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クルーズマンズではじめよう
アラスカクルーズではウィティア、スキャグウェイなどはオーロラ圏からは外れてしまいますので、船上からは殆ど見れるチャンスは少ないかと思います。 アンカレッジからアラスカ鉄道で3泊4日ほど内陸部をアンカレッジ、デナリ、マッキンリー国立公園などのロッジからですと見れますが、最も条件的に良いのはアンカレッジです。市内のプリンセスロッジからでも条件が良ければ見れますが、30分前後も走ればこじんまりとしたロッジがかなり環境の良い場所にあり、そこから暖を取りながらご覧頂くことは可能です。日照時間が整う8月下旬頃からは見れないという事はありません。どれくらいの期待値に応えることができるか否かです。雲や電磁派など自然環境次第なので100%という事にはいきません。ですから 私はいつも9月第1週~2週にかけて出かけています。理由は万一オーロラがあまり良い環境で見れずとも、マッキンリー山麓はツンドラなのでこの季節苔類がどこまでも続く大地を真っ赤にさせ、またアンカレッジあたりはポプラの黄葉がすばらしいです。またアラスカ鉄道からの車窓も赤や黄色の鮮やかな風景ががっかりさせる事はないからです。また3泊4日サーフェースを楽しんだ後でいよいよ、ウィッティアから乗船しカレッジ氷河、グレイシャーベイと少しづつ南下してスカグウェイ、ジュノー、ケチカンそしてヴァンクーバーとクルーズするにつれまだまだ夏の終わりの気配を感じて様々な楽しみ方がこの季節はできるからです。
確率はわかりませんが、私は、2015年8月の南行きのアラスカクルーズで、小規模ですが、オーロラを見ることができました(関連ブログも参照下さい)。
私も、アラスカクルーズ参加にあたっては、オーロラも見られたらいいなと思って、色々調べました。アラスカ鉄道にも乗車したいという希望があり、フェアバンクス、デナリ、マッキンリーと移動し、アラスカ鉄道でウィッティア港まで行く3泊4日のランドツアーを、クルーズ前に付けることにしました。そして、8月下旬以降は意外とオーロラ出現率が高く、9月半ばまではデナリの紅葉も楽しめることから、8月26日出発の行程を選びました。
しかし、オーロラベルトの真下にあり、最も出現確率の高いと言われるフェアバンクスでは雨。マッキンリーでは前夜出現したけれども私たちは空振りでした。そして、結果的には、ほとんど全く期待していなかった、ジュノー出港後の夜に、オーロラを見ることができました。
おそらく船会社でも、クルーズ中にオーロラが出現することを特に想定していないので、オーロラについてのアナウンスなどは一切なく、恐らく見られたのは一部の乗客だけだったのではないかと思います。
もちろん、出現確率など様々な情報を集めて検討し、場所や季節を吟味して決めることは、とても重要です。けれども、私たちは、添乗員さんのように何度もアラスカクルーズの機会があるわけではなく、一生に一度だったりするのですから、最終的に、オーロラについては「運を天に任せる」しかないのかな、と思います。