東京国際クルーズターミナルが出来ることによって、どのような変化が起きると予想されますか？

現在の晴海客船ターミナルでも日本船の出入港はそう多くないので日本船の出入港が増えることは期待薄ですが、外国船の寄港は確実に増加し、大型クルーズ船の寄港ではベイブリッジの高さに問題のある横浜港との鍔迫り合いになると思います。 私の考えるメリット・デメリットは下記です。

＜メリット＞ １．何と言っても日本の首都TOKYOに直接入港ですから、海外での集客効果は抜群でしょう。 ２．２２万総トンまでの船なら着岸できるそうですから、寄港先に困る超大型クルーズ船でもOKです。 ３．都心の皇居や銀座、浅草までゆりかもめを使えば歩く時間や待ち時間を入れても１時間以内、自由時間を有効に使えます。 ４．横浜からだと都心を抜けるために行きにくかった千葉や茨城の観光地（例えば水郷や筑波山、水戸）に行きやすくなります。 ５．東京の高層ビル群や夜景が船上からも綺麗に見えるので下船しない乗客も 満足するでしょう。 ６．ターミナルの入口に東京湾岸警察署、その近くに東京海上保安部が有りますから治安は万全、周辺の散策も安心です。

＜デメリット＞ １．岸壁の長さが４３０ｍですから全長が３００ｍ近いかそれ以上の大型船は１隻しか停泊できません。飛鳥Ⅱクラスの中型船でも２隻がやっとです。 ２．東京湾は船舶が輻輳する地域の上、意外に浅い海のため横浜に入港するよりも確実に１時間の時間ロスが発生します。 ３．クルーズターミナルの前面海域は狭く、青海や大井のコンテナ埠頭の奥ですから操船余地があまり無く、船長さんには厳しい着岸となります。 ４．ゆりかもめの駅までは徒歩で１０分以内ですが、ゆりかもめ自体が大量輸送にむかない車両なので、一時に大勢の人が集まると大渋滞になります。 ５．外国人に人気の富士山や古都鎌倉に行く場合は横浜が絶対有利です。 ６．東京港でも晴海と違って台場は意外に高い波が立ち風が吹き抜けます。船自体には全く影響無いでしょうが、乗客の印象はどうでしょう。

以上ですが、横浜市が新港埠頭にも大型客船ターミナルを整備するようですし、評判の悪い大黒埠頭も改善するそうなので、オリンピック前後の一時期は盛り上がっても係船料等の対応を東京都が誤ると晴海の二の舞になり、現在と大して変わらない状況に陥る可能性も大だと思います。

４月にアザマラクエストに乗るためにこちらを使う予定ですが、sgムービングの契約をアザマラがしていないので荷物の移動に大変な苦労をしそうです。 新しく開いた国際クルーズターミナルなのに、宅配のカウンターはないし、確か、なくなった安倍首相が荷物が３０００個も置けるとかいってますがダイヤモンド・プリンセスクラスでも3000人以上の乗客、ロイヤルカリビアンにいたっては6000人ものるんですよ。１人２個の荷物持ったらどうするんですか？クルーズは荷物多いですよ。そして一番近い国際クルーズターミナル駅から歩いて８分とかって、外歩くんですよね。雨や風だと大変だし…道路も細ーいのでつながってるようで観光バスもタクシーも大変そう。 大さん橋は少し距離ありましたけど、それでも便利でした。 晴海が東京で便利だなんて思ってくるインバウンドの人驚くでしょうね。 クルーズいったことない人が作ったとしか思えない。観光スポットにすらなれない、税金の使い道としてもいまいち。 全く、使い勝手が悪そうです。 晴海のほうがまだバスもあったし、そばにヤマトの営業所もありましたのに。 クルーズファンが増える変化を呼ぶことはないと思います。