非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう
最近は、子供達が成長し巣立ったことから、夫婦二人で行くクルーズが増えましたが、以前は家族6人でした。その際部屋の予約パターンをいろいろ試しました。
1、海側バルコニーX1部屋、向かいの内側X2部屋。
2、海側窓部屋X2部屋コネクティング、向かいの内側X1部屋。
3、海側窓4人部屋X1部屋。向かいの内側X1部屋
4、海側窓3人部屋X2部屋コネクティング
で、必ず海側を1部屋入れていました。
内側と海側のいちばんの違いは、自然の太陽光が入り目覚めること。その意味では、海側が取れていれば窓のみのキャビンもバルコニーも同じです。しかし、内側は、自然光で目覚めることはありません。
この違いは大きく、どこか1部屋でも、海側を確保したい理由になっていました。(海側に滞在する人は自然に敏感な人であるべき。我が家は家内が常に海側にいて、日が出ると、内側の家族にモーニングコール!)
因みに、「海側が1部屋あれば、内側であっても部屋数が多いほうが良い。」が我家の結論です。
次の違いは、荒天の時。
晴天のクルーズでは、外にいる時間が長くなります。デッキに居たり、ビッフェに居たり、ジムも大体は外側に面しているので、ジムで景色を見ながら走ったりと晴天クルーズの時は、どうしても外に面した場所にいることが多い。そうすると、キャビンは本当に寝るか、着替えるか、シャワーを浴びるか、女性はお化粧をするか、部屋に帰るのはその時だけになりました。
しかし、荒天時はどれだけ荒れているか部屋にいて確認することが多くなります。前述のようにグループで1部屋でも海側を確保していると、グループメンバーはその部屋に集まります。
私の、個人的な趣味になりますが、荒天時を考えると、できるだけ低いフロアの海側でバルコニーのない部屋を選びたくなります。スカッツル(丸窓)の最下階は、荒天の度合いによっては、水族館状態になります。バルコニー付きでは味わえない船ならではの楽しみ。私は好きです。
1部屋しかない場合、自然光を取り入れる意味で、海側キャビンをお勧め。部屋数が複数なら、内側と外側混ぜるとコストパフォーマンス的に良い。航路によって、景色が良く部屋からの景色を重視するなら、バルコニー付きが重要ですが、バルコニー付きと海側窓のみの差は思ったほど無いのが感想です。しかし、海側と内側の差はかなり有ります。すこし長いクルーズの場合は内側1部屋は辛いかもしれません。
マニアックになりますが、個人的には荒天時に出来るだけ低層階のスターン(船尾)に近い海側の部屋で、窓枠に身体を張り付かせて、海面を眺めながら、波の上下動に合わせてスクリューが唸る音を聞くのが非日常的で好きです。海は荒れていても船は思ったほど揺れないのですが、船尾のスクリューは、海面下で波に合わせて深く潜ったり、浅くなったり、負荷も合わせて変わり、働いているのを感じます。
オタクすぎました!?
自分の周りで1組海側窓キャビンを選んだ方がいました。 私は海側バルコニーを勧めたのですが、その方にはやんちゃな男のお子さんがいるので、バルコニーだと何か目を離した隙に落ちるのではと心配だったようです。 自分はそのような事故のニュースを見たことがないのですがどうなんでしょうね。
普段はお値段重視で内側を選ぶことが多いですが、ここ数回は海側を選んでいます。
その理由はズバリ
内側とあまり変わらない金額で、部屋が明るく開放感が感じられるから
です。
クルーズ船のキャビンは天井がホテルに比べると低いので若干の圧迫感を感じます。
内側キャビンで「寝るだけ」と割り切ってしまうことも出来ますが、窓があって外の光が入るとそれだけで広く感じられます。
航行中は海しか見えない景色でも、港に近くなると間近で街が見えたりするので臨場感もあります。
内側と海側の差額が小さいのであればわずかな金額で同じ広さでも広く感じられる海側はお薦めです。