カーニバル・コーポレーション、15隻の船舶で生ごみバイオ消化装置の環境適合性試験を実施
- カーニバル・コーポレーション、環境コンプライアンスと処理プロセスの改善を目的に、15隻の船舶で生ごみバイオダイジェスターを試験導入
- 生ゴミからプラスチックやその他のゴミを分離し、自動的かつ自然な処理で二酸化炭素排出量を削減するシステムです。
- この技術は、カーニバル社の7つのクルーズラインブランドで評価されており、全船隊に拡大する予定です。
世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、環境コンプライアンスの向上と船上での生ごみ処理プロセスの強化を目指し、15隻の船舶で生ごみバイオ消化器技術の試験運用を開始します。この技術は、プラスチックやその他のゴミを生ゴミから分離し、より効率的で集中的な現場での生ゴミ処理を可能にし、自動化された自然な処理によって船舶の二酸化炭素排出量を削減するものです。バイオダイジェスターは、好気性消化プロセスで食品粒子を分解し、環境に安全な液体を放出し、温室効果ガスの排出量を制限します。
この技術は、現在、同社の9つのクルーズラインブランドのうち7つの船舶で評価されており、今後数カ月でさらに12隻の船舶でテストが予定されています。カーニバル・コーポレーションが試験的に導入したバイオ消化器システムは、クルーズ船でテストされたこの種のものとしては初めてのものです。船の厨房などのエリアに戦略的に配置されたこの機械は、24時間稼働し、継続的な食品の "消化 "を可能にします。同社は3種類のバイオ消化器をテストしており、優れた環境への取り組みの一環として、これらのシステムの使用を船団全体に拡大する予定です。2017年、カーニバル・コーポレーションは25%の炭素削減目標を3年前倒しで達成し、その他9つの2020年サステナビリティ目標も順調に進んでいます。