桟橋ターミナルを2,3階 入口とみてまわる。外はぱらぱら雨となっている。 14時頃 待合スペースのクルーズスタッフに15時チェックイン予定の旨を告げ、状況を確認する。すると客室番号に関係なく手続きをしているとの事、車から荷物を運び手荷物カウンターに預けチェックイン整理番号札32を持ち、アナウンスの呼出を待合椅子に座り待つこととする。待つこと、10数分にてアナウンスあり、パーテイションのなかにはいる。 しかし、なかは長蛇の列、並ぶこと10分でセキュリテイチェック、さらに並ぶこと10分程でチェックインカウンターの順番となる。(これなら外で待っているほうが良いと思う。呼出が早すぎるのではないか?)カウンターに乗船券、パスポート、クレジットカード、健康状態質問票を呈示。クレジットカードの登録は混雑しているので明日キャプテンサークルデスクで手続きして下さいとのこと、クルーズカードの交付をうけ、乗船口で顔写真登録をして船内にはいる。 我が船室はデッキ7なのでエレベーターを利用し、部屋に入る。すでに荷物は届いている。こんなに早いのははじめてである。部屋担当の挨拶をうける。荷物の整理をし船内新聞とIACEトラベルの案内状をチェック。5デッキ中央のVivaldiのIACEカウンターに出向くと南さんと旅行記ライターのK夫婦とお会いする。わが西太后は 旅行記愛読者であり、すぐにK氏と理解する。明日のクルーズ同好会オフ会の招きをうけ、船内探検に進む。Grand Plazaで、三味線演奏を眺め、6,7デッキをみてまわる。最初のDiamond Princess乗船(2004年秋西海岸クルーズ)の記憶をたどるが、全く記憶にない。ただ7デッキ天井のシェルのシャンデリアだけは覚えていた。他はいたるところが綺麗に改装されているなと感じた。 喉が乾いたので、14デッキのビュッフェレストランに向かう。ビールを購入しようとすると日本語の上手なスタッフから オール・イン・クルーシブ (以下AIR) ビバレージ・パッケージ(①1日$49にて船内バー、ダイニングで$10以下の全てのドリンク飲み放題 ②$100以下のボトルワインが40%オフとなる。ただし別途サービス料15%あり)の説明をうける。直ちに購入の手続きに入るが、16時30分からの緊急避難訓練のため手続きはストップしていて、再度来店のうえ購入手続きをしてほしいとのこと。ビールを我慢し、部屋にもどり救命胴衣をもち7デッキ後方に向かう。避難訓練は何度も受けているが日本語のサービスは初めてであるので細かい部分まで大変よく理解出来ました。過去は救命胴衣の着かたと笛の鳴らし方のみを理解していた。 日本発着船クルーズの利点はここにあり、はじめてのクルーズ体験には最高である。終了次第 14デッキ Horizon Courtにて先程のAIR(ビバレージ・パッケージ)の手続きを完了し黒ビールと生ビールで喉のからからを慰めることができました。アルコールが入ったのでこれからは本日のスケジュールのみ。15および7デッキにて横浜出港シーンの撮影、出港、ベイブリッジの下通過、横須賀通過。
- 19時45分 VivaldiにてDinner.同席に江戸深川からの夫婦、横浜と広島からの高校の同級生二人組の女性と3組です。赤ワインをボトルにて食す。
- 22時 Princess TheaterにてSHOW TIME 鑑賞
(本日の学び) 「クルーズで気を使うのは乗船まで、乗ってしまえばこちらのもの、あとは楽しむのみ!!」
7月4日(土)終日航海日
