初キュナード “クィーンエリザベス”
7月1日ハンブルグ港を出て、コペンハーゲン・ストックホルム・タリン(エストニア)・サンクト=ペテルブルク(旧レニングラード)を経てドイツのキール港に戻る9日間の船の旅です。 クルーズ体験者なら一度は乗ってみたい「クィーンエリザベス」、以前クルーズをご一緒したAさんから「クィーンエリザベス9日間21万円で出てるよ。安いよ。行く?」と連絡があり、ふたつ返事で誘いを受けました。(ドイツまでの往復運賃11万円は別にかかりました。)個人で行く船旅なので全て英語が必要になってきますが、そこはAさん英語はバッチリ、頼りになるので問題なしです。ちなみに今回は130人の日本人が乗船したため日本人スタッフがいて毎日の船内新聞は日本語版が届きました。聞くところによれば、50人乗ればスタッフを乗せるそうです。超ラッキーでした。
キャビンに入って「ワォ〜‼」
キュナードクオリティ、全てのカテゴリーの部屋にウェルカムシャンパン(ハーフボトル)があります。というのはチェック済みだったのですが、なんとフルボトルがちゃんと氷で冷やされた状態で準備されていました。テンションが一気に上がりました。
このシャンパンは、4日目のランチにルームサービス(無料)でステーキやサンドイッチ、パスタを頼んで二人でいただきました。なんせ、毎晩遅くまで踊っているので、お部屋でゆっくりシャンパンを飲むというのは無理でした(笑)
各部屋についているバスローブ・スリッパも何か高級感漂ってうれしい!私たちのバスローブの使い道は寒さ対策、ロシアの夜は寒いのでパジャマの上にはおって寝ました(笑)
ダンス堪能‼
私の船旅の最大の目的は社交ダンス。船で毎晩踊りたいため52歳から習い始めました。Aさんが以前クィーンヴィクトリアに乗った時のダンススタッフが今回たまたま乗っていて彼に紹介してくれたおかげで、かなり気にかけて踊ってくれました。あと3名のスタッフとも毎晩行くので顔見知りになって楽しく踊りました。
クィーンエリザベスはラグジュアリー船なので終日航海日3回がフォーマルナイトでロングドレスでした。その他はインフォーマルで「カクテルドレスかスタイリッシュな装い」と記載されています。私は結婚式で着たキラキラワンピース、パンツスーツ、ダンス用のワンピースなどを着ましたが、次回行くようなことがあれば「ノースリーブ・キラキラ・短めワンピース」をゲットして張り合おうかと目論んでいます(笑) 終日航海日はダンスレッスンもありました。シークエンスダンスのひとつを覚えました。二人ペアで踊るフォークダンスのようなスタイルですが、昔の貴族が社交界で優雅に踊っていたようなそんな雰囲気のとても上品な踊りでした。
ランドリーも無料!
なんと洗濯機・乾燥機・洗剤がすべて無料でした。 洗濯の予定はなかったけれど、停泊日で観光に行かず暇な日があったのでやってみました。 英語はよく分からなくても「レギュラー」「スタート」押したらオッケーでした(笑)。 船内では熱を発するものは禁止ですが、ここに来ればアイロンが使えます。
寄港地観光紹介
出発前にAさんに頼んでインターネットから申し込みました。英語案内がわからないのは十分予測できたので事前にパンフレット・ガイドブック・地図などを集め予習して臨みました。でも、やはり次からは日本語の説明がいいなぁと思いました。
コペンハーゲン
最初に大きな人魚の像の前で説明を聞きました。あれはなんだったんでしょう? その後、有名な人魚姫のところに案内されました。 この像を見るだけなら、船から簡単に歩いて行けますよ。私たちは運河クルーズもしました。ヨットが必需品のように川の両側に所狭しと繋いであり、これはなかなかの風景でした。
サンクト=ペテルブルク
「血の上の教会」これは一見の価値ありです。外観はまあよく目にするような建物ですが、入ってびっくり。思わず声が出そうになるくらい素晴らしい壁一面のモザイク画でした。 【白夜体験】 7月10日、日の出4:34、日の入10:30。夕食を取っている時、いつも「明るいよねぇ〜」って言ってしまいます。夜ダンスから帰る時デッキに行って写真を撮りました。11時半です。
日本に帰ったら夕方ちゃんと暗くなりました。なんか、なんか変な感じでした。以上、初クィーンエリザベスでのレポートでした。