来年あたり、そろそろ日本でもクルーズ解禁になるかも?
と光明が見え始めた2022年8月。
4年ぶりに日本のQueen Elizabethがやってくる(かもしれない)というので調べてみたところ、比較的お得な料金が出ていることがわかったので一応抑えておくことにしました。
キャンセルになれば全額返金だし、そうじゃなかったとしても2023年は日の並びも良いので少ないお休みで行けちゃうし。
航空券代はまだまだ高止まり。
空前の円安だし、欧米のクルーズはパンデミックで休止していた時期を取り戻すかのように軒並み値上げ。
以前は1室$2,500くらいだったバルコニーが$5,000くらいの強気のお値段になってしまっているので全く乗る気になれない。
だったらQEの日本発着でバルコニー(視界不良)$3,000は全然高くないんじゃないの?
ということで決めました。
混みあう時期の日本発着は以前なら避けていたコースだけど、諸々考えると今は国内クルーズが一番お得。
今までこの時期に乗船した方から様々なエピソードを聞いていたからちょっと怖いところもあったけど、さすがに変な人はいないでしょう、と行けるか行けないかが五分五分という所での申し込みです。
GWのコースは横浜発着の九州&釜山。
九州も釜山も初上陸なので楽しみです。
福岡は博多どんたく祭りの開催日なので出港が22時とかなり遅くなっています。
料金は1室あたり$2978.88(税込/チップ別)+$325(OBC)でした。
ブリタニアクラスのチップは$14.5/日/人。
8泊だと$116×2の$232はOBCで支払えるので$93がOBCとして残ります。
この時、空前の円安で1室あたりおよそ42万円。
日本の旅行会社だとチップ込みの料金となっているけど、同じカテゴリだと1部屋あたり70万円くらいしていたのでドル建てで申し込んだ方がかなりお得でした。
My Cunardは以前利用した時と見た目はかなり変わっていたけど基本的には同じ。
ダイニングの時間やベッドのスタイルも事前指定が可能です。
今回は母と2人なのでツインにしました。
私たちが申し込んだ後、叔父叔母も申し込みをしたので部屋は隣同士、ダイニングはセカンドの4人1テーブルでのリクエストです。
オンラインチェックインは3週間前になるとできます。
思った以上に乗船時間が遅かった・・・
船でランチ食べたかったのになー
このボーディングパス、PDFダウンロードなのでプリントアウトも一応していたけど画面でQRコードとバーコードでも乗船手続き出来るのかと思ったら乗船手続きの時に困り顔。
どうやらスキャンがうまくいかないようです。
結局プリントしたものを引っ張り出したりして結構時間がかかりました。
スペシャリティレストランの予約は2週間前から開始。
開始とともに終日航海日のランチを予約します。
乗船前だと$5の割引価格でした。
スマホページだとうまく表示されなかったりするので結局PCで予約をし直します。
4人で$100でステーキランチなら超お得。
ドリンクパッケージなども事前予約可能です。
Cunardはこの辺りは意外と良心的なのです。
ソフトドリンクもかなり安いと思う!
スーベニアカップはないのかな?
Wi-Fiパッケージの料金。
ストリーミングOKだと$24。
でも全然ダメみたいです。
メールやSNSくらいなら$18のプランで十分なのかな。
私は下船した時にちょっとチェックできれば良いし、たまにはデジタルデトックスをしたいので申し込みはしませんでした。
3週間前になるとチェックイン開始の所がクリック可能になります。
ラゲッジタグも忘れずにプリントしましょう。
このタグじゃなく、港でつけたものだと部屋番号間違われて別の部屋に届いちゃいますよー!