早朝 船の揺れとエンジン音で眼をさまし、船内新聞にて今日の予定に赤ペンをいれ確認する。14デッキにて朝のコーヒーを頂きウォーキングとストレッチを軽く行う。甲板は昨日の雨か清掃のためか水溜りが多い。右舷側に陸地が見え始める。カメラを構えている方に尋ねると紀伊半島らしいとのこと。さらに橋がはっきりと確認でき、それが来年サミットの志摩半島のようにうかがえる。 午前 遅い朝食をとり、9時より「ズンバフィットネス教室」に参加(リズムとスピードについていけない)10時「基礎の英語教室」(老年性難聴のためヒアリングの練習)その後プールにてひと泳ぎする。最近の不摂生のせいか心臓が踊るので早めにきりあげる。キャプテンサークルデスクにてクレジットカード登録とリピーター会員登録を行う。日本人スタッフが全て対応し、今までの海外クルーズでの経験との差にびっくりする。今年1月のMSCでの 早朝下船の手続きに難渋したのを思い出す。 * 午後 16時半 クルーズ同好会オフ会に参加。クルーズ体験の強者多数。情報交換し散会。 * 夜 オードリー・ヘップバーンの復活メニューをいただく。大変深みのあるソースと上品な味を堪能SHOWTIMEを鑑賞し、7デッキ中央のCronres Barにてピアノとビートルズ演奏で休む。
(本日の学び)レストランでの注文の際の英語 「May I have this?」
7月5日(日)釜山入港
早朝 昨日と同じ行動をし、早めの朝食とラジオ体操をする。 * 9時半 「基礎の写真セミナー」に参加 * 10時 「快適な歩行と正しい姿勢セミナー」に参加 足形をとる。
午後 昼食を軽くいただき、釜山入港のシーンをながめる。 釜山 上陸、シャトルバスにて 市内へ、チャガルチ市場と国際市場をそぞろ歩きをする。買物をするつもりもないので早々に船に戻る。午餐の宴会をするも、日本酒のオーダーストップがかかり昼寝とする。
夜 DinnerとSHOWTIME, ピアノ演奏(日本酒込)を楽しみ 就寝
(本日の学び) 「筋肉は、ストトレッチで伸ばし、運動で縮める。」
7月6日(月)長崎入港
早朝 昨日と同じ行動をし、14デッキにて隣の女性連れが長崎出身とのことで、世界遺産登録のそろばんドック(小菅修船場跡)、軍艦島、長崎出身の芸能人の話を聞き、グラバー園、大浦天主堂を見、長崎入港する。西太后に起床を促し、ゆっくりと朝食をとりビールを飲みながら部屋にて、なでしこジャパンとアメリカ戦の応援をする。残念な結果である。
10時20分 6デッキにて日本入港審査のあと 長崎上陸。歩きにて大浦天主堂、グラバー園をゆっくりと散策、孫にガラス製品、我が家に有田焼を購入し、オランダ坂に向かう。観光客のいない細道と電車を見、船にもどる。
- 午後 遅い昼食とたくさんのビールをいただき昼寝。
- 16時 「お腹痩せの秘密講座」 参加、 出港の遅延アナウンスあり(日本語でも)
- 18時頃出港、7デッキ右舷にて軍艦島をさがす。十数人があれこれと言うが確証なし。ひとりがGoogle MAPにて左舷から見えるとし総勢うつる。ぼんやりとみえました。
- 夜 Dinner, SHOWTIME カラオケをENJOYし就寝
(本日の学び)「痩せるためには無酸素、負荷の運動と栄養摂取量」
7月7日(火)終日航海日 七夕
午前 久しぶりの日の出を仰ぎ、南に夏の入道雲、北、西には梅雨空の雲があるが我が船上は快晴である。西太后と写真撮影。
又隠れ家(18デッキ)にて読書(今回の目標全く達成していない。)グラバー園で沢山飛んでいたとんぼを2匹発見、「長崎から船にのって・・・」の歌詞とつがいの鴛鴦ぶりに、我がこれからの人生を想う。更に、朝からご馳走とビールをいただき極上の日々である。隣に大和市(なでしこJ大野、川澄の出身地)の方と同席になり昨日の女子ワールドカップについて評論する。9時より船上アウトレットセール みやげ購入
天気が良いので、西太后と写真撮影
- 午後、夜 アルコール三昧
- 21時30分 16デッキにて天体観測に参加(夏の大三角形、彦星と織姫の確認)
- カラオケとブランデーを楽しみ 就寝
7月8日(水)横浜下船
早朝 荷造り、食事 7時半 下船 税関検査を通過して駐車場、帰途。
石川町ICから湾岸高速にのるが狩場方面には行けず(要注意)大黒PAでUターンをして横浜町田ICより東名高速経由にて帰宅。
まとめ
- 1,雨具の用意を利用することなく天気に恵まれ最高のクルーズです。
- 2,AIR(ビバレージ・パッケージ)のため、アルコールに執着することとなった。
- 3,クルーズだからこその出会いを有難うございます。