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クルーズマンズではじめよう
季節の移り変わりにともなってある地域からある地域へ船の配置転換が行なわれるクルーズがポジショニングクルーズ(日本語では配置転換クルーズ)と言われています。一般的に春・秋に行なわれる事が多く、割安価格でクルーズに行けます。 例えば大西洋横断クルーズでは毎年3月・4月にかけてはカリブ海域からヨーロッパ海域へ、9月・10月にかけてはヨーロッパ海域からカリブ海域へ船は配置転換されます。 太平洋横断クルーズでは3月・4月にかけてはオーストラリア・アジア海域からアラスカ海域へ、9月・10月にはアラスカ海域からアジア海域・オース トラリア海域へ船は配置転換されます。
船を配置転換するために移動させるだけでも多額のコストがかかります。 そこで船会社はそのコストを少しでも回収しようと、普通よりも安くキャビンを販売してでも乗客を集めようとします。 実際に私は大西洋横断クルーズと太平洋横断クルーズを体験しましたが、大西洋横断クルーズではアメリカとヨーロッパの二つの大陸へ一度に訪れる事ができてとても良かったです。一粒で二度おいしい感じ!しかもネームバリューがある名船と呼ばれるような船が運航されているのも魅力のひとつです。
デメリットとしては基本的に配置転換クルーズはエリア間の移動距離が長くて寄港地が少なく、終日航海日が多いのも特徴です。 「クルーズの楽しみは何と言っても寄港地観光」という方にはお薦めできません。 また出発港と帰着港が違う片道クルーズになるので、それぞれの航空運賃が片道運賃となり割高になることにも注意が必要です。
真にクルーズを愛する方には 全力お勧めします。 というのも、リポジショニングは 名の通り、移動が メインの目的。 なので寄港地が少なかったり、終日航海日が 多かったりすることが多いと思います。私は終日航海日が大好き。 船の中にいられれば幸せという人種なので 、催しに参加したり、おしゃべりしたりで 楽しく過ごします。 横浜からアラスカにいったリポジショニングの時は 日付変更線で 水曜日が第一と第二と2かいあって 面白い体験でした。 その時は ホーランドアメリカのヴォーレンダムでした。 ただポイントは 相性のあった船と 長い航海の食事が自分の好みに合うかは 抑えておく必要があるかもしれません。 カジュアルシップのお食事では 長い航海はわたしはちょっと遠慮したいところ。 なので日本エージェントのチャータークルーズもちょっとさけます。 おいおいにして 日本人がほとんどの船では 私の望むクルーズでは なくなってしまいますので。でも そのほうが落ち着く方には いいかもしれません。 船内のたのしみかたを 自分の希望に照らし合わせての乗船されることが 大事と思います。