カーニバル・コーポレーション、バルセロナ港に「グリーン」なLNG船向け第2ターミナル「ヘリックス・クルーズ・センター」を開設
- カーニバル・コーポレーション、バルセロナ港に2つ目のクルーズターミナル「ヘリックス・クルーズ・センター」を開設
- ヘリックス・ターミナルは、液化天然ガス(LNG)で運航する「グリーン」なクルーズ船に対応可能
- カーニバル・コーポレーションがヨーロッパで実施した複合ターミナル投資としては、4600万ユーロを超える最大規模
世界最大のレジャー旅行会社であるカーニバル・コーポレーションは、バルセロナ港に2つ目のクルーズターミナル「ヘリックス・クルーズ・センター」を正式にオープンしました。地元の建築事務所Batlle i Roig Arquitecturaが設計したこのターミナルは12,500平方メートルの広さがあり、4600万ユーロ以上の費用がかかり、カーニバル・コーポレーションによるヨーロッパでの複合ターミナル投資としては最大のものとなります。Helixターミナルは、同社の次世代クルーズ船「グリーン」の新クラスに対応し、世界で最も燃焼効率の良い化石燃料である液化天然ガス(LNG)で完全運用される予定です。
カーニバル・コーポレーション傘下の8ブランドが年間を通じてバルセロナを訪れ、2018年は6ブランドが同市で完全または部分的にホームポートとして運航しています。同社は今年、38種類の船舶による289回の寄港により、同港で100万人以上の旅客移動に対応することを見込んでいます。ヘリックス・クルーズセンターは、港湾活動に伴う排出物の削減を目的としたバルセロナ港の大気質改善計画に合致しています。カーニバル・コーポレーションは現在、9つのグローバル・クルーズ・ブランドのうち4つのブランドで、今後数年間に9隻の完全LNG搭載クルーズ船を建造する契約を結んでいます。
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