カーニバル・コーポレーション、12億ドルの債務期限前償還と借り換えを発表
2023.07.31
- カーニバル・コーポレーションは、2027年に満期を迎える当初元本10億ドルの新たな有担保第1順位タームローンB枠を発表。
- 同社は、2025年に満期を迎える既存の第1優先上位有担保タームローン・ファシリティの借入の一部を返済する目的で、2029年に満期を迎えるその他の有担保債務5億ドルを調達する可能性がある。
- 同社はリファイナンス取引完了後、2026年満期の第2優先上位有担保社債をすべて償還し、年間1億2,000万ドル以上の支払利息を節約する予定。
- 12億ドルの償還はリファイナンス取引の完了を条件とし、償還資金は手元資金で賄う予定。
- デビッド・バーンスタイン最高財務責任者（CFO）は、事業とキャッシュフロー創出に自信があり、12億ドルの高コスト債務を償還する予定であると述べている。
- この債務返済により、年末の債務残高は320億ドル以下に減少し、以前の330億ドルから改善する。
カーニバル・コーポレーション＆plcは最近、2027年に満期を迎える元本10億ドルの新たな有担保第1lienタームローンBファシリティのマーケティングを開始する意向を明らかにしました。これと並行して、市場その他の条件次第では、2029年に満期を迎える5億ドルの他の有担保借入金も調達する可能性があります。これら一連の取引は「借り換え取引」と呼ばれ、これらの取引による調達資金は、2025年に満期を迎える同社の既存の第1優先上位有担保タームローン枠からの借入金の一部を返済することを目的としています。
リファイナンス取引完了後、カーニバルは2026年を期限とする10.500%および10.125%の第2優先上位有担保社債（以下「2026年債」）を全額償還する予定であり、これにより年間1億2,000万ドル以上の支払利息が削減されます。総額12億ドル相当のこれらの償還は、リファイナンス取引の完了を待たずに確定する予定です。カーニバルはこれらの償還資金を手元資金で賄う予定です。
同社の最高財務責任者（CFO）であるデイビッド・バーンスタイン氏は、同社のキャッシュフロー創出と将来性に自信を示しました。このアプローチは、今年すでに14億ドルの早期償還を実現した同社のレバレッジ削減の一環であり、こうした努力により、年末の負債残高は320億ドルを下回ると予想され、330億ドル以下という事前の予想から大幅に前進しました。