船内WiFiの無料範囲内で一部の機能が利用可能。
とはいえなんだかうまく機能してないのが実情。
デイリープログラムなんてちょっと遅い時間になると切り替え中なのか全然表示されず。
翌日分が見たいのに、既にキャビンに届いてる時間でも見ることが出来ないだなんて不便極まりない。
一応、オンラインで予約できますよーな感じにはなっているけど機能していないところだらけ。
オンボードアカウントだけ、日々チェックできるのが便利だったかな。
変なチャージもないし、最終的にキャビンに配られたものと間違っていませんでした。
画面で見ることが出来るデイリープログラムは保存しちゃうと文字がつぶれて全然見えないの。
だからいちいち表示させなきゃならないのだけど、表示させるとまたエラーになったりなかなか表示されなかったりとストレスがたまる感じ。
Cunardはまだまだ紙からは卒業できそうにありません。
船齢は13年と、昨今の客船の中では中堅。
新しくはないけれどもどこもかしこもキレイです。
見た目は一番船らしいかなー
HALのダムシップとよく似ています。
至る所に生花があり、お金をかけているなと思う所と以前と比べてコストカットしたのかなという所がいくつかあります。
フォーマルナイトに関してはドレスコードを守っている人が殆どで(むしろそれに全精力を費やしてる)いかにも船旅らしい雰囲気が漂い気分も上がります。
船内も写真映えポイントが多いので記念写真を撮る方もかなり多いです。
その反面、衣装についてあれこれ陰で言ったり、写真で並んでいるときに跡がつくからとマスクを外している人がいると「あの人マスクしていない」「もう外してる人がいる」だの言葉がわかってしまうだけに嫌な言葉も耳に入ります。
カフェでも夫にひたすら小言を言い続ける妻や、「お前が取ってこい」「お前が用意しないから」など妻に言う夫など、「今ここで聞きたくないなー」と思ってしまうようなことも聞こえてしまいます。
心から楽しんでる人っているのかな?
と疑問に思うくらいなんかちょっとギスギス感。
お料理に関しては今回は文句なし。
味もポーションも大満足でした。
ここでも英語でやり取りして注文したりすると「あの人は英語が出来るから・・・」とか「英語で何を頼んだのかしら」と言われたり。
こそこそしないで聞いてくれたらいいのになぁ。
全部聞こえてますよー!
リドに関してはメニュー数が少なすぎた。
そして内容も変わり映えがしなかったなぁ。
和食に関してはかなり頑張ってると思いました!
お刺身も試したのは全部美味しく頂きました。
次回はワサビの色とガリをアップデートしてほしいな。
ショーはもう少し頑張ってほしいかなぁ。
せっかく良い劇場があるのにもったいない。
せめて音程がちゃんととれる人をメインにしてほしいです。
クルーズディレクターもいる意味あるのかな?
劇場のこの挨拶でしか見かけませんでした。
GWの国内クルーズはあり?なし?
私の答えは
「QEだったらなし」
です。
C19プロトコルクルーズだったから仕方ないのかもしれないけど、マスクについてうるさく言う人がいたり、Cunardだから気負ってる人が多いのか衣装やらマナーについてやたらうるさく言う人がいたりと全然楽しめません。
Cunard乗るなら海外が良いかな。
日本だと「憧れの」とか「あのクイーンエリザベス」とか「ラグジュアリークラス」と煽りすぎてるせいか、自分が「あ、この人違ってる!」と感じると思わず注意してしまう悪い癖を出してしまう人が少なからずいるようです。
あークルーズしてるー!
久しぶりにただそれだけを楽しみたかった私には今回のクルーズはギャップが大きすぎて疲れただけでした。
良い処も沢山あったし、思いがけない再会もしたし楽しかったはずなのにそれがかすんでしまう程なのでネガティブな印象の方がインパクト大でした。
Cunardらしさを味わうなら海外で。
日本国内で気軽にクルーズを楽しむなら日本慣れしているプリンセスかカジュアルなMSCが私には向いてそうでした。
あぁ、でも雰囲気だけは最高だからまたお得な料金見つけたら予約しちゃうかも!?!?
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