非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
操船にキャプテンの腕を感じたことはないのですが、荒天が予想される時のスケジュールの見直しにおいては、キャプテンの経験が出るのではないかと思います。
昨年末から今年の年初にアムステルダム年越しクルーズに行った際に、ドーバー海峡から北海がかなり荒れました。Queen Victoriaでしたが、船長はベルギーのZeebruggeを抜港しました。ブルージュに行ってビールを飲む楽しみが無くなってしまったのは残念だったのですが、船長は、「このクルーズの一番の楽しみは、年越しをアムステルダムの花火と共に万全の体調で臨むことですね。」と言って荒天の中、船速を落として航行しほぼ揺れること無くアムステルダムに到着。予定通り花火を楽しみました。同じ航路を取っていたP&Oはベルギーに入って停泊し、その分飛ばしたようですが、通常速度での帰り航路においてその揺れを体感し、行きの船長判断は間違いなかったと、感心したものです。
この辺りの判断の差が、船長の腕になるのだと思います。